4日目  4月11日(木)

カランパカ〜メテオラ修道院〜デルフィ



200頃目が覚めた時、痛みは殆ど消えていた。たぶん骨折はしていないだろう。 

500頃起きて身支度。食事に行こうとしたとき網代さんが朝食をもってきてくださり、詰め終えたスーツケースも持って行ってくださった。靴は紐靴でファスナー付きなので、ファスナーは開いたままにせざるをえないがナントカ穿けた。

  
 
 
 
 

朝食後部屋から岩山の写真を撮って家族にラインで送ったりして過ごした。

900 バスで出発

ケンタウロス(下半身が馬上半身が人間)はこのあたりで生まれたそうだ。メテオラ修道院は映画007(ユアアイズ・オンリー)の舞台にもなっている。
ここの写真を観たことがある人は 誰しも、こんな岩山にどのようにして上ることができるのか、ましてや修道院をどうやって建てたのか、驚異に思ってこの目で確かめたくなる場所ではないだろうか。
下調べをして現在ではバスでかなり近くまで行けるが、そこから階段を上り下りするところもあることが分かっている。
私は坂道、階段は苦手なので、旅行前から階段の多いメガロ・メテオラ修道院はパスするつもりでいた。がこのような形で行けなくなるとは夢にも思っていなかった。 

近くでみるだけでもいい。大体ビザンティン教会の内部は検討がついているし、壁画はポスト・ビザンティンであまり興味がないので、バスで留守番が残念至極というわけではない。

残念だったのは、時間があればカランパカのキミシス聖堂に行きたかったのに、それがかなわなかったことだ。初期キリスト教聖堂の雰囲気が残っているそうなので。

 

メテオラ の意味は 「高いところ」「宙に浮く場所」のいみ。修道石が暮らし始めたのは、確かな記録はないが、14世紀以後、アトス山の修道士が 集団移転してきてからである。
バスはぐるぐるとまわりながら山を登っていく。新緑が美しい。道はいい

915頃 メガロ・メテオラ修道院着 

標高400mくらい(613mと買ってきた本にはある)の岩の上。創建は聖アタナシオス(130583

   
   

↑写っている修道院は別のもの。20世紀初めまで修道院の出入りはロープによって吊り下げられた籠によってであったそうだ。

すでに10台くらいの観光バスが行列。駐車場で一行を下ろしてからバスは途中の坂道に戻って時間待ち。そこで一度外に出て写真を撮ってバスに戻って読書。ピンボケですが 

 
 
 
 

もってきたのは寺山修二の歌集。まさかこんな場所で読まれるなんて寺山も思ってもいなかっただろう。

 

1035頃 バスで移動

1045 アギオス・ ステファノ須修道院

ホテルのお部屋からみえたのはこの修道院である。ここは階段などもないので、皆さんがいらしたあと思い切って少しだけ入ってみた。ここは標高700mくらい(買ってきた本では528m)。それまでも隠修士はいたが正式な創建は15世紀初頭アントニウス・カンタクジノス尼僧院で現在30人の修道尼がいる。 
12 橋、やはり 岩の上に建てられている。

 
 
   
   

入館料が必要なようだが、ジャパニーズグループと言うと通してもらえた。トンネルのようなところを抜けるとすぐショップ。本などを買って、どうしようかと思ったがお手洗いを聞くとある、というので行っておくことにした。ところが長蛇の列、おまけにトルコ式、痛む足で苦労した。中庭↓

 
 
 
 
多分1130頃からバス移動 途中の絶景ポイントで写真ストップ、しかし足場があぶないのでよく見えるところまで行くのはあきらめた。
 
 

このあたりから一行はルサヌウ修道院へ(11401545年創建 1950年以降女子修道院

ここも階段がある、ということで私はバスに乗ったまま。バスは少し先の修道院からの降り口でまった。階段などがあってもそれこそ、メテオラへ来た意味があるといえるのだが仕方がない。残念だったのはこの修道院では蜂蜜が有名だというのに買えなかったこと。バスからおりて写真を撮る。 

 
 ルサヌウ修道院
 
 向かい辺りの崖の上

1245ごろ皆さんがおりていらした。 

昼食 レストラン、パノラマ

   
 ラタトゥイユのオリーブオイルかけ サラダ 
   
 スタッフドトマト  カラプトピロコ

1335ごろ出発

車窓から見ると、カランパカは新しい町で道路沿いに3,4階建ての新しい建物があり、1階は店舗用だがどこもお店は入ってない。新しいビルの列。

山へ上がり、山を下りて1558ドライブインでトイレストップ(多分ラミアの近く)孔雀が飼われていた。白もいたが、白は羽を広げてくれなかった。

   
   背景がよくない

1620出発。 また山を登っていく。両側には濃いピンクのハナズオウの花、白い花、糸杉もある。

アンフィサという町の近く、 オリーブ畑

 

道はいつしか海を見下ろしている。

 

1750 デルフィ アマリアホテル着

お部屋、 ベランダ付き、綺麗 ベッドが3台も バスタブもついている。

1840集合 夕食 自己紹介をする。 ご夫婦5組、御兄弟1組、個人は女性4人、 男性2人 計18

食事は ビュッフェ式、 ビールは 3

   
   

2010頃お部屋に。 お風呂のお湯がぬるい。 2100頃まで様子をみたが熱くはならないまま入浴、洗濯もして
2230頃就寝 (3870歩)