3日目―3

スタンガ教会〜オジャ教会〜ハブリンボ教会



14251450 スタンガ教会Stanga)内陣と後陣は 12世紀。
   
   

南扉口には エジプティックス(Egypticus)工房作の彫刻 完全にゴシック。エジプティックスは1300年頃、このあたりの教会の改築を担った。

   
 南扉口

中に入って  十字架 円盤がついている。 126070年頃のもので19世紀になって彩色された。
ここでは足が重ねられて釘が打たれている(3釘タイプ)(ゴシック時代になると、3釘タイプになってくる。)

洗礼盤 ヘグワルト(Hegvard)(11251165) やはり三段重ね彫刻 説話だそうだがよくわけのわからない彫刻。足の怪獣がグロテスク。

   
 円盤付き十字架(13世紀)  左が三王礼拝とするとこれは 聖母子、イエスが大人!

 
 人物を消したので 左側がおかしくなっているが、このように身廊の中央に柱が2本建っていて(平面図にように) 2廊式風になっていた。
   
   
   
 マリアへのお告げ  三王礼拝?
   
   
   
   墓地というより気持ちの良いお庭

バス移動
1530 〜1600 オジャ教会(Oja) 13世紀初めの建造。 塔は14世紀で高さ60m
   
   

今回初めて白く塗られていない教会に出会った。
北扉口の彫刻(ゴシック)が面白い。

   
   エリギウス

向かって左、 マリアとキリストヨハネと 福音書記者 右(鍛冶屋の守護聖人エリギウス

入口下の石は 昔は海底だったとのこで、海の動物とか入っている。 
 
 
   
   豪華な 円盤十字架
   
   

十字架は1270年 左右にマリアとヨハネ、円盤十字架。 
去年 ドイツのゾーストで初めて円盤十字架なるものを見たが、その時スウェーデンに多い、と聞いたのでみられるのを楽しみにしていたものだ。 
横のマリア像と洗礼盤の本物はヴィスビー博物館に展示されていた。
手織り風カーペットが敷かれている教会が多かった。暖かみがあってなかなかいい。 この教会のもすてきだ。

 壁画

 
 

バス移動して
 
16
25〜 

ハブリンボ教会(Hblingbo)   木がしげっていて全容が撮れなかったのでネットから拝借
ki ga
 
 
   

12世紀中ごろ建てられた教会だが 14世紀に改築されている。

12世紀の北扉口 マジェスタティス (Majestatis) とよばれる12世紀半ばに活動した石工による。(ロマネスク時代の教会から移されたらしい)

   
 中央にキリスト 向かって右、麦を差し出すカイン 左は羊を差し出すアベル。 その横にアベルを殺すカイン   

軒下に彫刻断片、ロンバルディアの影響が見られる。

   
   

主扉口の彫刻は エジプティクス 14世紀               中は2廊式のように中央に柱がたっていて、天井も美しい↓

   
   

ピクチャーストーン(11世紀)が二基あった。

   
   

どうやら明日は バザーらしくて 手芸品が 展示されている。ほしいな、と思った、ただしいいお値段! 

   
   
 
 1800kroneということは 25000円くらい。(どれのお値段かわからないが)

1700過ぎまで 見学して ヴィスビーに戻った(1805)

少しホテルで休憩して 今日の夕食は外のレストラン 1850出発 
19
002110
 夕食  サンタ・カタリナ教会廃墟の横のレストラン Rosengarden奥まった廃墟のところで食事 
屋外なのでかなり寒く 用意されていた毛布を膝にかけての食事。

パン、 バジルペースト?をつけて。

     
       この真下のテーブル    

帆立のフライと卵の黄味が入ったガーリックスープ(後からスープを注ぎに来た) 子羊のグリル、グレービーとガーリック・クリームチーズとポテト、  ↑ココナッツのパンナコッタ コーヒー紅茶付き

   
   
グラスワインは 昼、90スウェーデンクローネ(SKとこれから記す) 夜 120SK日本円だと1800円、、 ずいぶん高い。ともかく物価は高い。

帰りにスーパーによってお水を買って
2135 ホテル帰着