一日中雨 で寒い
夜中に何度も目がさめてしまったが、5:00頃本格的に起きる。
朝食は6:30からだが,私は昨日朝おなかの調子が悪くなったので(それに荷物整理もかねて)手持ちのカップ麺ですませることにする。
6:40頃 下におりて麺にお湯をそそいでお部屋食。
タニタ食堂春雨タンメン。具沢山で栄養満点だと思うが、お湯の温度が低かったのか、少し春雨が固かった。
(お値段高め、180円くらい。栄養がありそうでスープもここまで飲むと塩分どれだけ、という表示がでるので、次のも海外用にも買おうと思った)
7:50 荷物だし
9:00 出発
町を出ると素朴な一軒家が続き、その先は工場、そこを過ぎると赤茶けた山々を見ながら雨の中を走る。方向としては東から北に向かっている。
何となく見覚えがある景色だとおもったら、一昨日のビトラからオフリドへの道を戻っていた。寂しいがこういう景色嫌いではない。
10::15〜10:30 ビトラの近くでトイレストップ。
写真がとれなかったが、ユダヤ人記念墓地があった。
遠くに火力発電所が見えた。この国の電力の70%を補っているそうだ。
プリレブ の近く
11:30 少し早いが、プリレプでランチ
プリレプ(Plirep)標高640m マケドニアで人口が4番目の都市。タバコの生産地で大理石も産出する。
途中タバコ畑の横を通ったが、刈りとられたままではっきりしなかったので写真は撮らなかった。
ローマ帝国の Styberra。 中世では栄えたが現代では中心が移り、郊外のヴァロシュ村となっている。これから訪ねる聖堂がそこにある。
ランチは Del Post で(結構いいお店っぽかった)
野菜サラダ、チーズ巻きチキンの揚げ物とポテト、かぼちゃのデザート(ローストしたものに蜂蜜がかかっている)
 |
|
|
|
|
デザート フォークを突き刺した状態で出てきた。 |
お店の近くの広場 |
2台のミニバスに分乗してこの町の教会見学。
すぐ近くの聖ニコラ聖堂 (Sveti Nkola) 13:17〜13:50
創建は1200年頃。当初のフレスコ画はアプシスのオランスの聖母と 天使。 1298年頃 改築され フレスコ画もあらたに描かれた。
とても小さな聖堂だが、13世紀の壁画がほぼ完全な状態で残っている。
東側 オランスの聖母の下に 大天使ミカエルとガブリエル 両脇に受胎告知 上に昇天
左(北壁)上 ゲッセマネの園 下は 冥府降下 右(南壁)上、降誕、下は ユダの裏切り
身廊天井は 旧約の預言者たち
西壁 隠れているが上は 変容 その下 聖母の御眠り 下は 昇架 磔刑
マリアの魂が口から(息とともに?)出てきている。
南壁 東より(左にお告げを受けるマリアが見えている) 上 降誕 神殿奉献 洗礼 下段 ユダの裏切り、手を洗うピラト、嘲弄
↓ 上の右に続く場面 上 ラザロの復活 下 ゴルゴダへの道行き、右半分が西壁
十字架降下(西壁の磔刑に続く場面) 上は(はっきりしないが)エルサレム入城
 |
|
 |
聖母の嘆き、 上は 洗足 |
↓最後の晩餐、ゲッセマネの祈り 右にお告げの天使が見えている。
墓を訪れる聖女たち 冥府降下
5,6分移動して
聖ディミトリオス聖堂(Sveti Dimitrijas)へ
建立は 12世紀、 フレスコ画は 12世紀末〜14世紀 ここは写真禁止、M先生がおしえてくださったサイト。ここで壁画が見られる。
http://atom.doaks.org/atom/index.php/church-of-st-demetrius-interior-varos-prilep-macedonia
そこから一枚拝借 聖母子
この後 丘の上の 大天使ミカエル修道院(Arhangel Mihail)へ 12世紀建立、フレスコ画は12〜13世紀
ここも写真撮影禁止、中では(かわいい顔立ちなのに)厳しい顔つきをした修道女に見張られながら壁画を見る。
壁画はかなり薄れていた。
まあ敬虔に祈りをささげる現役の修道院なので、見物、というわけにいかないのは当然かもしれない。
と思ったら、受付でパンフレットは売っていて、ツンとした修道女までちゃんと写っていた。(トルコ式トイレがあった)
プリレプの町に戻り、15:00頃もとの大型バスに乗換て2時間半ほど北上してスコピエのホテルに17:40ごろ到着 。
スコピエ ホリデーイン・ホテル
お部屋から川越しに博物館などが見える。立地はいい。
19:00〜20:00 夕食 ホテルで
野菜サラダ、チキンスープ、ミックス肉のロースト、パルフェット
夜中、強風。
|