8日目

10月14日

セルベラ〜サン・サルバドール・デ・カンムーダ〜リエバナ〜ポテス〜レオン



4時過ぎ目が覚めたので、昨日買ったパレンシア・ロマネスクの写真集を眺める(スペイン語なので読めない)5時半過ぎに起きだして 
730分、スーツケース整理

8時 朝食 兎も角
パラドールの朝食ははとても豪華、胃の大きい人がうらやましい。

 
 牛乳瓶がいい、ふつうのミルクとスキムミルクとがあった
 
 
 
 
 
 お皿にとったのはこれだけ

830分  お部屋に戻る。ここは鍵がむずかしくて(重いのです)Hさんに助けていただいてやっと入れた(昨日も助けていただいた)
9時出発  朝もやの中を走った。

 
   

ピスエルガ川が広げられてレケハダ貯水池になったところの横を走ったが、干上がっていた(グーグルマップの写真では満々と水を湛えている)。

 
 レケハダ貯水池(水がない)

930分〜10時 サン・サルバドールデ・カンムーダ参事会教会

Collegiata de San Salbador de Cantamuda

村はずれ(村といってもたいしたことはない)にポツンと建っている。レオン王フェルナンド一世の姪マリア・ドニャ・エルビラによる11世紀創建の教会だが、現在の建物は1185年に建てられたものである。(買ってきた本によると1123年から建て始めたようだ)

   
サン・サルバドール・デ・カンムーダ教会  

南面のポーチが印象的だが、案内の平面図(上左写真)からすると、ポーチと左の円塔は後代につけたされたものだろうか。壁のような鐘楼が西正面に堂々とそびえたち美しい。昨日も思ったがこんな辺鄙なところによくぞ、と思うような素晴らしい教会だ。12世紀末に建てられたためか少しアーチが尖っているものもある。

中に入る。アーチも少し尖っていて太いリブはついている。

   
東側   西側
  
 武骨な太いリヴ  右が 内陣、左は 北袖廊

一番目を引いたのは聖餐台の脚。装飾のある柱。もともとではなくどこかの柱の再利用のような気がするのだが、上の平面図が 描かれている看板にもかってきた本にも由来は述べられていない。(脚のためだけなら、これほど多くは必要ないと思うので、あるものを全部使ったように見える、しかし飾りのため脚を多くしたのかもしれない)

 
 聖餐台
 
   
   

柱頭彫刻もいろいろあって楽しめた。

     
     
     
     

うしろ(西側に階上バルコニーがあるのであがってみた)

   
   

出て外回りを観る 

 
 南側 これまでに見た ポーチギャラリーとは違って床面は地面と同じで、太い柱が印象的。柱頭はない。
アーチも大きく まるで凱旋門アーチのように三つ並んでいる。
     
 ポーチの角には 日時計 軒下の持ち送り(聖餐台の脚の柱頭とは明らかに手が違う)

 
 南袖廊の窓 窓はほかにもあるが装飾されているのはここだけ
 
 後陣の姿も美しい

隣には墓地があった。

 
 来たおよび西側 (北袖老の壁が長方形に城っぽく浮き出たように見えるがその上の写真のように、平です。 人物を隠すために上の壁をコピーして 貼り付けたので おかしくなっている) 向こうに墓地が見える。 村はずれ、という位置からして 墓地教会でもあるのだろう。

ここを出て12分走るとピスエルガ川、川を渡ったところにある村のバルでトイレストップ。

1010分出発 景勝ルートを行く(C627)

 
   

1030分 ピドラスルエンガス峠 puerta de piedrasluengasu (1355メートル)で写真ストップ(10分間)

 
   案内板
 
 左半分を拡大、中央少し右のポテスPOTESに向かって降りていく
 
 展望台から

ここは カスティ―リャ・イ・レオン州とカンタブリア州の州境。今日は一日 絶景続き

再びバスに乗りポテスに向かう

 
 

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