ミサの続く中そっと外へでて、横の回廊へ。不愛想なお爺さん、ムゼオといっても知らん顔、
12時30分まで と書いてある案内板を示しながら言うとあけてくれた。3.5€、(リドットは無視された)本も買う。6€。
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細長く狭い中庭 |
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左の扉は教会に続く(関係者のみ?) ロマネスクの二連窓がいい |
歴代の司祭の肖像画などは興味が持てない。すばらしかったのは ビザンティンの幟。
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葡萄酒を飲ませるキリスト |
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パンを与えるキリスト (実際はこの程度にしか見えなかった、はっきりさせるために上写真は Photoshopで加工) |
ビザンティン独特の図柄 聖餐 使徒の聖体拝領 が刺繍されている。 感動した。10世紀の作品。
1315年ここで亡くなったアクィレイア総大司教によってもたらされたもの。
14世紀の多翼祭壇画、何世紀かわからないが 磔刑像、 楽譜などもあった。
15分ほどみてから外の公園に行く。見晴しがいい。美しい秋を堪能。
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市庁舎広場 教会のアプシスが美しい |
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市庁舎(上写真奥)のところで 歌を歌っていた |
教会に戻ってみると、ミサはおわっていたので中に入る(12時15分ごろ)
12世紀の柱頭、13世紀の洗礼盤 一つの石をくりぬいたものなどを見る。(この時撮った写真もまとめて前ページに)
写真をとっているうちに徐々に 明かりを消されて、外に出る。
広場の端 眺めのよさそうな レストランに入る。タヴェルナ・デル・ファルコニエール http://www.castellarquato.com/cucina/falconiere/index.php
少食なので、色々食べられないのが残念。
ポルチーニのラビオリ、赤ワインコーヒー、dolceにカッサーテ・デル・ピエモンテーゼ(30€)
14時頃 お店を出て小道歩きをしながら写真をとって、タクシーの場所へ
道を間違えて45分頃着いたがタクシーが待っていない。5分おくれただけで帰ってしまうとも思われない、辺りをうろうろ、刻々と列車の時間がせまっている。 しかたがないので、別のタクシーをつかまえたいが、ない。
ホテルに入ってタクシーをよんでもらう。二本?電話をしてもらったが捕まらない。
おもいついて、先ほどのタクシーカードを渡してかけてもらいながら外を見ると丁度、朝のタクシーがやってきた。
手をあげて「リタルドー」と言っている。 ともかく急いで乗っていってもらった。
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美しい景色もおちおち楽しめない |
15時5分発の列車に乗るのに、駅に着いたのが5分、列車は向こう側のホームに停まっている。
階段をおりてトンネルをくぐる時間もなく列車は発車してしまった。こういうときにかぎって、定刻通り!!
運転手は30€のところ、お詫びのつもりか5€札をおしつけて行ってしまった。次の列車は1時間後。
駅舎には他に誰もいない。勿論キオスクみたいなものもない。文庫本はもってきたのでそれを開げる。
考えてみれば、次の予定地 フィデンツァまでは一駅、9分くらい。 タクシーでいってもたいして料金はかからない。
そのまま乗っていけばよかった。でも悔しい。 あれこれ思いつつ次の列車でフィデンツァへ
16:05〜16:13 列車
そのVへ
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