10日目

そのV

タリン市内フリー観光  
ドミニコ会修道院など



迷いながらもカタリナ通りに行きつく。トンネルのようなところをくぐると小さな広場。
   
   
その先の小路がカタリナ通り、左側の壁には墓石の蓋板らしいものがたてかけてある
   
   
  
  
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、右側は おもに工芸品を売っているお店。手作りの木製品やガラス器が見える。
   
   
   
   城壁につきあたったところを 左に折れる
 
あとで寄ることにして兎も角修道院へ。
   
 入口で 振り返る  入ったところ
 
ドミニコ会がタリンに来たのは1229。最初はトームペアにあったが、騎士団に破壊されたので、1246年にこの場所にきた。宗教改革により破壊され、市議会からも活動を停止され、そのうえ大火で大部分が廃墟になっている。 現存部分が見られるとガイドブックにあったので来てみたのだ。
   
 この階段をあがっていく  
  
あとで分かったのだが  ここは 画廊入口だった
 もとは ドミニコ会修道院の 部屋
 
入って右手に地下に降りる階段がある。なんだかおかしい。絵の展示会があるみたいだ。よこの修道院の見取り図はあるのだが。

また聖カタリナの板絵も 
   
アレクサンドリアの 聖カタリナ  

ガイドブックにあるイシスス・ギャラリだった。この場所をかりているのだろう。今度は階段をあがってみる。すこし広い部屋に白い頭巾付修道女服を着た(絵本の中の人みたいだった)おばあさんがいて、 何タラいっている。 なんとか分かって3ユーロ払うと。手渡されたのが ローソク!!それも プラスチックカップの 上半分を切って浅くして真ん中に穴をあけてローソクを通してある。つまりこのコップがローソク建て、手に蝋が落ちない工夫なのだ。 それにマッチで火をつけて、向こうへ と 手でしめす。

他 誰もいない。
 
   
 ホール  図書館らしい

図書室みたいなところをとおると次からはもう真っ暗。くらい通路、 階段をあがったり降りたり

回廊みたいなところもあるが 外は見えない。
   
   
   
 回廊  16世紀の (馬鹿者の頭部)
 
かけらみたいな遺物があるが、ゴシックで私好みではない。一通りみて中
庭をみたい、と言うがなかなか通じない(お互い英語がいい加減)それでも行き方をきいて行ったがどうにも分からなかった
期待していたのにここは徒労に近かった。ドミニコ会ってカタリ派を異端審問でひどい目に合わせた会だったことをしっかり思い出した。 
そこでまた市役所広場に戻った。旧市庁舎の塔に上る人たちが行列を作っていた。私は階段を上るのはつらいと、やめたが、矢張りこのきれいな町を 俯瞰しておくべきだったと、写真を整理しながら後悔している。旧市庁舎の二階の長椅子の彫刻が素晴らしい、というので入りたかったが今日はおやすみだった。
お祭りらしく舞台がしつらえられて広場は人出が多く賑やかだが、そこをかきわけ聖霊教会の写真を撮ろうとしてお向かいの大ギルド会館にはいった。見るとよさそうだが、時間を考えてすぐ出て聖霊教会へ 
外側の時計は
1684年製、タリンで初めて取り付けられた公共時計。
14世紀半ばにできた教会で宗教改革を生き延びた祭壇が有名(Uに写真はのせた)。

聖霊教会
ベルント・ノトケ作 聖霊降臨 15世紀
 
 

宗教改革後は 礼拝も エストニア語で行われ、現存する最古のエストニア語の本(公教要理集)はここで翻訳された。
内部は小さめで古色蒼然としている。
   
   

どうしても、というところはこれで見終わったつもりだったが、帰ってからガイドブックをみて見残しが多くて残念な思いがしている。 
さあショッピング、午前中マークしておいたお店へ、リネン類やらなにやら一点一点はお安いのであれこれ買ってしまった。
足も結構疲れた。カタリナ小路を通って戻ろう。ここで手作りガラス器のお店で小さな花瓶を買って、ヴィル門の方に向かう。
城壁がセーターの壁、ここで手袋を買ってホテルへ。

 
 セーターの壁
 
 
 
 ヴィル門(向こうの白いビルが ソコスプラザ。 我々のホテルはその少し先

ホテルまではヴィル門から10分もしないはずなのに、交差点が広くて道を間違えたりして、ぐったり。185分帰着
帰って一休みすると足が大丈夫になったので夕食を仕入れようとソコスホテルプラザに行く。 
バスターミナルもあって、なんだかよく分からない。テイクアウトみたいなものもない。でもお土産屋さんをみつけてまた少し買って、食糧を仕入れることなくホテルへ。夕食は残っていたお菓子とジュースですませてしまった。