前日 6月13日
出発当日の集合は朝8時55分、かなり早い時間だ。成田エクスプレスの一番に乗れば間に合うがJRは事故が多いので心配である。
そのため成田に前泊することにした。
ANAクラウンプラザ成田を予約しておいたので、早目に3時20分ごろ家を出た。
ところがなんと総武線が千葉で事故。
JRは品川で降りる羽目になる。 品川でエレベーターがみつからないので、キャリーを持って階段を苦労しながら上がったりおりたりして、都営、京成で成田空港へ。おまけに空港第二で降りたほうがホテルへのシャトルバスには便利なのに、第一まで行ってしまった。
夜7時過ぎにやっとホテルに着いた。
チェックインの際、明日のシャトルバスを予約
今回は一人部屋なので狭い。
あれやこれやで、途中でお弁当を買い損なったため、下のセレーヌというレストランで夕食。
シーフードピラフは油っぽくカプチーノもまずかった。
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泊まったお部屋 |
シーフードピラフ |
部屋に戻り、家や友達に電話したあとゆっくり入浴。早目にやすむ。
1日目 6月14日
5時45分ごろ目が覚める。外はもう明るいが霧がかかっている。
6時10分ごろ起きてゆっくり支度。早朝に家を出るときのような慌ただしさがないのが嬉しい。
朝食レストランは昨夜と同じセレーヌ。
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窓から |
朝食 |
窓辺でゆっくり朝食。おかゆにする。すがすがしい朝で気持ちがいい。
8時25分 シャトルバスで 空港へ、
8時45分 荷物を受け取って集合場所へ。
9時 再集合
参加者は16人、夫婦4組、女性二人は友達どうし、一人参加は、男性1人、女性5人、添乗員は女性でMさん。
イヤホン、海外旅行保険証などとともに30枚入りのウエットテッシューを渡される。おりからの豚インフルエンザ騒ぎ。各自、手指の清潔に気をつけるように、ということだ。
チェックイン、今回は着るものを少しセーブしたので軽くてスーツケースは15.5kg。キャリーはビデオも入れているせいか重くて9.5kg。これ以上重いとダメ、といわれた(機内持ち込みは8kgまでだそうだ)
ちょこちょこ買い物をしているうちにすぐに搭乗時間がきてしまった。
乗り込むとき500ml入りのミネラルウオーターを手渡される。お茶を捨ててしまったのでこれは助かる。ついでに朝日新聞をもらって、座席を探す。添乗員さんの計らいで、全員通路側の席。
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第一回目の食事 |
第二回目の食事 |
ウイーン到着。
ウイーンで少し免税店をのぞいてブラブラして、次のヴェネツィア行きの飛行機に乗る。
びっくり、とても小さなプロペラ機。アルプス(といってもオーストリア・アルプスだからそう高くはないと思うが)をこれで越えられるのかと心配になるような機だ。タラップも数段しかない(重いキャリーを持つ身には有難かったが)
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ウイーンから乗ったプロペラ機
プロペラとタラップに注目 |
18時22分 |
17時35分 離陸
この飛行機では座席は窓側だった。機の座席は中央通路を挟んで2席ずつ。
アドリア海に出ると遠浅の干潟がよくみえる。
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アドリア海に出る 18時38分 |
ヴェネツィア、中央左にうっすら 本土との連絡道 |
あの細い線でつながっているのはもしや?やはりヴェネツィア。 細い線は鉄橋だ。もう少し町の上を旋回してくれればいいのに、と思っているうちに着陸してしまった。
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サンマルコ広場の塔、 その向こうにサン・ジョルジョ・マッジョーレの塔も見える |
18時55分 ヴェネツィア空港に無事着陸
19時25分 バスに乗り、まだ明るい中をトリエステに向かう。(外は気温30度)
途中はぶどう畑が続く。行きたかったアクイレイアはこのあたり、と窓の外を一生懸命みていたが、どれが見たいロマネスクの教会かは分からない。(できれば数日先に来て、イタリア北東部のロマネスク教会が見たかったのだが、交通の便、豚インフル騒ぎなどで諦めた)
このあたり、畑が続くと小さな村のの繰り返し。どの村にも尖塔のついた教会がある。

村を幾つも過ぎて走るうちに少しずつ暗くなる。
モンファルコーネを過ぎたあたりから山道に入る。
曲がりくねっていくうちに、前方に弧を描くように明かりが見える。
トリエステだ。
トリエステは 須賀敦子さんの『トリエステの坂道』という本を読んだことがあり、テレビでも特集もやっていたので、何となく懐かしい気がしてしまう。この町に一泊、というのは嬉しい。
21時30分 トリエステのジョリーホテル到着。
カードキーが効かなくて直してもらう、というようなこともあったが、ホテルは清潔で気持ちがいい。
入浴後 23時20分ごろやすむ。
2時45分ごろ目がさめる。 4時15分位前からおきてウロウロし始める。
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泊まったお部屋 |
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