6:30から朝食 さすが充実している。それなのに私は小食。
8:30 出発。 ガイドは最初にタラなどを案内してくださったカズエさん。
バスの中でアイルランドについていろいろ話してくださった。家、アパートはダメ。労働者階級が住むところ、、
絶対 一軒家だそう。アイルランドでは多くの場合、古い家を手入れして住み継いでいく。子供が増えると買い換える。それも新築するのではなく、大抵は古い家をオークション で買うそうだ。 アイルランドは 3,4人子供がいるのがふつうでカズエさんのお宅も3人、子供部屋は三ついる。今のお住まいもオークションで買われたそうで、満足していらっしゃる感じがした。
9:45〜12:00 グレンダーロッホ ウイックロウ(Wicklow県)にある。近くなると森、エニシダの花盛り
グレンダ−ロッホ グレン(渓谷)ロッホ(湖)二つの湖のある谷の意味
かつては7つの教会の町として知られた学問の中心地
http://megalithicireland.com/Glendalough%20Monastic.html
(ここを開いてnextを押していくとラウンドタワーや聖ケヴィンの家などのページがでてきます)
6世紀、聖ケヴィン(498〜618)が人里離れたグレンダーロッホに庵をむすんだが、彼を慕う人々が集まり修道院が造られ、学問の中心地となった。現在残っている教会廃墟は殆どが10世紀から12世紀のもの。
ヴァイキングの侵入にもかかわらず生き延びたが、1214年ノルマン人により破壊されダブリン教区に統合された。
1398年イングランド軍により集落は破壊され、廃墟となっていき、墓地として使用された。
まずビジターセンター@で15分ほど紹介ヴィデオを観る。
小川を渡って、向こうにラウンドタワーが見えている。
ゲート、昔はここに番人小屋があった。
横に土産物屋さん 下右のティータオル買いたかった!
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サンクチュアリークロス |
ゲートをくぐるとすぐサンクチュアリークロス これより内側は修道院区域なので、逃亡者は捕らえられない。
聖ケヴィン教会St.Kevin’s church
懐かしい思いで眺めた
別に聖ケヴィンがここに住んでいたわけではない。聖ケヴィンが住んでいた場所はアッパーレイクのそばにあるらしいが、そこまでは行かなかった。左奥は 聖キーラン教会
教会内に前回は自由に入れたが、今はガイドツアーのみらしい。ツアーなのでおまかせでよくわからないが、事前に予約が必要なようで(もしかしたら別料金?)10:30に開くのを待ってあたりを自由に見て回る。
東側、 左側上部の内側の三角は内陣があった跡、右は聖具室であとから造られた。
後ろ側(西)もとはこちらが入口だった。
屋根の西端に小さなラウンドタワー(鐘楼)が付いている。煙突のように見えるので、この建物は聖ケヴィンのキッチンとも呼ばれている。
10:30にガイドが来て開けてもらえて中へ
説明を聞きながら10分くらい中を見る(戸を閉めるので申し込んだ人以外は入れない)
奥の木製の戸(周りから少し光が漏れている)が西側入口。
外側の屋根は三角だが中の天井は円筒形。室内は長方形で とても高いところに小さな窓があるだけなので非常に暗い。
十字架の描かれた石板がいくつか置かれている。
10分ばかり見ると出されて戸は閉められる。
行けるといいな、と思っていた湖に連れて行ってくださった。聖ケヴィン教会から小さな橋をわたって右手に進む。映画「ブレンダンノケルズの秘密」 映画を観たときのblog↓http://ykharuka.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-87db.html
映画のパンフレットを眺めながらこれを書いている。
ケルズの町にはかつての修道院はなく、跡地にある教会も住宅地の中なので(前日訪ねたように)映画はグレンダロッホをモデルにしたそうだ。
周りの森もアシュリンの森のモデルとしてスタッフが多くのスケッチを描いている、とあるのでしぜんとモデル探し。
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17年前と 変わらぬ きれいな流れ |
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小川(Glenealo川)をこえてゆっくり歩いても10分もしないうちに湖(ローワーレイク)が見えてくる。
左手は山、右手が川。川方向をみると、野生の鹿!
カズエさん「このあたり、わらびが多いんですよ、でもアイルランド人は食べなんです」よく見るとわらびが写っている
Pamphletを見ながら
本当は伝統の渦巻きだけれど、わらびの図案化? とみたくもなる。
湖の近くにはブルーベルも自生している。
湖のほとりにおりて 左手を見る
右手を見る(修道院方向)
しばらく佇んだのち、元の道を戻る。気持ちのいい散歩道。
ラウンドタワーが見える。ここからだとタワーは確かにランドマークでもあった、ということが実感できる。
戻ってきた。
そのUに続く
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