12時から城内のレストラン、ブレイスキ・グラッドで昼食
マカロニ・トマトソース、鱒のグリル、クリームシュナーテというここの名物ケーキ
(ワイン3.5ユーロ)どれも美味しかった。
13時9分 出発
14 時5分 リュブリアナ到着
コングレス広場には地下鉄工事をしようとしたとき見つかったローマ遺跡の発掘現場があったが、まだ全体像が浮かび上がるところまではいっていなかった。リュブリアナはローマ時代にエモナと呼ばれた町だった。素敵な名前!
18世紀まではライバッハと呼ばれていたそうだ。
広場の周りには ハプスブルグ・イエローのスロヴェニア・フィルの建物(広場が発掘のため塀で囲われているので うまく写真が撮れなかった)、リュブリアナ大学の建物(もとは貴族の館)などがある。
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スロヴェニア・フィルは 1701年創立という古い歴史をもち、ハイドン、ベートーヴェン、ブラームスなどの作曲家が会員として名を連ね、マーラーはここで指揮したこともあるという由緒あるオーケストラ。
黄色く塗られてリュブリアナはオーストリア・ハプスブルグ家の町であったことがよく分かる。
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リュブリアナ大学 少し写っているヴィッツ君もこの大学の学生 |
大学は1919年に出来て現在学生数一万五千人。
ガイドのヴィッツ君はここの5年生(来年卒業)
プレシェーレン広場
詩人プレシェーレンの銅像があるのでこの名がついている。
プレシェーレンの詩は国歌になっている。
陽が昇るところ、戦いはこの世から消え、誰もが自由な同胞となり、境を共にするものは、鬼ではなく隣人となる、、、
此処には劇場があり、ダンスをやっていた。
そばにフランシスコ会教会。
この橋のそばには中世風の赤い屋根の建物や ウイーン風といえばいいのだろうか、19世紀に建てられたのかな、と思われるような建物などが多く、趣のある美しい地域だ。
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リュブリャニツャ川、丘の上にリュブリアナ城 |
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リュブリャニツャ川にかかる三本橋。真ん中の橋が最初造られその後両脇に斜めに歩行者用の橋ができた。橋が三本あるので三本橋という。
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三本橋を渡ったところから プレシェーレン広場を見る。 赤い建物がフランシスコ会教会
右の橋の奥に詩人プレシェーレン像、覆いかぶさっているのが ダンスの舞台テント |
橋を渡り、フランチェスコ・ロッパ〈18世紀の彫刻家〉の作った噴水を見て、市庁舎の中庭に入る。壁はスグラフィットという技法で 装飾されている。
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旧市街 左の時計塔のある建物が市庁舎 |
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中庭の井戸 |
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市庁舎中庭 右手の壁には 町の地図 |
ここで少しフリータイム。
どなたかが「塩チョコレートが名物なので買いたい」とおっしゃったのでそのお店に一緒に行った。塩チョコレートはどんなものかよく分からないので、小さい板チョコになっているのを一枚だけ買った〈家に帰って食べてみたら、ビターチョコに少し塩味が付いているもので、塩辛いというほどではなくこれならもう少し買っても良かったと思った)
お土産用にと大量にお買いになっていた方もいらした。でもチョコレートって重い。
そのお店はお塩やさんだったので、ピランのお塩 の小袋入りを買った。そんなわけで、あっという間にフリータイムは終わってしまった。
それから聖ニコラス大聖堂へ。
此処は中に入った。
入り口の扉は新しいもので、一番上にはヨハネ・パウロ二世。中ほど左には十字軍、右はオスマントルコ。
教会の中は豪華なバロックスタイルで飾られている。
リエカでもヨハネ・パウロ二世像をみたが、カトリック教徒にとっては、教皇様の御幸は非常な喜びまた名誉なことなのだろう。
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何か分からない、 司教のお墓の墓石かな? |
入り口のドア 一番上は ヨハネ・パウロ二世 |
ちらっと青空市場を見て〈竜の橋〉へ。この橋は中欧で初めてコンクリートで造られた橋。
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青空市 |
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竜の橋 |
市内観光を終えて16時過ぎバスでザグレブに向かう。
今思い返してみると今回の旅行で訪れた町で一番美しかったのは、リュブリアナであったような気がする。
この町を出てからザグレブへの途中の景色がまた実に良かった。
緑の丘、遠くに山、森、時折小さな村。
物干し台みたいなものは、干草をかけておくものだそうだ。本当ににスロヴェニアはみどり豊かな国だ。
アドリア海沿岸の景色も良かったがこの緑の野山も見飽きることはなかった。
19時30分 スロヴェニア国境、高速道路の料金所みたいな所。降りてパスポートを見せてすぐOK.
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国境は どこもこんな感じだった(料金所とかわりない) |
クロアチア入国では前のバスが長く停められて待たされたが、我々のバスはノーチェック。(外23度)
17時53分出発。
ザグレブのホテル到着30分くらい前からそれまでの田園風景とガラリ変わって、高層アパート群が現れた。
14,5階建てくらいだろうか、少し古くなって、何となく暗い感じ、はっきり言って醜い建物。リュブリアナに近付いた時とは全く違う。
ザグレブは小ウイーンとも言われる美しい町、と書いてある本があったがこのあたりは旧東欧圏という感じだ。20分ほどで市内に入ると、これまでのハプスブルグ家の影響を受けたという町々と同じような地域に入り何となくほっとする。
18時30分 ザグレブ パレスホテル到着
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泊まったお部屋 |
1907年創業の町で一番古いホテルだ。
ロビーの天井も美しい。
お部屋も期待したが、、。
? ベッドの置き方がヘン。
しかしバスルームは新しくて気持ちがいい。
勿論タオル類も真っ白だった。
「古いヨーロッパスタイルのホテルは、部屋のタイプが様々で、、」などと旅行社のパンフレットには断り書きがある。
私は1人だから、これでかまわないが「あまりにも狭くてスーツケースが広げられない」と苦情をもらす方もいらした。(ひと組だけ。他の方は大丈夫だったようだ)
しかし、このホテルは非常にロケーションがいい。
私はホテルはロケーションが一番大事、と思っている。
もちろん清潔さや水周りなどの条件がちゃんと満たされていればの話。ベッドのおき方くらいで文句は言わないことにする。
ただ、同じツアーで部屋の大きさに差がありすぎるのは問題かもしれない。
19時30分 夕食
格式あるホテルらしく、食器などは立派。
お食事に、つきだし、というのか、小さい前菜が出た。
シュー皮にチーズをつめたものでワインに合って なかなか美味しかった。
メニュー
野菜スープ(味が物足りなかった)
パプリカのひき肉詰め、マッシュポテト添え
サラダ
ケーキ
ワイン(20クーナ) エスプレッソ(15クーナ)
エスプレッソは美味しかった
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21時10分 部屋に戻る。
ベッドが壁にくっついているので、最初は圧迫感があったが、すぐ眠ってしまって問題はなかった。
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