11月10,11日

ボローニャ〜パリ〜成田



いよいよ帰国の日。
7時 朝食
急いで部屋に戻って、ぎりぎりまで冷蔵庫に入れておいたチーズをスーツケース(機内預けの方が 温度が低く保てるからよいので)に詰めて、ドアの外に出す。
8時30分 ロビー集合 ところがバスが来ていない。 
遅れたので、ポーターさんだけでは時間がかかる、ということでできるだけ各自運ぶように、ということで少し先の通りの反対側までゴロゴロ引いていく(添乗員さんが手伝ってくださった)。理由はあったらしかったが、やはりイタリアはアバウトだ。
バスが遅れたうえ チェックインに時間がかかって免税店による暇はなかった。
航空機は 10時45分発 
パリ、シャルル・ドゴール空港 12時30分着 13時45分成田に向けて 離陸
14時30分頃 お手拭きが配られ 機内食。
2回の機内食
 
 
 
 
無事11日 成田 到着
いいお仲間、添乗員さんにも恵まれ思い出深い旅でした。
11月にはいっているので、寒いかと心配だったが、暑からず寒からず、好天にも恵まれて気持ちの良い旅が楽しめました。


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全日程、添乗員付きだがホテルと朝食だけついて初日以外あとはフリーというスタイルは初めてだった。
私のように見たいものがはっきりしていて自由に見て回りたいが、完全に一人では何かあったときに心配、という人間にとって、こういうスタイルはとても好ましかった。 
念願のポンポーザ ブレシアなど一般のツアーでは組み込まれないところに行くことができて、非常に満足した。
イタリア、うまく 列車の切符が帰るかしら?一人でタクシーに乗って大丈夫かしら、などという心配も杞憂に終わった。
私はツアーになれているので、それなりにツアーのリズムで楽しむことができる。 説明もあり、見落としもないので 大いに助かるところもある。
しかし、ポンポーザ修道院の広い庭で感じたあの幸せ感、これは一人だけだからかもしれない。
あの庭のポプラの木々の向こうにかすむ景色。あの写真は今私のパソコンのデスクトップにはりつけてある。
 
ただ痛感したのは 体力の無さ。  
もともと時差ボケがひどいたちで、夜眠れない。
その上、小食なので、一人でレストランに入っても一皿しか頼めない。つまりバランスのとれた食事ができなかった。誰かと行って二皿とって分け合えればよかったのだが。
そういうわけで、帰ってから引いた風邪は 治ったかと思えばぶり返す、で一か月半、ほとんど半病人状態だった。
11月はもうサマータイムではないので、日没の時刻はほぼ日本と同じ。
行く前には日が短いことが少し不満だったが、あと1時間、余計に歩きまわっていたら、どうなったことか。
私にとっては良い時期に行けた、ということになる。
スーツケースなど持ち歩かない一人歩き出さえこうなのだから、完全に一人で荷物を持っての移動、いう旅は、残念ながら私には無理、ということがよく分かった。
しかしツアーのスタイルとしては、こういうのも良い試み。次にこういうスタイルを選ぶことがあれば、ともかく 体力を考えて欲張り過ぎないことだと思った。