2日目

アブダビ~ラルナカ~ニコシア

11月13日


目がさめたのでマップで位置を確かめてみた。イスラマバード、 カンダハルの上空なんて何となく怖い気がした。
  
  

750分頃(現地時間では250分)二回目の食事。まずまずのお味。

  
  

925(現地時間425) アブダビ空港到着。予定より30分以上早い。
次の便のゲートに近い所に移動。
添乗員さんが荷物は見ていますから御自由に、ということで洗面所でコンタクトレンズをいれて、免税店などをのぞく。
時間があるので空港の外に出てみたい、と言う方もいらしたが
(私もそう)「夜中で何も見えないうえにこの周りは砂漠ですよ」ということで免税店をうろうろする以外することがない。買える時にと早速、とチョコレートなど大量に買いこまれた方もいらしたが、今から荷物が増えるのはいやなので私はみるだけ。少々退屈。

   
 管制塔?  
  
  
   
    空港免税店

ゲートが変わるかもしれないので早目に8時集合

  

 

ゲート変更はなさそう。

出発案内をみていたら、イスタンブールや バーレーンなどは納得だが、マンチェスターやダブリン行きまであるのに驚いた。


840分搭乗開始

タラップを上がるのは荷物があると面倒だが、小型機で低いから楽だった。

940 アブダビ発。

窓側なので地上を見ることが出来る。
整然とした人工の都市だ。

        
        
        
                        

1050分ごろ機内食

 

朝だからよせばいいのについ白ワインまで頼んでしまった。
気流の乱れでこぼれそうになった。
普通は少ししか飲まないのに慌てて全部飲んでしまった。

ラルナカ到着少し前、機内から島を見下ろす。

刈り入れが終わったあとかもしれないが不毛の地のように見える。

 
 キプロス島!!

1140分ごろラルナカ空港到着

ポーターがいないのでバスまで各自スーツケースを引いて行く。
スルーガイドはコーラさん(女性) ドライバーはゴルドンさん(なんとスコットランド人)
バスで行くと左側は白い原っぱ、塩湖だそうだ。 

 
 中央白く見えるのが 塩湖

昼食前に聖ラザロ教会へ行く。
聖ラザロとはイエスによって死から蘇った人物である。この人は生き返ってから、キプロスにやってきて布教し、この地で二度目の死を迎えた。
古い聖堂が建てられていた場所に、
9世紀、ビザンティン皇帝レオン6世が教会を建てた。現在の建物は17世紀に再建したもの。
 
 聖ラザロ教会
 
 17世紀の再建がうなづける彫刻だ  

アプシスの屋根がギリシャ風で、丸くて平たいのがかわいい。鐘塔、現地では気がつかなかったが、家で写真を見ると窓の上の彫刻が少し変わっている。調べてみると17世紀の再建の時に建てられたということだった。トルコ支配下では非常に稀な例とあった。 

中はカメラ禁止で気づかずにビデオを回していたら注意されてしまった(その貴重な映像)天井のアーチになっているところなどは9世紀当時だそうで、もともとはフレスコ画が描かれていたが剝がれて石がむき出しになっている。
イコノスタシスが立派。

聖人の姿だけでなく アダムとイヴの絵もあった。

 
 壮麗な イコノスタシス
 
 
 
 天井は 9世紀当時のまま

地下に聖ラザロのお墓がある。正面向かって右側に地下に降りる階段があるが、今日は入れないそうで上からのぞいただけ。四角い箱があった。何か行事があるのか、10分くらい見ただけでそそくさと出されてしまった。 まわりをひとまわりして写真を撮った。

 
 アーケードにお墓 (これは聖ラザロのではない。念にため)
 
アプシスに向かって左側側面

バスに乗って昼食レストランに向かう。 小雨がぱらついてきた。 

レストランは海沿いのリマソル城を過ぎたところにある。名前はミレツィス機内食も出たことだし、軽食ということだった。
サラダ、ペースト、肉とジャガイモの煮込み、メザというのだそうだが数人分ずつ出されたものを取り分ける。今回の旅はこのとりわけ方式が多かった。どれもおいしい。

   
   
   
   
   
   フルーツはどれも小ぶりだが自然な感じでよかった

ミネラルウオーターとワインはお店のサービス。軽食なのでデザート無しのはずだが、これまたお店のサービスでフルーツがでた。私は洋ナシをとった。固かったがサッパリしてお食後にはよかった。
 そのⅡへ