7日目  そのV

マンフレドニア(聖マリア・ディ・シポント教会)〜モンテ・サンタンジェロ



1700

聖マリア・ディ・シポント教会 Basilica di S.Maria di Siponto

http://viaggiareinpuglia.it/at/9/luogosacro/3612/it/Santa-Maria-Maggiore-di-Siponto

11世紀に建てられた教会を見る予定だった。 ところが、、、その横に 金網で造られた教会が建っていた。

 
 右に少し見えているのが目的のロマネスク教会

11世紀の教会の横には、初期キリスト教時代のバシリカがあったがそこはもう全くの廃墟で台石や床モザイクが わずかに残っているだけ、ということは予備知識としてもっていて(ロマネスク教会探訪の先達が2005年にいらしたときの写真)ついでにそれも見たいと思っていたのだが、そこに金網で教会が復元されていたのだ。

聖マリア教会へはそこの案内所を通っていくようになっている。 先にこの初期教会の方を見た。墓地として使われた時期もあったという。

2016年(できたばかり!)エドワルト・トレソルディという25歳の建築家(1987年生まれ)が造った実物大三次元復元模型だ。

 
 
 
 

向こうの黄色い建物は入り口オフィス 金網で修道士まで作っている。

時代の異なる 床モザイク

   
   

実に美しい、そうして驚きだった、事前に下調べをするのが通例だが、ここは 調べていなかった、それだけに大きなサプライズ。
(ネットで検索すると、YouTubeでトレソルディ
Edoardo Tresoldi氏のインタビューなども出てきます。夜景が特に美しい)

そうして ロマネスク教会へ、

こちらは横の初期教会の洗礼堂(6世紀)だったところをクリプタとして1117年完成 

平面図がないので グーグルマップより 東と南 二つアプシスがある。 

   
   

四角い形の教会 右の三次元復元はまだできていない時期。

扉口は 13世紀

 
 
   
   
教会の昔の絵(年代不明)南の祭壇に向かってお祈りしている。(東と南にアプシスがある)

 
 
壁には モザイクが展示されている。 5世紀


 
  4世紀末〜5世紀のモザイク

祭壇に使われているのは7世紀の石棺  クロスが邪魔!

 
 

12世紀のイコン(本物は マンフレドニアの大聖堂にある)

 
 

クリプタも見たかったが修復中とかなんとかで見ることはできなかった。

外側。イスラム風装飾が施されている。

 南側

 
 
 
 窓のところを拡大

壁のひし形装飾が特徴的

   
   

東側

 
 

素敵な形とは言い難いが 夕日を浴びて静かにたたずむ姿はいいものだ。

 

振り返るとシルエットが 美しくてしばし見入ってしまった。

 
 

17451820 バス移動

モンテ・サンタンジェロのホテルに向かう、ものすごいうねうね坂をのぼるのだが、よく見ると石灰質の崖に穴がいくつもあいているので崩落しないか心配!

1820ホテル・サンタンジェロ到着 もう日はとっぷり暮れている。

寒いので先にシャワーを浴びた。 お湯は熱いのが出た。

1945 〜 夕食、 別棟? で テラスに出るので寒いからコート着用のおふれ、(レストラン内は暖かい)

ラビオリ、 仔牛のエスカロップなど ワインは includeだった。

   
   
   
   
   
   

 お部屋はここも寒かった。