14:10 シェールンゲ教会(K ållunge) http://www.guteinfo.com/?id=205
まず形が面白い、南側全体の写真がとれていなかったので、買ってきた小冊子の表紙、それに平面図も借用。
12世紀に塔と身廊、13世紀に大きな祭室部分が建てられた。(説明がネットで探したのと現地できいたものとくいちがっているところがある。 現地では14世紀にペストがはやってスペースがたりなくなったが、1361年にデンマーク王がきて大きな教会をたてることができた、と説明された)
小さいほうの扉口の彫刻が素晴らしい。14世紀半ばらしいが、ロマネスク風で愛らしい。(現地では12世紀半ばの作と言っていた) http://www.guteinfo.com/?id=1757
中に入ると取り出した石が置かれている。
ロシア・ビザンティン風壁画 薄くなってはっきりしないが (ガルデ教会と同じ)1200年代のもの
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14世紀の絵 |
祭壇横に船の旗。教会の尖塔に付けていたが、それをはずしたもの。青銅製(ヴィスビーミュージアムに展示してある) 洗礼盤は壊されているが12世紀ビザンティオス工房のもの。
祭壇は ヴィスビーの聖マリア教会にあったものを買い取った。
どこの教会も 現役で綺麗に維持されているので、現地ガイドさんに、スウェーデンでも十分の一税があるのか聞いてみた。六十数パーセントの人が払っているそうだ。
15:05 ダールヘム教会(Dalhem)
島内最大級の大きさを持つ教会。最初は木造、ついで石造ロマネスク教会が建てられた後現在の建物が13、14世紀に建てられた。
ここも西側に鐘塔を持つ。塔の下の建物に二連窓が三つ。このようにギャラリーで飾るのはラインロマネスクの影響。塔そのものも西構えの伝統を踏まえていると思われる。
南側扉口脇にの柱頭には ゴシック彫刻。高さ15~20cmくらいだった。
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中央ケンタウロスとすれば羽があるし、グリフォンとすれば人面、それに女性だし???、 |
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内部は3廊式になっている。勿論現役で立派な教会。こういう言い方はいけないと思うが 島によくぞ、という感じがしてしまった。
12世紀の洗礼盤
壁画は 14世紀のものが 18世紀町から19世紀にかけて修復されている。
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魂の計量
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ステンドグラスが見事
イコンも飾られていた。
現地ガイドさんのコーラス仲間がいらしていて歌を聞かせてくださった。聞いたことのある讃美歌ではなかったが、とれもきれいだった。
ミュージアムにCDがある、とのことだったが、後でいってみてもそれはなかった。残念。
外を一回り、北扉口脇、12世紀の彫刻が少し見えていた。(買ってきた本にあった、墓石を埋め込んだものがある、というのがこれかもしれない)
16:29 ヴィスビ―ホテル帰着。
夕食は フリー、よければ添乗員さんとレストランへ、ということで私も加わらせていただくことにしたが、私は海辺にもいきたいので現地で、ということにしてお別れ。
まず、ホテルのお向かいにある工芸品center的なところへ。 http://www.kvinnfolki.se/
スウェーデンではお店は閉まるのが早いがここは 18:00まで開いている。
どうしても あのクリンクリンの毛のクッションが欲しい。 しかし、中綿入りしかないので、丸座布団を2枚買った。
それから museumへ 一昨日は時間がなくて買えなかった、教会案内や ピクチャーストーンの本など 三冊を買う。
教会案内 DIE KIRCHEN GOTLANDS ドイツ語だが島の教会が網羅されていて、多くはガイカンスケッチ、平面図ものせてある。この平面図をお借りしてこれを作成した)
それをホテルに置いて (ホテルが町中で助かった) フロントで タクシーを呼んでもらう。
すこし先の海辺にいってみようと考えている。サーレマ-島の葦の岸辺がすてきだったので、グーグルストリートビューで同じような場所をさがしてそこへ。
タクシーだと 15分もしないところ。 (もっと先まで行きたかったが時間がないので)
10分だけ待ってて、と車をおりて写真をとって少しぼんやり。海の青さが素晴らしい。本当はもっと一面の葦野原をみたかったのだが、 この静けさに満足。こういう時間ほど貴重なものはない。三月にはイオニア海、アドリア海をみて、夏にバルト海がみられて、、、こんな幸せ、罰が当たりそう。季節はこちらが夏なのに、海はちっともギラギラしていない。
しばらくたたずんで タクシーで そのまま夕食レストランへ。
19:00 バックフィッカン Backfickan 魚料理で有名なお店らしい。http://bakfickanvisby.se/?page_id=34
行列必須らしい。 添乗員の大上さんと他二人のツアー名とが すでにいらして並んでいてくださったおかげで、 ちょうど順番がきて 中に入れるというときに 私は到着。 まえもって 断ってあったとはいえ、 すこし申し訳なかった。
ここはフィッシュスープが有名なので 私はフィッシュスープとビール、もうこれでおなかがいっぱいになりそうなのでだし、 これは シェアというわけにはいかない。 ほかの方は ニシンとマッシュポテトを重ねた様なものになさった方もいらした。
日記に気記載はないが美味しかったと思う。
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