2:300、 4:30 と眼がさめたが、 よく眠れたと思う。
5:00 起きだす。
7:00 朝食
7:55~8:35 散歩 海のほうに行き お花が美しいという通りをあるいてみるつもりだ。
昨日歩いた 海辺の公園に向かったが、びっくり、 バックパッカーたちが野宿していた。ちょっと気持ちが悪かったが海沿いの道は 散歩やジョギングする人たちが何人かいたので安心して歩いた。
昨日少し見かけた Fiskargrand[ (Fisheremann’s alley)を歩いた。
もう絵葉書のような光景。ヴィスビーは薔薇と廃墟の町と言われるが 薔薇の咲く季節にこられて本当に良かったと思った。
ホテル方向に細い道を歩く。まだ観光客はいなくてたまにジョッギングする人が通るだけ。写真を何枚も撮った。全部載せたくなるような美しい小路。
幸せな気分でホテルに戻る。三連泊で荷物出しがないので 朝、気分的にゆったり。
9:00 バスで出発(今日はに南下する)
9:40 ヴァーニャ教会(Vânge Kyrka)ヴァーニャというのは 羊毛という意味
現在は新しくされているが、最初に建てられたのは1150~60年頃。外壁の彫刻は当時のものを同じ場所に貼ってある。
塔がもっとも古くロマネスク、 身廊は13世紀後半のゴシック 古いところは12世紀、このレリーフは北イタリア(ラベンナ、ヴェローナ)の影響が見られる。(北イタリアと交流があった)マイスター・ビザンティオス(Byzantios)の作(1100年頃)
内部 信者席がこのようにベンチの横に扉がついているところが、これから行く他の教会にも多くあった。(冬の寒さ対策と以前ラトヴィアで聞いた)
スウェーデンは現在、宗教的には新教でルター派である。16世紀、カソリック新教にかわったが、その折Catholicてきなものは払拭されたが、田舎には王の支配が及ばず、壁だけ白く塗った。 そのためカソリック的なところが残っている。右奥の小さな家型のニッチは 聖具置き場
磔刑のキリスト 1100年代のもの壁にうっすら壁画(1200年代のものを1700年代に どうにかして、また1947~50年にどうにかしたらしいが、スウェーデン語なので分からない。壁にぬりこめられたのを剥がした、ということだと思う)
見るべきは 洗礼盤 Hegwald作(1090 ~1130)ルーン文字でヘグヴァルドの名が刻まれているものは11あるが、エスレムにあるものは注文主がヘグワルドになっている。
洗礼盤の外側の周り、底、足と三段に彫刻が施されている。この地域の洗礼盤に特徴的と言えるのが この豪華三段重ね彫刻。
台にのっていても高さはせいぜい人の胸、首あたり。上の段は見るのに、苦労はないがカーブした中段を見るのがそして写真を撮るのが大変。腰をかがめ膝をついて、のぞきこむようにする、、、。 そういうわけで動きもままならず、人数がたった7人とはいえ、一回り見るのに時間がかかった。
周りは 栄光のキリスト以外は アダムとイヴに関するもの。 アダムの誕生には神だけでなく女性の介助者がいる!
↓イヴの誕生 手が大きいのがヘグワルドの特徴。
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底は 新約の場面で ↑ は 聖母の死? |
この教会にはトイレあり、(このあと、小教会でもどこもお手洗いはあった。つまり教会は現役で信者たちがよく集う、ということだ)また パンフレットはおいてあってもスエーデン語のみのところが殆ど(教会は観光客のためでなく所属している信者のため、ということ)
ドライバーさんが用事で出かけて帰ってくるまで しばらく教会前の空き地で待つ。 長閑~
バス移動
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