レストランへ
アポステル・ブロイ http://www.brauhaus-worms.com/ 有名店らしい。
広い庭の木陰でお食事。 13:00〜14:40
やはりここはビール、ところが500mlしかない。種類は2種類。 そこで それぞれ一つずつとり、4人でわけることにした。(一人2€)色が薄いほうは少甘い。濃いほうはとてもなめらかで 少し甘味があった。どちらも美味しかった。
バスの中から、↓ 昔の市壁? ライン川のに架かるニーベルンゲン橋(バスの窓に光が反射してしまった)
折角ヴィルムスに来たのだから、ニーベルンゲンの歌ゆかりの場所も見たかった!
14:55 ロルシュ着
先ずお手洗い、公衆トイレでお金を入れるとドアが開く。入った時は勿論ドアを閉める、しかし出てドアが再び閉じる前だとお金をいれなくても入れる。こうして最初の一人以外コインをいれることなく一人づつ利用した。
楼門に行く途中、シュパーゲルの屋台。 1s 3〜8€ 添乗員の花田さん 「今日の夕食は、、? ああホテルじゃなじゃった。ホテルなら買って帰って茹でるのに〜」 もしかしたら、ごちそうしてくださるおつもりだったのか、残念!
楼門到着
「現地ガイドがくるまで少し自由にしていてください」
そこいらを歩き回って自由に写真を撮る。といっても遺跡で原っぱなのでそれほど撮る所もない。
横のインフォーメーションをのぞく人たちも。待つこと30分以上。
楼門の手前で陽に照らされ続けた花田さん おかしい、と電話をして結局、待ち合わせ場所がくい違っていたことが判明。
ガイドはインフォーメーション内で待っていて時間に来ないとかえってしまったそうだ! 日本人が出入りしているし、外にもうろうろしているのにのに、ツアーの一行か?と確かめることをしなかったようだ。実は先ほどのッヴォルムスでは私が道を横切ろうとしたところでジャパニーズツアーか?と走り寄ってきた人がいてすぐに合流できたのだが。
花田さんが手配会社に交渉中、恰幅のいい男性がやってきた。 この施設のディレクターのヘルマンさん、事情をきいて「それなら私が」 とガイド役をかってでてくださった。大体見たので、鍵がないと入れない門の階上に上がらせてさえいただければ、と思っていたが、それから丁寧に説明。「ガイドさん来てもらわなくて、かえって良かったんじゃない?」
ロルシュの楼門Lorscher Torhalle ロルシュ修道院のうち 唯一現存するカロリング朝の建造物
建造年代については764年〜9世紀後半の諸説がある。世俗建築。
修道院自体、機能を始めたのは、764年(確か修道士の数は 16人)この地の貴族の私的修道院だったが、772年には王国直属となり、神学校や図書館「(300冊以上の蔵書があった)を持ち、カロリング朝、オットー朝を通じて写本制作の一大中心地となった。しかし、12世紀になって徐々に衰退。
ジ―クリートの遺骸が葬られたのもこの修道院教会だという言い伝えがある。
楼門は修道院の入口や通用門ではなかった。修道院の門はこれより西15mのところにあった。
楼門はそのアトリウムに建っていた。アーチが三つあいていて凱旋門の形をしている。
柱頭はローマ期のものをカロリング朝にコピー。これと同じものはアーヘンにもある。コピーであるだけでなく、カロリング期らしいものをつけくわえたそうだ。9〜10世紀イオニア式とミックスジグザク模様は古典風ではない。初期中世で木造のイメージだという。(現地での説明メモより)
ヘルマンさんに鍵をあけていただいて狭い石段を上る。上階はホールのようになっている。
漆喰壁は 7層になっていることが近年分かった。壁は カロリング時代の絵。一種だまし絵のように壁に柱などが描かれている。
ちゃんと撮らなかったのが心残りだが左側は東壁で一部分ニッチの跡が写っている。楼門の機能を考えるときここを王の御座所と見ることも可能だという。これには異論もある。(このことについては 岡野ハインリッヒ圭一著『ドイツ美術史散歩 遺跡・古建築篇』に詳しい)
かまぼこ天井になったのは1400年頃(もとは平天井だった)北壁のアーチの絵は14世紀。
左右にマリアとヨセフ その下の段は 楽器を奏でる天使たち
説明がおわって終って向こうの古い教会へ。
ここは上の立面図でいうと双塔のたっている教会で、最初は奥の教会の玄関廊だったところなので、西側前方教会といわれる教会の身廊の一部分とそこに付随していた大角塔の一部分である。(12世紀中葉に造られた)
 |
 |
後ろ側 |
横の白い家がヘルマンさんのお宅 |
広い芝生には修道院跡などが記されている。此処は高台になっていて 最初の教会(764年)は下の町に建っていたが手狭になったこともありこの高台に移った(774年献堂)
実はロルシュの楼門 好みではなかったが建築史上、見るべき場所、という位置づけだった。しかし温かいご親切と、この気持ちのよい景色でずっと心に残る場所となった。
バスをとめてあるところまで緑に囲まれた道をヘルマンさんはおくってきてくださった。
17:15頃〜 18:00 バス
マインツ ヒルトンホテル ライン川べりのいいホテル。
19:15 集合して徒歩で大聖堂近くのレストランへ
高低差のある町で途中エレベータ―に乗るなど不思議な行き方をした。大聖堂前広場に大聖堂1000年記念柱(1975年)
 |
|
 |
マインツ市章 |
広場をすぎて 劇場のそばのワイン酒場 ハウスデスドイチェン で夕食
https://www.hdw-gaststaetten.de//
サラダ、チキン、トマトソース アイス ワインはまた有志でボトルをとってシェア(一人5€)
19:40ごろ ようやく暮れ始めた空の下ホテルに戻った。
|