5日目

そのU

ロフォウ村
〜アフロディテ神殿〜 パフォス


1245 バス

14時前 ロフォウ村のレストラン

このレストランに行くにはバスを降りて56分坂道を下るのだが、両側の家々には全く人の気配がなかった。
今日は 雨傘を日傘代わりにさす人もいるほどの晴天。
   
 ロフォウ村へのバスから  辿ってみたい小道が 次々現れる
   
石造りの家々は 静まり返っていた  
 
  
   
 レストラン到着  レストラン内部
   
 サラダバー  デザート

サラダバーで各自サラダをとった後はまたメザ。次々と料理が運ばれてくる。
ワインとミネラルウオーターはサービス。キプロスでは殆んどワインはサービスだった。 
お料理は少しずつ違うが殆んど同じ。今日はナンに挟まったサンドイッチ風が新種。 
どれも美味しかった。名前はどれも分からない。変わり映えしないが、お料理も大きくした方が美味しそうに見えるので一応出たお皿は載せておく。

    
 私のとったサラダ
 手前の茄子、パプリカのマリネが大人気
  
    
    
    
    
   
   
   
   

サラダでは 茄子やパプリカのマリネーが特に人気だった。
作り方を知りたがる人が多くてお店の人が説明にきたが、取り立てて説明されるまでもなくオリーブオイルでさっと焼いてマリネしただけ。材料がいいのだろう。茄子に甘みがあった。

                    
 人気のないロフォウ村 左がレストラン  この猫 餌がほしかったのか、 
ずっとついてきた

1522 バス

海岸に向かって下って行く。

 
 途中の景色

明日の観光予定である、アフロディーテ神殿を今日のうちに見ておくことになった。 

16時25 ククリアのアフロディーテ神殿跡 

紀元前12世紀ごろのものだそうだ。

もう日が沈みかけている。神殿は殆んど残っていなくて荒れ地状態。うすら寒い夕方のせいか、怖いほどの光景で、何かぞわぞわしてくる感じだ。皆さん同じお気持ちらしくて一様に黙してこの景色に見入っていらした。

 
 海へと続く遺跡 何だか陸前高田を思い出してしまった
 
 
 
 少し床モザイクが のこっている
 
 
 
 柱がこの程度の残っているだけでは 神殿が想像できない

ちょっとした博物館がある。内部は撮影禁止

 
 博物館入り口
 
 入り口上部 意味不明の絵

これがアフロディーテ神殿の御神体、と言われてみると、なんと高さ1m位の角錐様の黒い石。そういえば、日本でも神社で御神体とされるものが実はただの石、と言う話はきいたことがあるような。

アフロディーテ、つまりヴィーナスだからミロのヴィーナスのようなものを想像していたのでビックリ。

アフロディーテはギリシャ神話ではもっとも美しい女神であるが、もともとは豊壌の女神、大地母神、また子宝らをさずかるようにとお願いに来た人も多かったそうな。

もうひとつ展示物で 目をひいたのが紀元前480年頃の石棺

長さ約2m、幅70pm弱の大きさ。側面に朝浮き彫りがほどこされ、彩色されている。
モチーフはホメロスのイリアド・オデッセイによるもの

ラッパを吹く騎士を先頭に二輪馬車に乗った兵士たちが トロイのお城からでてくる。 殺されたトラキア人を乗り越えて。

中央ユリセスは ひざをついた姿勢で さらにトラキア人をやりで 射ようとしている。 椰子のところには 協力者のディオメデスがトラキア王から 奪った名馬を守ってかくれている。

一つ目の怪物ポリフェムスの洞窟にたら得られたユリセス達一行は 羊のおなかに紐で自分たちをでしばって、洞窟を抜けだす場面。

負傷者を担ぐ兵士、 猪とライオン。

そのほか ローマングラスや モザイクなどもいくつかあった。

博物館を出るともう日が沈んでいる。曇っていて日没は見られなかった。

17時バス
17
25分 パフォスのホテル
  アルミラホテル

今回の旅行で一番高級。 広いホールでウエルカムフルーツとして くるみの蜂蜜漬けとミネラルウオーター。

   
 ホール  古代の舟?
 私の泊まったお部屋

お部屋も広くてキンングサイズベッドが一台。
とてもモダンなのだが、モダンすぎて洗面所が使いにくい。 

洗面ボールが高すぎるのだ。
カウンターが長いのはいい。 
アメニティのオリーブ石鹸やシャンプーも良かった。

早速バスタイム。

   
 このボールが使いにくかった  

1930分 ホテル内レストランで 夕食

チョイスメニュー

まず 一口オードブル

前菜 アボガドサラダ  もうひとつのチョイスの カモ肉の春巻き も美味しそうだった

フィッシュスープ ミネストローネに白身魚のさいの目切りが浮かんでいて お魚臭くなくて 美味しかった。 トマトの酸味だけでなく何かビネガーが はいっているようだった

ここまででもうおなかがいっぱい。 

メイン 白身魚のグリル
飾りのショウガ入りキャラメルが美味しい。添乗員さんが持参のお醤油とワサビを まわしてくださった。特にワサビをつけると 清涼感があって美味しかった。

デザート 私はアップルケーキ 

一番下にリンゴの甘煮、その上にパン粉を傷めて甘くあじつけしたものをかぶせ、 さらにアイスクリームをのせてある。ちょっとゲンナリ。

   
   アボガドサラダ
   
 魚のスープ  カモ肉の春巻き (お向かいの方のもの)
   
 白身魚のグリル  アップルケーキ

食後にトルココーヒーを頼んでみた。本当にドロドロ。 
ワインはサービスでソービニオン・ブランだったが、かなり辛口。

2130分ごろお食事を終えて部屋にもどり、22時ごろ寝た。

   
 お部屋から 左にライトアップされたパフォス城  ウエルカムフルーツ