3日目

そのU

ブレシア (サンタ・ジュリア博物館)


この博物館のすごい所は教会ばかりでなくローマ時代の貴族の館二軒も 含んでいることである。
野菜畑の邸宅

 
 

その床モザイクも 多く展示されている。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この後は ローマ遺跡の発掘品のオンパレード 墓石などが ものすごく沢山ある。
これら全てこの辺りからの発掘品なのであろうか、面白くて次々写真を撮っていたが、 ここでノンビリしていたら、教会までたどり着けないと、途中から 急ぎ足。
   
   
 
 
 
 
期待していた ロンゴバルドのものは さほど多くはない。 昨日のモデナの方がすてきなものは多かった。
 
 
   
   
 
 
   
   
9世紀の風見鶏  ロマネスク期の柱頭彫刻など、
とくに興味をひかれたのは下左、タンパンのうようなもの。キリストのシンボルであるクリスモンが 円環の中にに描かれ、Αとωの文字をともなっている。 面白いのは、その下に二匹の蛇が 背中合わせにいること。どういう意味があるのだろう。 横に解説があったのだが、いい加減な写真の撮り方で倍率をあげても読めないのです(無念) 


   
   
   
   二匹の蛇が支えるクリスモン
   
   
 
 少し時代が下る教会の入口、 優しい感じのフレスコ画が気にいったので

そうしていよいよ サン・サルバドール教会。 以外に広い。

 
 
 
 入口方向を見る
そうして とても見たかった孔雀、孔雀 ラヴェンナの石棺などでよく見るが これがこれまで観たクジャク彫刻の中で一番優美だ。
 
 8世紀の石板
 
 

境界の壁には うっすら フレスコ画の跡が残っているが 判然としない。アーチのストゥッコ装飾がいい。

 
 
 
 
   
   

階段をおりて ロマネスクのクリプタへ。さほど広くはない場所に1.5mくらいの間隔で細い柱が林立している。すてきだ。 柱頭彫刻も少しある。

 
 
   
   

ここを出るとあとは ゴシックや ルネッサンスになるのでいい加減にはしょって、ショップへ。

 
 途中で見た中庭
しかしこの博物館だけの図録というものはなかった。 
しおりを何枚か買ってカフェテリアがあるはず、と思ってあたりをみまわしたが、見つからない。レストランに入ってゆっくり食事をするには列車の時間が心配。それで食事もしないでとりあえず地下鉄でブレシア駅に戻った。もう足がいうことをきいてくれない。 まず切符を買う。駅に簡単なカフェがあるが、ピザはおなかにおもそうだし、サンドイッチも大きすぎなのでやめ。 結局 持っていたマーブルチョコで エネルギー補給しながら 列車を待った。

Brescia13:53
Verona14:27/ 14:50Bologna15:40(遅れて15:50
寝過ごすと困るので スマホの目覚ましをセット。今回は駅到着前にアナウンスがあった。

16時頃 ホテルに戻り列車で休めたのでまだ歩けそう、と、 co-opへ行った。 徒歩10分くらいのところ。高級なものはない。 とりあえず ドライポルチーニを沢山 それにアンチョビ、 ミネラルウオーターなどを買いこんだ。 ホテルに戻って、持参の湯沸かしでお湯を沸かして 赤いきつねうどん(あまり美味しくなかった)と朝食のとき食べずにおいたオレンジで夕食とした(機内から持ってきた プラスチックのナイフが役に立った)。入浴、洗濯

19時頃少し 眠りしはじめたところで 添乗員さんが 明日の音楽会のチケットを持ってきてくださった。
20
時 本格的に寝る。 

しかし 時差ボケ 日が変わって 1時10分ごろ 眼が覚めてしまってそれからもう 眠れなくなってしまった。