国立博物館 https://www.museum.ie/Archaeology 14:00〜15:00
ここも再訪だがまた「タラのブローチ」や 「アダーの聖杯」などが観られると思うと嬉しい。
前回は写真がだめだったが今回は一部を除いて OK だった。
展示方法も違っているような気がした。
BC800〜700年の 金製品 飾り方の写真
古代の金製品もすばらしいけれど もう少しのちの時代のものへ、と気がはやる。
https://www.museum.ie/Archaeology/Exhibitions/Current-Exhibitions/The-Treasury
タラのブローチ (8世紀)タラで発見されたのはタラではなくミース州の海岸だが価値を高めるためにディーラーが タラの名をつけた。直径7pくらい。
表 紐の付け根、ピンの付け根に人頭?牛の顔みたいなものがついている。(残念ながら どれもボケ写真)
アダーの聖杯 The Ardagh
Chalice 8世紀 銀の台に金、エナメル、ガラス、琥珀 高さ17.8p
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横から |
デリーナフランのパテナ Derrynaflan
paten (8世紀)デリーナフランは地名、パテナはミサのさい聖パンを載せる皿
聖パトリックの鐘とその箱(聖遺物箱)(1100年頃) ウルネス様式の組紐模様
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側面 |
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後ろ側 (人物を消したので回りがおかしくなっている) |
聖遺物箱 |
コングの十字架 The Cross of
Cong 1122年にハイ・キング(Turlough
O’Conor)タラ・オコーナーによって獲得された、と言われている。裏のほう、特にウルネス模様が美しい。
アスローンの磔刑像 8世紀 高さ21p ブロンズ 写本カバーだったらしい。
胸にケルトの渦巻きを付けて、着物も組み紐模様でキリスト教とケルトを合体させている。イエスというよりおばさんみたい。
キリスト教関係の展示のあと 「泥炭層で発見された、ミイラを見ましょう」とカズエさん。私はもう少し中世のものがみたいので、上の階へ。ここにはロックオブカシェルの入口やコーマック王の墓などがおかれているが、小さな金属製品に面白いものがあった。
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刀剣の柄 |
grave marker |
刀剣の柄 bronze BC1世紀(ドニゴールの港で発見)
grave marker 9 〜10世紀、 クロンマクノイズ 残念なことに製粉用に再使用されたらしい、55
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銅合金の女性像、11〜12世紀 |
銅合金の磔刑像 11〜12世紀 |
集合時間が近づいたので下の階におりてショップで買い物、 簡単な目録があったのであわてて買ったらフランス語版だった。いまその案内をみていると面白そうなものがいろいろあり時間がないのが残念だった。
ここでフリータイム。ホテルに帰りたい人はバスでホテルまで送る、残る人で荷物が重い人はガイドのカズエさんが一緒にバスで荷物をホテルに届ける、また夕食もフリーだが、添乗員さんが希望者をテンプルバーのパブレストランに案内します、ということで私も含めて4人がホテルに戻った。
私は博物館の後続けて歩くのは疲れるので少し足を休めて荷物も軽くしたかったのだ。残った方はには チェスター・ビーティー・ライブラリーにいらした方も。下調べ不十分で知らなかったが、帰国して調べると、宗教美術ギャラリーなどもあって面白そう。ダブリンは見どころがたくさんある。もう一日フリーの日がほしかった。
その Vへ
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