5日目 4月12日(金)

デルフィ〜オシオス・ルカス 〜リオ・アンテリオ橋〜デルフィ


午前430頃目が覚める

500頃起きる。 朝食が700〜で出発が750。あまり間がないので朝食レストランにはいかないことにして、おかき(干し魚入り)オレンジ半分で朝食とする。

荷物を詰めて 650に出す。
750 出発  今日のルート

 
 
800 頃 アラホヴァの町(標高800m)を過ぎたところにある見晴台で写真ストップ。この時はまだ雨は降っていない。アラホヴァは山登りの基地になる町。
 
 

オシオス・ルカスに行く途中の町ディストモ1944年(第二次大戦中)<ドイツ兵がゲリラに殺れたと>した報復として老人、乳児を含む村民218名が殺害される、という事件があったそうだ。そのため村民の表情が硬いという。 

オシオス・ルカス修道院 バスを降りてから坂(ところどころ階段のようになっている)を降りていく。
雨がふってきたので、傘をさして不自由な足をかばいながらおりていかなければならず大変だった。でも、ここはどうしても観たかったところだ。

   
 
オシオス・ルカス修道院

オシオス・ルカス 福者ルカという意味で、このルカは福音書記者ルカとは別の地方聖人である。

10世紀の人(没953年)病気治癒などの奇跡を行い、また皇帝ロマノスによるクレタ島征服を予言したとして、皇帝からの多額の奉納も受けたそうだ。
正面の写真を撮り損ねたので、買ってきた本の裏表紙の写真を拝借

   
   

中に入る。(上右図 中央の建物)まずナルテックス 金色に輝くきれいなモザイク。素晴らしい。中央のマリアと大天使も美しい。
ナルテックス南と北

   
   
 
 
 
 
 
 
 聖書を持つキリストの姿が入ってすぐ正面タンパンに描かれている。 これは向かって左側(北)から撮った写真 
 
 北 洗足(キリストがペテロの足を洗う)
 
 南 トマスの不信
 
 磔刑
 
 冥府降下

さらに奥に入って、正面 アプシスには聖母子

   
   

ドームは16世紀末の地震で剥落し、フレスコ画でパントクラトールが描かれているが四隅のスキン地にモザイクが残っている。

 
 
 
 ご生誕
 
 洗礼

   
神殿奉献   

 ↓主聖堂とパナギア聖堂の間に福者ルカスのお墓

   
   

北側奥のパナギア聖堂 

 
 
内部壁画装飾は全く残っていないが、こういうのは私の好み。

外を回って、壁の石やレンガの組み合わせもいい。
 
 
主聖堂の下のクリプトに入る。

クリプトのフレスコは上の教会のモザイクと同じ時期、1011年以降に描かれている。

 
エルサレム入城 
 
 十字架降下
 
磔刑 

外に出たところのショップでタイム蜂蜜、お菓子(ナッツの蜂蜜固め)などを買う。 私は去年買ったタイム蜂蜜がおいしかったことを話したので、タイム蜂蜜を買われた方も多かった。お手洗いは階段の途中(トルコ式)

1000出発。もっとじっくり見たかった!
デルフィ遺跡に向かったがデルフィは そのUで