10日目 そのⅣ

ナポリ



1550~ 1700バス ナポリへ戻る途中 ヴェスビオス火山が見えた。

 
 

ナポリ大聖堂へ行くのだが 近くにバスがとめられないので、バスをおりて15分くらい歩いた。

南イタリアは危険だとよくいわれるが、これまでは危険、と感じたことはなかった。しかしここはナポリ。 要注意の町なので、一行から離れないよう、途中で写真も撮らずひたすらくっついて歩いた。

ナポリ大聖堂  17:30~ 18:10
13世紀末から14世紀にかけて造られたゴシックの教会である。

 
 
 平面図ウイキペディアから借りた。1から入る。11がサンタ・レスティトゥータ聖堂  左上横の丸いところが 洗礼槽

大聖堂に入る。

 
 

広い堂内の途中左に入ると切符売り場、 
洗礼堂は、大聖堂につながっている4世紀からの初期キリスト教会サンタ・レスティトゥータ聖堂
Santa Restituitaにある。 

このゴージャスなところを観にきたのではない。サンタ・レスティトゥータ聖堂右側廊をまっすぐ進むと洗礼室。

   
 サンタ・レスティトゥータ聖堂  この奥が洗礼堂

サン・ジョバンニ洗礼堂  Battisutero di san Giovannni in Fonte

入口手前にはローマ時代のものと思われる石棺。
洗礼堂は4世紀から6世紀に造られたもので天井のモザイクも同時代。(金沢さんのとんぼの本では 5世紀初め、となっている)

   
   

ドーム天井のモザイクは金、青、赤 色彩鮮やか。

中央に星空、ラベンナを思い出す。ガッラ・プラキディアとほぼ同時代の作。

 
 

洗礼堂なので聖書の中から水にまつわる話をとりあげているそうだ。

                           
   
 
 
 
 
 
 サマリアの女とカナの婚礼
 
 球の上のイエスがペテロに巻物を渡している。「 私の建てる教会の石になれ」  右 嵐を鎮めるイエス
 
 壁にあった 床モザイクの断片

18:10 大聖堂を出てバスのとまっているところまで歩いて、バスに乗り 18:50ホテル帰着
非常に充実した一日であったが、疲れた。
今日は 夕食がついていない。 このホテルはナポリ駅前でお店はあるが暗くなって歩くのは危ない。
男性三人組は外に出かけられたようだが、女性陣はお部屋食。 
私は未だお菓子の残りならあるが、このホテルにはレストランがあるので、そこに行った。
一人だと手持無沙汰なので、本を持っていったが暗いのでカメラの中の写真を見たりして待った。一人で来ている人も結構いた。
パスタ、 デザート、ワイン、エスプレッソ 20+2€

   
   

明日は帰国、パッキングしなければならないのだが、疲れて早々と寝てしまい、翌朝大忙しだった。