7日目 そのU

 ソリニャック〜リモージュ



11:501235 バスで野を越え、丘を越え ソリニャックへ
 

相変わらず どっよりした空模様

ソリニャックの教会前に到着、 まず教会前のグルメレストランLe St.Eroi  で昼食。 ミシュラン星付きだとか

 

栗入りのパンプキンスープ鱒のスモーク&ゴートチーズの堤焼、 ポークオーブン焼き、マッシュポテトとかぼちゃのピュレ
クリームブリュレ ワインコーヒーつき

   
   
   
   
   
   
   
   
ゆっくりお食事をしてもうこれで満足した気分になってしまったが、教会見学(14:4015:20

サン・ピエール修道院教会 Abbaye de Solignac
https://www.monestirs.cat/monst/annex/fran/llemos/solin.htm

632年(とされている)修道院を創設したのは 聖エロワ(レストランの名前はここに由来)(568660
リムーザン出身でリモージュの金銀細工師から技術を学び、クロテール2世の宮廷財務官に仕え玉座やパリ司教の墓の製作をてがけた。次のダゴベルト王の時代には王の顧問として活躍、いくつもの教会や修道院を建てた。故郷リムーザンに建てたのがこのソリニャック修道院。632年創設の修道院はヴァイキングに襲撃されて損害を被り、12世紀に再建。サンチャゴ巡礼路教会としても栄えた。(ヴェズレーの道)

教会に入るのを待つ間、横の修道院を鉄柵越しに見る。60大革命の後は女学校、それから陶器工場になった。1939年〜45年までの間 オベルネ(ストラスブールのそば、つまりドイツに近い)の学校の生徒、先生がここに避難していた、 という看板があった。

 
   
 
   
 
   

西正面、今朝のリモージュ大聖堂もそうだったが、今回の旅では 西正面に鐘塔がデンとそびえている形式が多かった。でも私はなんだかバランスがよくないように感じて好みではない。

   

 
 北袖廊扉口


この鐘塔は13世紀につくられていて、教会の軸線とは少しずれているようだ(19世紀に修復、現在の壁になった)。
教会の身廊は12世紀第1四半期、交差部、内陣は12世紀第2四半期。
中に入るには数段階段を降りるようになっている。(この地域に多いスタイル)内部は単身廊でノッペラボーな感じがした。まあ、すっきりした、と言うべきだと思うが。天井には半球状ドームがかかっている。

 
 
 
 
 
 アプシス側から西を見る。奥、洗礼盤の向こうに階段があるのがうっすら見える。

左右の壁のブラインドアーチには面白彫刻・ 67内陣により複雑な柱頭彫刻があったが、暗くてよく撮れなかった。

     
     
     
     

聖歌隊席の彫刻 

   
 歯が痛い人(椅子の袖の所)  
 
   
 トランセプトの柱に 聖クリストフォロス の壁画
 

宝物室 

   
   

15:20 教会を出て後陣の方に回り教会、修道院の周りをまわって川の方へ  散歩とても美しい場所だった。

 
 
 
 
 
 ブリアンス川(リモージュを流れるヴィエンヌ川の支流)にかかる ロンブ橋(13世紀)サンチャゴ巡礼が通った橋  
 
 
 
 
25分ほどバスに乗って ホテルに戻る。(1630

1640 待ち合わせで希望者は 添乗員さんと市内観光お店が閉まってしまうので、先にリモージュ焼きのお店へ。
私は ホテルのフロント横かざってあった磁器のペンダントが気にいっていたが、もっといいのがあればと探した。カップ&ソーサーも一応見た。2軒みたが、観光客向けのお値段そこそこのモダン柄が多く、いかにもリモージュといったゴージャス系はあまりなかった。ペンダントもほとんどない。(翌朝ホテルで買った、55€)
その後 木組みの家が建ち並ぶ Rue de la boucherie(肉屋通り)へ
メンバーに建築家がいらしてふむふむ、と建て方について感想を漏らしていらしたのを聞いていた。

 
   
   
   
  
 
 聖オーレリア・チャペル と ピエタ像 
   
   
 一応中を覗く 予想通り、全く好みではなかった。
 

私はテンプル・コートにいってみたいので、ここで皆さんと別れて一人で行こうとしたら添乗員さんがつきあってくださった。
コンシュラ通りという モダンな商店街の中ほどに入口がある。人二人並んでは歩けないほどの狭いとおりを行き、何段か階段を上がると小広場。

   
   テンプル・コート
templeというのでテンプル騎士団の建物があるかと期待していたが、案内板を見て間違いだとしった。マナルシアル修道院(テンプル)に通じる道がテンプル通り、そこにある小広場なのでtemple court.然し、まあ、ここも木組みの建物で有名な場所ではある。
 

ただこの狭い道 犬の〇〇〇〇臭くて、モウダメ!そうそうに引き上げることにした。小雨。途中、道に迷ってしまったが、ホテル近くのパンやさん、Paulにたどり着けた。ポールは最近日本にも進出していておいしいので、本場でぜひ、とおもっていたのだ。今日の夕食はフリー、でも私はおうどんがあるのでおやつ用にイチジクパイを選んだ。レジの行列が長い。幸いメンバーの方がいらしたので合わせて買っていただいた。 

19時頃ホテルに戻り、おうどん、オレンジ、いちじくパイで夕食。 このホテルはお水付き。

 8923歩)