この博物館のすごい所は教会ばかりでなくローマ時代の貴族の館二軒も 含んでいることである。
野菜畑の邸宅
その床モザイクも 多く展示されている。
この後は ローマ遺跡の発掘品のオンパレード 墓石などが ものすごく沢山ある。
これら全てこの辺りからの発掘品なのであろうか、面白くて次々写真を撮っていたが、 ここでノンビリしていたら、教会までたどり着けないと、途中から 急ぎ足。
期待していた ロンゴバルドのものは さほど多くはない。 昨日のモデナの方がすてきなものは多かった。
9世紀の風見鶏 ロマネスク期の柱頭彫刻など、
とくに興味をひかれたのは下左、タンパンのうようなもの。キリストのシンボルであるクリスモンが 円環の中にに描かれ、Αとωの文字をともなっている。 面白いのは、その下に二匹の蛇が 背中合わせにいること。どういう意味があるのだろう。 横に解説があったのだが、いい加減な写真の撮り方で倍率をあげても読めないのです(無念)
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二匹の蛇が支えるクリスモン |
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少し時代が下る教会の入口、 優しい感じのフレスコ画が気にいったので |
そうしていよいよ サン・サルバドール教会。 以外に広い。
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入口方向を見る |
そうして とても見たかった孔雀、孔雀 ラヴェンナの石棺などでよく見るが これがこれまで観たクジャク彫刻の中で一番優美だ。
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8世紀の石板 |
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境界の壁には うっすら フレスコ画の跡が残っているが 判然としない。アーチのストゥッコ装飾がいい。
階段をおりて ロマネスクのクリプタへ。さほど広くはない場所に1.5mくらいの間隔で細い柱が林立している。すてきだ。 柱頭彫刻も少しある。
ここを出るとあとは ゴシックや ルネッサンスになるのでいい加減にはしょって、ショップへ。
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途中で見た中庭 |
しかしこの博物館だけの図録というものはなかった。
しおりを何枚か買ってカフェテリアがあるはず、と思ってあたりをみまわしたが、見つからない。レストランに入ってゆっくり食事をするには列車の時間が心配。それで食事もしないでとりあえず地下鉄でブレシア駅に戻った。もう足がいうことをきいてくれない。 まず切符を買う。駅に簡単なカフェがあるが、ピザはおなかにおもそうだし、サンドイッチも大きすぎなのでやめ。 結局 持っていたマーブルチョコで エネルギー補給しながら 列車を待った。
Brescia13:53→Verona14:27/ 14:50→Bologna15:40(遅れて15:50)
寝過ごすと困るので スマホの目覚ましをセット。今回は駅到着前にアナウンスがあった。
16時頃 ホテルに戻り列車で休めたのでまだ歩けそう、と、 co-opへ行った。 徒歩10分くらいのところ。高級なものはない。 とりあえず ドライポルチーニを沢山 それにアンチョビ、 ミネラルウオーターなどを買いこんだ。 ホテルに戻って、持参の湯沸かしでお湯を沸かして 赤いきつねうどん(あまり美味しくなかった)と朝食のとき食べずにおいたオレンジで夕食とした(機内から持ってきた プラスチックのナイフが役に立った)。入浴、洗濯
19時頃少し 眠りしはじめたところで 添乗員さんが 明日の音楽会のチケットを持ってきてくださった。
20時 本格的に寝る。
しかし 時差ボケ 日が変わって 1時10分ごろ 眼が覚めてしまってそれからもう 眠れなくなってしまった。
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