10日目 3月21日(水)

スコピエ〜マトカ渓谷〜ネレズィ村〜スコピエ〜(イスタンブール)〜成田


 
曇り時々雨

朝食は荷物整理のため日本から持ってきたカップうどんにした。 お部屋には湯沸かし器が備えられている。

900 ひとまず大型バスに荷物を載せてから、20人乗りくらいのミニバスに乗る。 

座席が狭くとても窮屈だが、今日行くところは大型バスが乗りいれられないところだから仕方がない。

 
 

西の方に30分くらい走る

駐車場でおりて川沿いの道を歩く。

 
 

お天気はなんとか大丈夫。途中坂道で、いやだなあと思ったが、それほど長くはなく、その後は高低差のほとんどない狭い道を行った。雪があれば行けない、ということだったが、それがわかるような渓谷沿いの細い道。途中岩をくりぬいたところも通る。しかし狭くても石畳で安全な道。

   
   

マトカ渓谷、ヨーロッパでよく渓谷といっても日本的基準からすると全然渓谷ではない、といったところがよくあるが、ここは本当に渓谷で峨峨山々がそびえていて景観はいい。
ダム湖。 その先に教会が見えてくる。
   
   

湖のほとり、岩陰に佇む教会。

 
 

聖アンドレア聖堂 Matka Sveti Andreja (標高351m)(10101045

ヴァルカシン王の王子アンドレアによって1389年に建立
描いたのは、府主教ヨヴァンと修道士グレゴリェと府主教ヨヴァン。 ヨヴァンはプリレブ近郊のズルゼでも描いている。
これまでの教会より時代が下っているだけあって表現が三元的になっている。

   
   

塔と建物のバランスからも察せられるようにとても小さな聖堂だった。

アプシス 聖母子の上に精霊降臨 左右に受胎告知、振り向けば西側に聖母の御眠り。ビザンティン聖堂の壁画プログラムのお約束どおりだ。

 
 
   
   
 
 

アプシス、 聖母子の下 聖餐台にメリスモス(聖体としてのキリスト)スペースがないと「使徒の聖体拝領」のかわりにメリスモスが描かれるが、日本人としては一体 どういう神経をしているのか?と思うようなモチーフだ。

   
   

アプシスから向かって右(南)へ 降誕、 最後の晩餐

 
 

 
 

南側半円ドーム
神殿奉献、洗礼 その下洗足、 (ペテロの顔が隠れてしまった)ゲッセマネの園

 
 

ユダの裏切り、 左に 洗礼と ゲッセマネの園の一部

 
 
聖母の御眠りをとばして 北側にいくと嘲弄 
 
 
 
 上は磔刑、 冥府下り
 
 十字架昇架 降架
 
 聖母の嘆き

  パラクリシス(歎願の聖母)

  
 
 
 
 
 

1045ごろここを出て、しばらく湖を眺める(隣のレストランでトイレ)

 
 

歩いてミニバスのところに戻る。

 
    

40分くらい走って1145 頃 ネレズィ
そのUへ