8日目―3

ハマースフス 昼食 ホテルへ



エスターラスの教会を出て海岸沿いに北上して行く。
Gudhjemグゥイェムの町の横を通る。風車が見えた。おとぎの国!降りて散歩したかった。

この町も観光客が拠点とする町である。

 
 
 この後しばらく海岸沿いに北上していく。 すこし曇り空だが、海岸線が美しい。

ボーンホルム・クンスト・ミュージアムが見えた。 美術館の建物自体が素晴らしい作品だそうで日程に余裕があればぜひとも行きたいところ

 
 
 
 すこし寂しい北の海。
 

さらに行くと、煙突のある建物がいくつも見えてきた。ニシンの燻製小屋だそうだ。Tejinという町。

   
   テジンの港

ここを過ぎてすこしして 左に曲がり、 ハマースフスの城塞が見えるところに行った。北欧最大と言われる中世の城址。

1250年頃で現在はスウェーデンになっているルンドの大司教が造った物。当時ボーンホルム島はルンド司教区に属していた。
王と大司教は争っていて、島の中央部にあった王の城は大司教によって破壊された。
しかしその後、王のものとなり、ハンザ都市リューベックのものとなったりスウェーデンのものとなったり、、、と 主は次々とかわったそうである。  

 
 

1240頃。城跡には入らず5分ほど写真ストップをしただけで少しまわるようにして、ハマースフス港へ。 

 
  ピクニックランチを楽しむ人たち
 
 
 
 

ここで10分ほど 写真ストップ。ここも観光客がかなりいた。といっても日本の夏の海と比べると、人影まばら、と言いたい程度ではあったが。
屋台が出て ピクニックランチを楽しむ人たちもいた。
バスに乗って私たちは素敵なホテルレストランへ。

途中 面白い建物を見た。 
 
 
 
 これは Allinge公立図書館、 右にニシン燻製の煙突が見える。
 
 
海を見ながらのドライブ、私にとっては至福のひととき。

Stammershalle Badhotel   http://stammershalle-badehotel.dk/ ニシン三種(酢漬け、マリネのカレー風味、フライ) スモークサーモン二種(50℃でさっとスモーク、30℃で2日間スモーク) 違いを気にせずいただいてしまった。 それぞれパンに載せて イチゴのデザート 
   
 ニシン三種(酢漬け、マリネのカレー風味、フライ)
   
   
 
 
 
 レストランのあるホテル
 
 ホテルの前の海
 
1435頃 ここを出てホテルに戻る
途中、円形教会を車窓から見た。
 
 

希望者はレンネの町中でバスをおりて、市内観光、私は荷物を持って歩くのは無理とあきらめてホテル直行。

レンネからホテルに向かうみちに建つ家々のうち、たしか、ここだったと思うが、ソ連の空爆によって家を失った人のためにスウェーデン政府が贈った家が建っている横を通った。

 
 

1500過ぎホテル帰着、 レンネの街歩きをあきらめた、といっても、この海辺のホテルを満喫したい気持ちも強かったのだ。
今日は夕食フリー、おまけにレストランはフィッシュバイキング(100€!)の日でもう満席。

それで、バーでオレンジジュースを買い、船で買った残りのワインとお煎餅、羊羹等ありあわせのもので済ませることにした。
窓辺の椅子で(オットマン付き)ワインを飲みながら持ってきた探偵小説を読み、ときおり、庭に続く海をながめ、気が着くとウトウト。これって最高のバカンスの過ごし方!!

 
 
庭ではさっきまで子供たちがかけまわっていたのに、いつの間にか静かになっている。 気の向くままに庭に出て海辺まで下りてみる。
 
 
   
 冷たいのに、海に入っている人もいた。  私のお部屋
 
 
たった二日間の滞在、というのが残念。 農業と観光の島、もっと堪能したかった。車窓からは自転車道路、馬牧場、ミニゴルフ場や子供も楽しめる施設も見えた。

ゴットランド島同様、北欧の暮らしの豊かさを感じさせられる島旅であった。