ここのイシス神殿(エジプト末期王朝から、ローマ支配時代の遺跡)には外庭にハトホル柱がたっている。
ハトホル神というのは、牛の角と太陽を頭上にのせた姿で表わされる女神で、テーベ西岸の墓地の守護神下の右側の写真で、柱の上部にある顔がハトホル神
また、ここには後の時代にキリスト教徒(コプト教徒)が住んだので、コプト十字が壁に刻まれている
島でゆっくりしたいと思ったがすぐ船で戻りバスに乗る。
8時10分 切りかけのオベリスク
オベリスクとは針とか、くしという意味。
オベリスクは必ず一枚岩で、作られ、材料はこのアスワンの花崗岩。
木の棒を差し込み、水をかけると膨張して割れるということを利用して、切り出したそうだ。ここにあるのは亀裂が入ったから、途中でやめたもの。
岩山に横たわっている。
岩山に上って、オベリスクを見たが、別にどうというほどのものではない。
石は石。だが切り出して運びおろすのはさぞかし大変なことだろうと思った。
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