7日目

そのⅡ
 
ヴィリニュス~スィグルダ   ガウヤ国立公園


ルンダーレ城を出て1時間位たったころ 大河を渡った。 ダウガヴァ川 はるか向こうに見えるのは 多分リーガの町

 
 

1655分  ガウヤ国立公園 

トゥライダ博物館保護区トゥライダとは 古代住民リボニア人の言葉で 神の庭 という意味。少しだけ高くなったところへ上がって行くとまずトライダ・ルアザの墓がある 
トライダの薔薇と呼ばれた美女が恋人への愛をつらぬくため 死を選んだそうな、
17世紀のはなし。

   
 トゥライダ・ルアザの墓 1601-1620 と書いてある  トゥライダ教会

トゥライダ教会
ラトヴィアでもっとも古い木造教会の一つ 1750年に建てられた。ルーテル派の教会。
其の頃の時代の服装をした女性がいた。案内係らしいが、たぶん言葉が分からないからだろう、ニコニコしているだけ。

 
 
 
 
 
 教会建設中 現在は再建されていると思われ、古い教会に使われていた釘などらしい
   
 牧師夫人?  五月の薔薇
  
  遠くに トゥライダ城の塔

教会の裏手に白いバラが植えられている。五月の薔薇とよばれているものでとても香りがいい。だいたいここは道に沿っていろいろある。
次に行ったのは 博物館入口に立っていた係りの女性、 恐らく13世紀ごろと思われる服装。 装身具がとても気に入った。

   
   上のメダル様のペンダントなら 私でも下げられそう

ここはとても面白かった。11~⒔世紀のリーヴ人の生活を見ることが出来る。見るのに夢中でメモをとっていないのでよくわからないものもあるのだが。一番興味をひかれたのは カウポの屋敷の模型
カウポという人はトゥライダの大長老でこの地域で1203年 最初にキリスト教徒となった(どうやら騙されて改宗したらしい)。アルベルトはカウポの協力により、ガウヤ川一帯のキリスト教化をすすめたが、すべての土地と道は血で染められた、というものすごい殺戮が行なわれたらしい。

  
 大族長 カウポの屋敷  ガラスケースに 建物の窓ガラスが 映り込んでいいてみにくい
   
 カウポの屋敷 (上写真の左横から見ると)   銅鑼のように見えるが

カウポの屋敷の模型、13世紀の家ということになるが、木造。大族長の砦がこれなのか、と以外な気がした。このあたりは木が豊富なところだからだろうけれど。(これでは 騎士団と戦ったら負けそう)

   
 岩絵  
   
   穀物をすりつぶしたらしい

それと当時の装身具にも惹かれた。 先日リガの トルノスというバルティクジュエリーのお店にいったが、そのモチーフの原型、とおもわれるものがいろいろあった。私はこういうのが大好き。 

 
 
 
 
     
     
     
ほしくなるようなものばかり   
 
1203年の地図 白い点線が ローマへのルート中間あたりに マグデブルグがある。
右上 トゥライダのところからも いくつか ルート おりていくと 黒海に行く途中にキエフ
 バイキングたちは 川伝いに コンスタンティノープルに行ったというのも頷ける

また少し歩いてトゥライダ城

13世紀 騎士団がカウポの砦を破壊してリーガのアルベルト司教が築いた城。

16世紀に建てられた塔に上って周囲の景色を眺める。周囲はとても深い森。

   
 入口  奥の塔に上って見渡す
  
  入口のほうを見る(右奥の広場に面白い彫刻
  
  ガウヤ川の蛇行がよくわかる
   
   面白い彫刻を拡大

ガウヤ川(540㎞)蛇行しているのがよくわかる。塔の途中にショップがあって、バルティックジュエリーを売っていたので、買いたいな、とおもったが 買う時間はなかった。

   
   スィグルダ教会
  
  公園入口近くの建物  どこも 白いデージーが一面に咲いている

バスに乗ってスィグルダのホテルへ ホテル・スィグルダ

   
   
   
   

新館に泊まった。きれいだが、シャワーが固定式だった。

1930分 夕食

   
   
   
   私たちは 屋内レストランだったが 外にもある。
 きれいな森林公園の中のホテルでした

夕食後 2040分ごろから森の中をスーパーへ。寿司酢を売っていたので写真に撮って日本に帰ってよく写真をみたら、巻きすまであった。1ラッツ約 200円弱だから、巻きす が65円くらい

   
   

もどって絵葉書を書いて 2330分に寝た。