14,15日目 そのU

古代アゴラ(聖使徒聖堂 ヘファイトス神殿) 〜帰国へ



すぐそばの聖使徒聖堂へ( 〜 1215

1020年ごろ建てられた。
現存するビザンツ教会としてはアテネでもっとも古いが、現在のものは195456年にかけて復元されたもの。 

木がじゃまして全景がとれなかったのと平面図もないので Googleマップから

   
 ギリシャ十字に拝廊がついた形  

   
   

丸天井を支えるために4本のローマ時代の円柱が使われている。オリジナルは1本だけだが どれだか分らなかった。フレスコ画は ゲオルギウス教会からもってこられたもの。

   
   
 
   

 
   
   
 17世紀のフレスコ画(アギオス・スピリンドン教会)

 
 拝殿におかれてあった石板、 時代などは分からない。

教会を出て振り返るとアクロポリスが見えた。一昨日上がったのとは反対側。

 
 

向かって左がエレクティオン、右端が アテネ・ニケ神殿 その手前の塔が アグリッパの台座、その左の四角い建物がピナコテカ、その横の薄いベージュがピロピレア

遺跡を歩いてブラブラ。巨大なアカンサス、柱頭だったのか?

 
 
ここは 中央柱廊、いわゆる市場
 
 
下左 下水道                               下右ハドリアヌスの像117138AD
   
   

ヘファイストス(テセウス)神殿への階段が見えている。
神殿周辺は狭まくて全体の写真が撮れなかったので、遠望したものを拡大したためはっきりしていない。

   
    

ヘファイストス(テセウス)神殿 Temple of Hephaestus(〜12:50)
パルテノン神殿と同じ時期(450440BC)に建てられた。約14m×32m 柱の数は短い辺が6本 長い辺が13本内側に神殿がある。7世紀から教会(聖ゲオルギウス教会)として使われていたため、ギリシャ国内で最も原型を保っているといわれている。

テセウス(クレタ島でミノタウロスを退治した)の彫刻が多いのでテセウス神殿と言われていたが、鍛治をつかさどるヘファイストスを祀った神殿というみかたが有力である。

   
   
   
   
ラピテス族と ケンタウロス族との闘いにテセウスが加勢している場面らしい。
 
 

 
 
上の平面図からも察せられるようにギリシャ神殿は外側を柱列で囲み内側に神域を設けるようだ。

少し小高い場所なので見晴らしがいい。

 
 
先ほど歩いた遺跡、ここではパルテノン神殿も見える。聖使徒聖堂も見えた。
 
 エレクティオン とパルテノン神殿

パルテノン神殿は31m×70m、ヘファイトス神殿の14m×30mが横に五つ入る大きさだが、アクロポリスよりこの古代アゴラの方が緑があり人もそれほど多くなく落ち着いた感じがしてよかった。

おりてモナステラキ広場の方へ歩いていく。

その先にミトロポレオス大聖堂と 横に小さな パナギア・ゴルゴエピコオス  アギオス・エレフテリオス教会Church of Theotokos Gprugoepikoos and Ayios Eleytherios)がある。

 
   
 
   
   
   
 
   

ここが来たかったところ。中に入る時間はない。外壁にどこかから持ってきたと思われるレリーフが張り付けられている。12世紀末か13世紀初めに建てられたもの。

少し歩いて、お昼は自由。私が入りたいとおもっていたビザンティノというレストランがあった。みんなさんもここ、ということになった。
私がとったのはシーフードパスタ。海老やムール貝などがたくさん入っている。
二人前以上ありそうだったので、皆さんに手伝っていただいた。

 
 

15:20集合まで少し時間があったので付近を歩く方が多かったが、私はもう足がいうことをきかないので、お店に座ってアイスクリームもとってゆっくり時間をつぶした。

アテネ19:00発、 ドーハ経由で無事成田へ