5日目  6月18日(月)
 ストラスブール〜マウルブロン〜シュパイアー〜マンハイム


640〜 朝食

705720  前に来た時はプティット・フランスにあるホテルに泊まった。すてきな場所なので妹にみせたくてでかけた。
徒歩5分くらい。朝早いのでお店は開いていないが矢張り美しい。

 
 
 
 メゾン・デ・タヌール

メゾン・デ・タヌールは もと 皮鞣し職人の家で、現在はシュークルートを出すレストラン、2003年に来た時はここでシュークルートを頂いた。
川、運河のそばにはよく皮鞣し職人が住んでいたが,そういう場所は昔はあまりいい地域ではなかったのだと思う.
今はストラスブール観光で絶対外せない人気スポット。


 
 
木組みの家が建ち並ぶ小路歩きをしたいところだが、時間がないのでいそいでホテルに戻る。

745 徒歩でホテル出発。 800バスに乗る。 ↓今日を含めて3日分の行程。

 

すぐライン川を渡るのかと思ったら、ライン川沿いにフランス国内をそのまま北上。独仏国境はライン川だが、カールスルーヘにわたるあたりで ドイツはライン川を越えてランスの方につきだすようになっている。
855頃ライン川をわたった。すぐ先はカールスルーエ。

 
 

このあたりも 黒い森だそうだが、森というよりなだらかな丘陵地帯で、暗いように茂った森、という雰囲気ではなかった。

955頃 修道院近くの駐車場着

マウルブロン修道院 Maulbronn Monasutery https://www.kloster-maulbronn.de/start/

修道院というのは、静かで瞑想的な雰囲気を思い浮かべて惹かれる場所である。それがマウルブロンという響きの美しい名を持つとなおさらである。加えてヘルマン・ヘッセ、ヘルダーリンなどがここの神学校で学んだとなると愈々憧れの場所となってきていた。
ヘッセの「ナルチスとゴルトムント」「車輪の下」などの舞台となっている。

ただ、このマウルブロン と言う名の意味は 「ラバの泉」だそうで、すこし興ざめ。

1147年(現在の場所での)創設のシトー会修道院 
宗教改革後 1556年にはプロテスタントの神学校、現在もギムナジウウムとして生徒を受け入れており、1972年からは男女共学である。

バスを修道院近くの駐車場に停めて修道院へ、ここで入口を間違えたのか見張り塔の横の階段をおりて掘割のようなところを歩いていった。これはザルツアアハ川で敷地内は暗渠になっているらしい。ここから入った。

   
   

修道院の敷地内は畑などになっているところをよくみかけたが、ここはかなりだだっ広い広場。
 
 

先ず お手洗いに行き、インフォーメーションへ(確か小学生のグループがいたのでそれをやり過ごすためだったと思う)
しばらく待って、その間にショップでお土産物色。ジオラマを見たり、外を眺めたり。下左地図とジオラマが 左右逆だが、ジオラマでいうと右下の塔のところをおりて 中ほどの細長い二棟の建物の間を通った。本来の入口門は右上。

   
 
 
 

敷地内は、西半分が世俗領域で東半分が聖域となっている。

 
 

教会正面は 菩提樹のため見えない。

  
   

しばらくして日本語オーディオガイド(10€だそうだが、もちろんツアー代金に入っている)を各人に渡され1040見学開始。
玄関廊へ

   
 玄関廊

平面図1716をみて 4の廻廊を通って、教会へ2
  
   

身廊は助修士の内陣と修道士の内陣が区切られている。
 
 

レットナーというらしいが、これは 1170/80の創建当時のもの。

奥の修道士席との境はロマネスク。その奥の修道士席(コワール)、天井

 
 
 
 
 
 
 
 どこだったか?
アーチはロマネスクで天井はゴシック(もとは平天井だったが1424年に網状穹窿へ改変)。

ギボリウムの足元に髑髏。
     
     

一度回廊へ出て チャプタ―ハウス26 キ―ストーン

   
   
     
     

パーラトリー(レセプションルーム)15世紀末から16世紀 天井が素敵 奥のフレスコ画
聖母子の前で膝まずいているのは ヌルシアのベネディクトと クレルヴォ―のベルンハルトだそうだが、どちらが誰かは分からない。

   
   

34修道士の食堂は修復中、                                    平修道士の食堂 ずいぶん広い 

   
   

中庭を取り巻く回廊、ロマネスクの部分とゴシックの部分がある。

 
 

泉水館(1340/50頃 )  9角形 2階の木組部分は1511年に付け加えられたもの。

   
 

廻廊壁際の彫刻

   
     
 
 

12001320 昼食 シュミーデ 元鍛冶屋だったところらしい

 
 
 
   スープ(細切りクレープ入り)
 
 マウルタッシェン(ミートポケット)ラザニアの様な皮のなかにホウレンソウ、ハーブ、ひき肉が詰めてある。修道士がこっそりお肉をたべるために工夫した料理だそうだ。
 
 ブラックフォレストケーキ これもこの地域の名物。

どれも意外にあっさり味でおいしかった。帰りに先ほど下見した修道院ワイン(リースリング、16.5€)を買った。

 
 
帰りは普通に門から出て 13301450バス

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