11月6日

5日目

ノナントラ修道院、フェッラーラ


6時過ぎに起きて身支度
7時過ぎ 朝食 
   
   

8時8分 ホテルを出て駅でチケット購入。
今日の予定は モデナ経由でノナントラへ行きボローニャに戻ってフェッラーラへ。 

 
 

Bologna 8:28 →8:52Modena
   
   途中は 平野が続く

9:02→ 9:20過ぎ タクシー (20+2?)
ノナントラ修道院 Nonantola Abbey
関連サイト
http://www.abbazianonantola.it/
http://www.romanico-emiliaromagna.com/index.php/en/monuments/item/25-abbazia-di-nonantola.html

752年 ロンゴバルドの前フリウリ公アンセルムがベネディクト会修道院をはじめ、756年従兄弟のアストルフォ王に贈られたこのノナントラの地に教会と修道院を造った。
756年 ローマから聖シルヴェストロの聖遺物もってきた。
中世、この修道院は大いに栄え文化の中心だった。

まず教会入口  12世紀初頭の ヴルジェルモ派の浮彫をじっくり眺めて。 
 
 
 
 
扉の両脇の柱の彫刻が面白い。 むかって左側がアンセルムの事績、 右側は ご生誕にかかわる図像 
側面には唐草に取り込まれた 人間や動物 ハルピョイアやケンタウロスもいる。
  
 
 
 
   
   
   
 お告げ  湯あみ
   
   
   
   

写真を撮ってから修道院に入る。
他に入場者はいなくて、 まず サン・シルヴェストロ教会へ。
修復中だった。
 
 左奥の壁際に見えるのが 八角形の洗礼槽、ローマ時代のコラムが中央に見える。
 
 身廊  あげられた祭壇の下にこれから行くクリプトが見えている。 

身廊 とくに面白い柱頭彫刻はなかった。
   
   15世紀のフレスコ画
クリプトへ(一度廊下へ出てから入る。)
1121年〜 建てられ始め、洪水その他のために 16世紀までかかって造られたもの。ここは修復されてスッキリ綺麗だった。オリジナルの柱は 数本しかない。
 
 
柱頭彫刻をいくつか。
   
 この柱はオリジナルだろう  
   
   

サン・シルヴェストロ一世法王の聖遺物
 
 
奥も広い。
   
   
そのあとアプシスも綺麗だから見るように、と言われて、外に出る。

 
 
   
 後陣中央の二連窓の彫刻 ポルチコ 
ポルチコは 14世紀 
朝露に濡れた草花がかわいらしい。 人気のない朝の庭は すがすがしくて 気持ちがよい。
後陣は ロンバルディア帯がが美しいが、あまりにもきれいに修復されていてちょっとしらけてしまった。

それから博物館に入る。軍服を来た男女の若者が研修中のようで、中も見学していたが、すぐに行ってしまい、ここでも一人きりだった。
ルネサンス期以降の 絵画の前は 素通りして
10世紀の写本 
 

サン・シルヴェストロの石棺 
 

12世紀末から 13世紀の 聖遺物箱 
 

11〜12世紀  ビザンティンの stauro-case of the double cross
(正確な訳語を知らないのでこのまま)聖ヘレナ とコンスタンティヌス

 

11世紀後半 楽譜のもっとも古いものの表紙  大グレゴリウス 
 
 
 
 2線譜で 赤がファ で 黄色がド

11世紀後半 カノッサのマティルダ女伯の福音書 
 

このホールの壁には 11,12世紀の壁画があるはずなのだが、 壁全体がパネルに覆われていて探してもわからなかったのが残念。

10時40分ごろ出る。 来た時にもらっておいたタクシーカードを見せて受付で呼んでもらった。
15分くらいかかるというので 付近を散策。
隣接する公園 

 

モニュメント、 それに墓石だろうか。 奥にボローニャの塔(もとの市壁の砦)博物館になっているらしいが時間がないので行かなかった。
10時50分頃タクシーが来る。 モデナ駅まで17分(27+3?)

列車は  Moden→a Bologna→ Ferrara
11時32分発が遅れて ボローニャで乗り換え12時39分発 フェッラーラ 12時59分着 
この日は寒くてボローニャで乗り換えを待つ間にホテルに戻ってコートをとってこようかと思ったが 乗り遅れるといけないのでやめにした。 
フェッラーラに着くと 寒さはさほどでもなかった。
そのUへ