13時頃 博物館を出てすぐ向こうの 正教(ネオニアーノ)洗礼堂へ
Battistero
Neoniano
5世紀初期の着工、450年過ぎ頃完成したと言われている。
下写真左側が八角形の洗礼堂 右が大聖堂。間の細い道の奥にさきほどの博物館がある。
 |
 |
|
壁のレリーフ |
 |
モザイク装飾が施された豪華な洗礼堂である。 |
天井 12時、6時、3時、9時の位置に玉座上の十字架、その間に開いた福音書を載せた祭壇が四つ、
中段には冠を手にした12使徒、頂点にはキリストの洗礼場面(この部分は修復はなはだしい)
前に着たときはモザイクばかりながめていたのですが、今回は中段のニッチのようになっているところのストゥッコ装飾もじっくり見ました。
 |
|
蛇とライオンを踏みつけるキリスト |
獅子の谷のダニエル |
屋根の上に二匹ずつ動物が向き合っている図が多かったのですが、特に興味をひかれたのは右下です。これは 馬みたいですが尻尾を見るとケートス(海獣)らしいと思いました。 |
|
 |
 |
|
|
 |
入り口側を見る。 |
13時17分ごろ出て、ゆっくり歩きながらサン・ヴィターレに向かいます。
大聖堂前広場、松がイタリア!15分位歩いて、まずお昼。
サン・ヴィターレ聖堂の入口が見えてきた。 右手前 少しだけ見えている白いパラソルの下でランチ。
 |
 |
大聖堂前広場 |
サン・ヴィターレ聖堂の入口 |
ちょっとしたバールのテラスで 私はラザニアとワイン彼女はパスタとビール。
彼女のトマトソースのパスタを少しわけていただいたが、 酸味があって美味しかった。
14時25分〜
サン・ヴィターレ聖堂 S.Vitale 526年建立 547〜548年にマクシミアヌス司教により献堂。
ここも銀行家ユリアヌスがお金を出している。平面図、入り口が右写真とあうよう少し回転させた入る手間w左手は博物館(今回は入らなかった)
聖堂内陣
内陣天井、子羊のメダイヨンを四方から掲げる天使
アプシス 中央に若いキリストが青い天球に座っている。足元には4本の川、 右にキリスト拡大
天使にともなわれているのが 向かって左は聖ウィタリス。右がエクレシウス(この聖堂を建て始めた司教)
アブラハムの物語 上横にはエレミアとモーゼ その上にはヨハネとルカ
南壁には上段アーチの左右にマタイとマルコ、 イザヤと燃える柴を見るMoses
アーチに神に捧げものをするAbelとメルセデキク、いずれも神への奉献の場面で 下の祭壇に向かう人物と関連付けられている。
左下 中央がユスティニアヌス帝(527〜565年)、一人置いて、むかって右が マクシミアヌス
 |
ユスティニアヌス帝が持っているのは黄金のパテナ(聖体皿) |
南壁には皇妃テオドラ、アトリウムにはいってきて、廷臣がカーテンをあげてこれから聖堂に入る。
 |
テオドラの衣の裾には マギの礼拝 この場面が神への奉献の図であることを示している。 |
 |
|
豪華、壮麗 圧倒されてしまいます。
柱頭彫刻も透かし彫りが施され、金もつかわれ華麗
今回は床モザイクにも注目
5世紀石棺外へ出てガッラ・プラキディア霊廟に向かう。裏側から見るサン・ヴィターレ
 |
|
 |
5世紀 石棺 クリスモンと羊 |
そのWへ
|