3日目 そのV

ゴールゥエイ 町歩き




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45 ホテル入口で待ち合わせしてYさんと添乗員さんの3人でタクシーでゴールウェイの町へ。

ゴ−ルウェイ 
もとは小さな漁村だったが、1169年ストロングボウのアイルランド進出に従ったノルマン貴族たちがゴールウェイにもやってきた。1236年にはアングロ・ノルマンのリチャード・ド・ブルゴが城を築き、商人の町になり、15世紀には14家族が町を牛耳っていた。1484年にはリチャード三世から市議会を開くことを認められ1485年には初代市長として、パース・リンチが選ばれた。
  

町の中心、エア広場から散策開始。

   

上右写真  向かって左がオスカー・ワイルド 右はエストニアの作家エドゥアード・ヴィルディ

リンチの城 リンチ家は最初の知事を出した名家。この城は1320年に建てられた。現在は銀行になっている。

   
1493年 ゴールウェイの知事だったジェイムズ・リンチ・フィッツステーブンが自分の息子を殺人罪で絞首刑に処し、確固たる正義を守った。リンチという言葉が私刑を意味するようになった語源はここにある、という説がある。(法のもとに絞首刑にしたのだから、私刑とにはあたらないいという気がするが)

街角
 

聖ニコラス教会へ行ってみた。
 
   
   
   

かのコロンブス1477年、大西洋へと船出する前に安全祈願したとして知られる教会である。
1320年に建てられ156世紀に拡張された。
イングランドの宗教改革ののちプロテスタントになりその後一時カソリックにもなったが、1691年以来プロテスタント(聖公会)しかし、看板によると現在はエキュメニカル(合同宗教)となっていて3っつの東方正教会とシェアしているそうだ。道理で丁度この時、ギリシャ正教のような僧服の神父さんたち7、8人が出ていらした。門の前で眺めていると 「入口までなら どうぞ」といってくださったので中を少し覗かせていただいた。


 
 
 
 

そのあと町歩きを続けているとき添乗員さんが「パブに入ってみましょう」「えっ、いまビールを?」「飲まなくても入っていいのですよ」それでティ・コーリィTig Coili)というお店にはいった。四ツ角ちかくにあって、片方の入口から入ると少し まがってもう一方の入口に行くことができるようになっていた。
有名店らしくてものすごい混み方。立錐の余地もないほどの所をかき分けかき分け進んだ。
みんな立ち飲み、ジョッキ片手に笑いさざめいている。アイリッシュミュージック の生演奏が聞けるお店、ということでも有名で丁度、音楽がはじまったところだった。

   
   
 
   

さらに歩き 

 

もう一軒、pubに入った。 2階もある大きなパブだが、写真は手振れで失敗だった。
くらだりんぐのお店↓が何軒かあったが、閉まっていた

   
   

歩いているうちにもうはずれのスペイン門まで来た。

スペイン門  1594年 波止場を護るために建てられた四つの門のうち唯一残っているのがこのスペイン門。

 
    

2002年には一人でここにきたことを思い出して懐かしかった。

     
     
  

もう 2130頃になった。タクシーでホテルに戻るのだが、添乗員さんが「まだショウをやっているのでチケットはあるのだから観ていったら?」 ということで劇場前で降りた。 

2230まで 40分ほど鑑賞。 といっても大半うつらうつらしてしまったが。↓終った後で

   
   

充実した一日だった。ゴールウェイの町では特にパブに入れたのがよかった。よく映画で肩で押し分けるようにしてビールを手に自分の場所に移動している場面があるが、それを目のあたりにできた。
みんなとても嬉しそうにニコニコしていて感じがよかった。残念だったのは買い物ができなかったこと。