14,15日目  4月21(日),22日目(月)

アテネ市内観光〜アテネ空港〜(ドーハ)〜成田



7:00〜朝食
 
 

11
00までフリー、 といわれても付近は危険そうなので、お部屋で過ごした。
アテネ中心部地図、古代遺跡の地域は↓の三か所。一昨日と昨日はアクロポリス、ローマンアゴラに行った。
 
 

バスで古代アゴラへ。

アゴラというのは市場の意味であるが、古代では政治、経済、宗教、文化施設が集中していた場所をさす。
アクロポリスが精神的中心地であったのに対してここは生活の中心地であった
買い物をしたり政治を論じ合ったりした場所でソクラテスやプラトンも問答をした。
この場所には紀元前3000年ごろから住居や墓地があったが、公共の場所になったのは紀元前6世紀頃。
紀元前1世紀には、昨日行ったローマン・アゴラのほうに移っていった。

古代アゴラ
入ってすぐ目に着くのは アグリッパの音楽堂前に立っていたという像

   
 

先ずアッタロスの柱廊 (Stor of Attalos)に入った。
 
  アッタロスの柱廊 左側(外側)ドーリア式、右側(内側)イオニア式の柱が並ぶ

紀元前2世紀、ペルガモン(トルコ)の王アッタロスがアテネで学問を学んだことの謝礼としてアテネに贈った。
115m×20m 1950年代に忠実に復元され現在は博物館となっている。


 
 

象牙の聖体容器 

   
   
 
展開図 
紀元前1000年頃の少女の墓 幾何学時代の壺がはいっている。
 
 
   
   

上左 725700BC 後期幾何学時代の聖体容器 テラコッタの馬がのっている。
上右 ワインクーラー 750725BC 後期幾何学時代 戦いの場面が描かれている

興味深かったのは 陶片追放に用いられた陶片

陶片追放とは、僭主となる恐れなる人物の名を陶片に書いて一定数の票を集めた人は10年間国外追放とする制度。
BC5世紀頃、アテネで行われた。

   
 陶片 クリロテリオン 

クリロテリオン 裁判員を選ぶための抽選機(BC2世紀)
何処の裁判所でも入口にこれがおかれていて、札をスロットから指しこんで下にでてきた玉の色で、その日裁判員になるかどうかが決まったそうだ。(裁判の公正を図るため。アテネの民主政治の一つか)

神像もいくつかあったが、ギリシャ彫刻はどうもあらわで載せるのに躊躇して割愛することにした。
 

   
 仮面(BC4世紀)  ランプ 5世紀
 
ビザンティン時代の陶器 右上は12世紀 

外へ出たところで記念写真を撮った。この場所は EUサミットが行われたときに記念撮影を行った場所だそうだ。

 
 

続きは そのUで