ブルゴスでは前回行かなかった博物館に是非行きたいと考えていた。添乗員さんが大聖堂に行きたい人、博物館に行きたい人を案内するという
17時10分集合、寒くなってきたのでウルトラライトダウンを着た。
大聖堂の横を通り、サンタ・アマリア門を抜ける。前の道路に出たところで、前回来た時にはこの通りにバスを止めて門をくぐり大聖堂を見に行ったことを思い出した。
 |
サンタ・マリア門 14世紀の門に16世紀の彫刻
中央カルロス5世を挟んで向かって左に フェルナン・ゴンザレス、右にエル・シッド |
17時25分頃 博物館
西ゴート、モサラベ、ロマネスクの彫刻があって嬉しかった。
もっとも貴重とされているのは、 サント・ドミンゴ・デ・シロス由来の二つの作品
アラブ由来の聖遺物箱 11世紀にクエンカで 象牙に彫刻され、 七宝の象嵌が施されている。
もう一つは 12世紀の七宝細工 の祭壇前飾り
 |
12世紀の祭壇前飾り(一部) |
 |
ロマネスクの柱頭彫刻の奥に 祭壇前飾りが見える |
時代順に載せたいが、スペースの関係で必ずしもそうなっていない。
 |
 |
 |
聖母子像 1225〜1235 リモージュ |
12世紀の聖母子像 |
 |
 |
13世紀末から4世紀の 横臥像(お墓の上の) |
 |
聖母子 14世紀
手が取れているのが残念 なんと美しい |
8〜9世紀 モサラベ様式の石棺上部 |
二階、三階と上がるにしたがって時代がくだる。コインもあった。15,6世紀の絵、メムリンクまがいのもあった。
 |
14世紀 祭壇前飾り 上段 マギの礼拝、 神殿奉献 三つめ?
下段 十字架の道行(?鞭打ち?)、磔刑、十字架降下と埋葬 |
しかし何といっても関心があるのは ロマネスク期とそれ以前のもの。
 |
 |
 |
14世紀のキリスト頭部
明かりがうつってしまったが、いい顔である |
12世紀の 軒下持ち送り
右のは横からも撮った。 ビックリだが映倫カット。 |
 |
 |
聖餐台 8〜10世紀モサラベ様式 |
8〜10世紀のモサラベ様式柱頭 |
地図で調べたときに郵便局が博物館のそばにあると知って、帰りに郵便局へ寄ることにした。
 |
エル・シッド像 |
ところが探せど探せど見つからない。逆の方向を歩いていたのだ。
何人にも聞いてやっとみつかったが、そこでは切手販売はやっていなくて、書いた葉書をもっていけばスタンプを押して出してくれる、というシステムだった。
そこは川沿いで橋の向こうにエル・シッド像があった。
博物館に戻りほかの人と合流して、帰りに今度はスーパーーに寄った。
今日は夕食がついていない。ジュース、ビール、オレンジなどを買った。
途中の広場にチューロス屋がでていた。(チューロスというのは長さ12,3センチ、直径2センチくらいの揚げ菓子)6本で1・5ユーロ。
多すぎとは思ったが一本売りはしないというので6本買った。
19時40分頃お部屋にもどった。
ビールとチューロスで夕食とする。多いと思ったが、たちまち4本のチューロスを食べてしまった。
しかし5本目でもうおなかが一杯。6本目は食べられなかった。
8時45分、入浴出てオレンジを食べて、
21時30分頃就寝。
|