教会内を少し
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酒祭壇のレターブル 1538年 ダミアン・フォルメント作 |
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奥左は ゲオルギウスの龍退治、隣は受胎告知 |
教会内の一部は博物館になっていた。
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13世紀の聖母子像 |
1300年頃 大天使ミカエル
なぜか建築士の道具を持っている |
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1490年に描かれた 三連が マギの礼拝 フレミッシュ派 |
外に出て 後陣を見る。ここにも少し ロマネスク彫刻が見られる。
昼食は大聖堂から5分くらい歩いたところにあるシトー派ゲストハウスのレストラン。
パラドールとはほど遠い建物でお食事も盛り付けなど凝っていないが美味しかった。ワイン付き
リオハ風ポテトの煮込み、ローストチキン、アイスクリーム 卵の黄身をたっぷりつかってあって美味。
14時50分バス
朝と同じ道を戻る。右手の岩山には穴居生活をした名残りの穴。隠修士が暮らしたか?
15時40分サン・ファン・デ・オルテガ修道院着 Monasterio de San Juan de Ortega
修復中で見られないかと思っていたが大丈夫だった。
この修道院の由来はファン・ベラスケス(1080〜1163)がエルサレム巡礼の折り船が難破して、無事帰れたら礼拝堂を建てます、と祈ったという。無事帰れたので、教会堂を建設し道路や橋をつくったそうだ1138年この地の重要性から教皇直轄地となり、1152年頃から増築改造された。
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左には 巡礼宿がある。大勢の巡礼者が 今日の行程を終えて休んでいた。 |
まず 教会を見る。12世紀後半のロマネスクで、15世紀に拡張されているので、ロマネスクの部分は少し。1464年に造られた天蓋、中にサンファンの横臥像があった。ロマネスク彫刻の柱頭。ご訪問、御生誕、騎士などどうやら下の二つの方が古くて価値があるらしい。
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お告げ、ご訪問、 ご生誕 |
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お告げとご訪問
天井のエルサレムを表す アーチの下に描かれている |
騎士と馬、見えないが馬に騎士が乗っていて、それがローランらしい |
それから別の建物にロマネスクの石棺を見に行く。この彫刻が有名。12世紀のもので、恐らくブルゴスのラス・ウエルガス修道院を作ったと同じ工人の作品。
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前面は 福音書記者のシンボルに囲まれた栄光のキリストとと使徒たち、右側は サン・マルタン |
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神の仔羊 |
石棺上部の飾りもステキ |
となりに巡礼宿(アルベルゴ)がある。少し絵葉書を売っているが、人がいない。探して少し奥に入ると 小さな回廊があり、泊まっている巡礼者たちがくつろいでいた。巡礼する人たちは大抵、午前中歩いて、昼食以降は宿で休んだり洗濯したりするようだ。日本人の若者がいた。サン・ジャン・ド・ポーから出発して今日で12日目だそうだ。
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アルベルゴの回廊 15〜16世紀のもの |
前に挙げた柱頭の方向を少し変えて撮ったもの(スペースの関係でここに) |
16時10分出発、16時50分ホテル到着
そのVに続く
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