ミュージアムへ
今度はエレベーターで直接下に降りた。エレベーターは聖所の門を入らず、門左手奥に進むと小広場。ちょっとしたレストラン風のところあり、そこが入口。道を隔てたお向かいにお手洗いがある。一応行っておこうとしたら、レストラン前にたむろしていた数人が、我勝ちにと連れていこうとした。チップねらいのようだった。エレベーターも一人では少し怖い感じだった。
おりて聖域と同じフロアで廊下の反対側が切符売り場。入場者はわたしたちだけ。かかりの人が鍵を開けていれてくれて終わったらしらせるようにと言って出ていった。
サン・ミケーレ・アルカンジェロ・ミュージアム (午後の開館時間 15:00〜16:30)
://www.santuariosanmichele.it/index.php?option=com_content&view=article&id=200:il-museo-devozionale&catid=14&Itemid=105&lang=en
宝物庫
キリスト教関係と限らず、紀元前5〜3世紀の陶器(といってよいのか?) などもあった。 一番興味を引いたのはミカエル像 11世紀前半に造られた銅製。
大体みおわったところで、ここを出ると係の女性が鍵をかけ、階段をおりてクリプトへ案内してくれた。
http://www.santuariosanmichele.it/index.php?option=com_content&view=article&id=199:cripte-museo-lapideo&catid=14&Itemid=105&lang=en
ここは ランゴバルト時代のもので、7世紀末から8世紀初めにかけて造られたところ。
壁の落書きから、ロンゴバルド人のみならず、ゴート人、ドイツ人、アルメニア人など様々な国から巡礼にやって来ていたことがわかる。
ルーン文字まであるそうだ。いくつか 載せておく。
展示品はここの聖所のものだけでなく、近くの教会からのものもある。
右上 、女性のように見えるが、祈るキリスト祈るキリスト という説明があった。 (11〜12世紀)
12世紀の 復活祭用ろうそくたて、または 聖水盤
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墓に詣でた女性への天使によるキリスト復活のおつげ
ザッカリアへのヨハネのみごもりのおつげ
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磔刑 マギへのお告げ |
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もう一つ、おなじようなものがあったが 用途など不明 彫刻が面白い。
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14世紀、聖ミカエル |
10〜11世紀の障壁 なんだかイスラム的
奥には上へ行く階段が左右にあったが 通行止めになっていた。
13:50頃ここを出て、お城へ
バスの時間があるので、かなり 駆け足気味に城の内部をみた。 煌びやかさなど全くない。
他に人はいない。ここは山口さんも含めて6人で行ったが、中のエレベーターは気持ちがわるいので乗らなかった(閉じ込めが怖い)
矢張り気にかかるのは、マンフレーディの子供たちが幽閉されたという牢
見終わってホテルに戻る途中小さなお店で山口さんがお買いになっていた ホスティアを私も買った。ホスティアというのは 聖体のパン、 薄いおせんべいで間に飴がけしたアーモンドがはさんであった。
17:00 バスの駐車場に戻って ホテルに
きょうも夕食がついていないの。 私は リヤーラントゥメネでお食事をしたかったのだが、女性組は皆さんお部屋食。
男性三人はそこへいってみるとおっしゃっていたが、そこにおじゃまするのもどうかと思ってあきらめた。
翌日うかがうと、とてもおいしかったそうで、店主に、日本人の友人が開いている、という駒込のお店の名前をきいてきてくださった。
日本に帰って早速行ってみたが、おいしくて大満足だった。(ちょっとリベンジ気分)
夕食なしなのでせめて紅茶だけでもと朝お願いしたら、お部屋ではだめで(オフシーズンのせいか人手が足りないようだった)時間を決めてバーでなら出す、というので19時と約束。 希望者でバーに行きコーヒーや紅茶をいただいた。
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