13日目 そのU

 アテネ滞在(ビザンティン美術館)



ビザンティン・クリスチャン美術館 
13:45〜1530http://www.ebyzantinemuseum.gr/?i=bxm.en.collections

(ここで 作品が見られます)
門を入ってアーチを抜けると中庭。奥の建物にチケットオフィス、ショップなどがある。 展示室は左手の建物。人が何人か歩いているが広いせいか、ほとんどの部屋で一人きりだった。

 
 
 
 

中はモダン、でも階段を上がったりおりたり。足には負担だがマイペースで動けるので大丈夫だった。

http://www.ebyzantinemuseum.gr/?i=bxm.en.virtual-tour

(ここで 展示室の様子がみられる、→をたどると他のフロアに行ける)↓ヴァーチェルツアーのところを切り取ったもの

 
 
直ぐにお目にかかるのがこの彫刻
   
 佳き羊飼い(4世紀)  オルフェウス 小アジアで作られた
聖母子(11世紀) テサロニキの 聖アタナシオス聖堂にあったもの (これは 別の部屋にあった)
 
 
床モザイク(イッソスバジリカ アテネ5世紀)
 
 
6世紀のバックルやメダイオン
   
   

   
 御生誕 ナクソス島  仕切り板(アテネ6世紀)
   
 6世紀の教会関係銅製品

 
 柱頭(5世紀テサロニキ)繊細!

エジプト コプト美術の部屋 コプトとはエジプトのキリスト教

 
 葬祭用小像
 
 
   
 祈りのポーズの女性の足元にうっすらジャッカルが小さく彫られている。
 これはアヌビス神(エジプトでは死の神)
墓石 (3〜4世紀) 
 
6〜7世紀 
   
 上が5世紀のブドウ模様フリーズ 下は6世紀   6世紀

 

 
 8世紀(アテネ)
 
 10世紀末(アテネ)
 
 12世紀

イコンの部屋

 
 

磔刑 なんと上が切れているのでホームぺージから写真拝借

   
   
最初は9世紀に描かれたが、上から描き加えられている。
最初からのは 十字架とイエスの体、天使など。 ヨハネの体から手が出ていたりとかマリアの肩に血を受ける瓶の痕跡がある。 
星や文字の書き込みは10世紀、マリア、ヨハネ、キリストの顔は13世紀。 
もとはキリストの目は開かれていた。つまり勝利のキリストが死せるキリストヘと変わっている。
考え方の変遷がわかる面白い絵である。 

大天使ミカエル14世紀前半の作品、、コンスタンティノープルからきたもので、コーラ修道院の壁画と直接関連があるとおもわれているようでだ。考えられる) 美しいイコンなのに、ピンボケのうえにカメラの紐まで写っている。というわけでこれも拝借(↓右)

   
   

壁画の断片も多くあった

   
   

上左Chapel of Hagios Nikolaos, Penteli Cave, Attica 12331234年 パントクラトール
上右 十字架への道行 (13世紀末)

 
 1240〜1250
 
 

主に大理石で造られた 祭壇障壁 好みのものが多かった。
ペルシャ風あり、ランゴバルト風あり、西側ロマネスクと影響しあっている面もあるかもしれない。

   
スフィンクス 12世紀 

10世紀末から11世紀初め(アテネ)
ライオンに食べられる鹿
 

   
 11世紀末から2世紀初め(アテネ)
ライオンの間に人生の樹
11世紀
   
 10世紀末から11世紀初め  13世紀
西側とビザンティンスタイルの融合した作品

大満足の博物館だった。 椅子があったので一休み。Wi-Fiもつながるので家にラインでmailをおくったりしてから、shopへ 
図録がないのは残念だった。冊子を買って1530頃外へ

ショッピング 午前中に行ったchocolate屋さんが見つからない。海外どこでもあるレオニダスがあったのでそこで買った。
シンタグマ広場からタクシーに乗って1645頃ホテルに戻った。5

帰ってから小ミトロポリス教会に行くべきだったことを忘れていたのに気が付いた。残念!
紅茶を入れ 甘いお菓子で一息つく。
夕食は フリーなので1900頃 持参の朝がゆ、味噌汁、オレンジで夕食。

2030ごろまで居眠りしてしまった。お風呂にはいって寝たのは2200前。 

21092歩、この足でよく歩いたものだ)