7日目 7月26日(水)

クリスチャンスタッド〜スコーネ地方の教会〜イースタ〜ボーンホルム島
 



朝食  6:40  

   
   

830出発   スコーネ地方の地図 

 
 

クリスチャンスタッドから広野を南下していく。農業地帯でところどころ森があるが、これは植林によるものだそうだ。

940頃 イースタ(Ystad) 到着、   港町、奥に船が見えている。日本とおなじような標識
イースタという町は北欧ミステリ―ファンならヴァランダー刑事でおなじみ、事件とは無関係なすてきな小都市にみえた。 

 
 

ここで現地ガイドさんと待ち合わせて、 955そのままバスで教会に向かう。 

イースタの町は 11世紀ごろから人が住み始め、最初は漁村だったが、次第に交易も盛んになり、14世紀にはハンザ同盟にも加わったとする記述もある。
このあたりは 西からスラブ系の人たちもやってきて荒らされたのでそれに対抗するためもあり、多くの城(その数250)や教会(500)が造られた。

ヴァーレベルガ教会(Valleberga)  10:15〜11:20 (写真と平面図は 東西が逆)  

   
   

1160年に ボーンホルム島でも活躍した、Carl Stenmester,(石工のカール親方)によって建てられた円形教会。1343年にはこれを中心として長方形の建物が付け加えられた。
土地の関係から北側に塔が建てられている。入口のタンパン彫刻は 1700年頃のもの。

教会には行ったら、まず内部全体写真を撮らねばはとおもっているが、すぐお目当てにとびついてしまって、ここも身廊などの写真無し。
観るべきものは やはり 洗礼盤。 1160年、 
マジェスタティス工房、ゴットランドにもあったが、同じルンド司教の管轄だったのでここにもある。

   
   マジェスタティス工房の洗礼盤、1160年頃

三段重ね彫刻 側面と斜めのところは聖ペテロとパウロの伝説が彫られている。 ここでは魔術師シモンの話が中心。もらった解説はスェーデン語で、翻訳に時間がかかるため いずれ、、、。

   
 魔術師シモンはペテロに対抗して自分は 空を飛べるといって、塔から飛んだが、ペテロが祈ったので墜落して死んだ、という。助けようとしているのはデビル。 
塔を作ったのは 皇帝ネロ
   
 死人を生き返らせようとするが 失敗、  
   
 ペテロの捕縛  塔に閉じ込められたぺてろのところに天使がやってきた
   
   
   
   
   
   
   
   聖ロレンツォの火あぶり

脚の部分もしっかり物語が刻まれている。はルンド司教と聖ロレンツォの話。

壁画

 
 祝福を与えるキリスト 2004年に修復されている
 
 
 
 エデンの園 こちらはオリジナル(時代は聞き洩らした)
 

外にでて、 防禦の塔へ、 中には 墓石や 彫刻の断片が置かれていた。

   
   
   
   

     
これもマジェスタティスの作品

1120頃ここを出る。 
このあたりは east trail (王の道東側)とよばれる、農業地域だ。

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