8月13日

 6日目

ドレスデン滞在 ザクセンスイスへ


7時 朝食

このホテルの朝食ビュッフェには、ケーキもある。
私はパンよりケーキがいいが、甘いものを食べてしまうと他のものが入らなくなるので断念。
せっかくなので色々とって、少しずつ味わってみた。

  

 

 

 

   


9時 出発
新市街を車窓観光しながら、ザクセンスイスとよばれる、エルベ川上流、)チェコとの国境近くに向かう。対岸に昨日行った旧市街が見えた。

対岸に旧市街

ユダヤ教会

ベルリンと同じように、緑が多い
石造りのどっしりした建物もあるが、建ったばかりや現在建築中の新しい建物も多い。 残念ながら私の座席の側ではなかったので、あまりよい写真が取れなかったが
ユダヤ教会 (3年前にできあがった) シネマコンプレックス(脱構築主義の建築で ヒンメルブラウという会社が造った) などが面白かった。
バスのなかでの話
* ドイツの大学は授業料が無料
* 車はオートマティックではない 冷房もない、ドアのところに雨よけのカサがついていない 
  高速道路では夜など180キロ出すそうだ。
* お魚は食べない。 お肉は豚肉が一般的、ついで、牛肉。意外に鶏肉の値段がが高い
 高速を降りるとピルナという町、瀟洒な建物が続く。 
このあたり、ブドウ畑が目についたが、りんご、杏、洋ナシなどもとれるそうだ。
やがて、遠くに岩山がみえてきた。

ケーニッヒシュタインに入るところ


1時間ほどで、ケーニヒッヒシュタインに着く。 
山の上(海抜360メート)に要塞がある。 
しかし、要塞としての役割は第一次大戦前には終え、思想犯などを閉じ込めたりしていたが、統一後は野外博物館となっている。

岩登りをするのではなく、エレベーターでいっきに上にあがる。
広い台地(、周囲2.2キロメートル)でそこに色々建物がある。



展望台から見たのエルベの流れ。かなり上流のせいか、大河ではない。
川の横の線路はプラハへと続く。 

遠くにバスタイ峡の岩山が見える

フリードリヒ王を迎えた小さなお城、

 金貨の貯蔵庫(壁の厚さは1.7m)、

金貨は樽に詰められ 地下の貯蔵庫に
この樽に入っている水をこぼす

井戸は約150メートルの深さ。 
高台なので、エルベ川に届いているわけではない。
ここでは樽で水を汲み上げて、水をこぼすと何秒かかるかを皆に考えさせた。
要するに水面までどのくらい深いかを示したいのだろう。
数えるのがおそすぎて、13まで数えたところでバシャーン。
本当は16秒かかるらしい。
水の汲み上げは今はモーターでやっているが昔は馬を使ったということだった。


それから、牢屋だった建物の横を通った。

マイセン磁器を発明したベッドガーも一時期ここに閉じ込められたそうだ。 

 

白い建物が一時期牢屋として使われた

塹壕みたいなところ(戦時中絵などがここにしまわれた)などをみながら台地を一回りした。

奥の建物には絵などがしまわれていた事がある ショップなどがある建物

岩の上の台地だが、木々は繁り、お花も咲いてきれいなところだった。
 
帰りはエレベーターで降りたい人と坂道を歩きたい人はわかれた。
私は坂道を降りた。 トンネルを抜けてちょっと面白かった。

トンネルの途中でなにやら機械の説明をしていた 出口

坂道を降りたところの門 下から見ると、いかにも要塞といった感じがする

バスで、バスタイに向かう。
ケーニヒシュタインのすぐ対岸だが、エルベ川には橋が少ないので、かなりチェコに近いバート・シャンダウというところまで行って、バスタイ峡にはいった。
遠回りだが森の中を抜けてきもちがよい。
バスのなかでのはなし。
* 東独時代は失業率0パーセントで保育所も完備していた。
現在失業者は、16パーセントくらい。冬になるとこのあたりは20パーセントにもなるそうだ。
こういうところにもオストロジー(東独時代を懐かしむ気持ち)が芽生える原因があるのだろう。
それは間違っている、といって作られた映画が『善き人のためのソナタ』 だ。
12時30分 昼食 ベルグホテルバスタイ ノレストラン
崖を見下ろす気持ちのよいレストラン 
卵と肉団子のコンソメスープ(肉団子の味は良かったがスープは胡椒がききすぎていた)
ほうれん草のソテーと鱈マスタード風(マスタードがあまりきいてなくて、ちょっと味が物足りなかった)
 白のマイスナーワインを注文(7.2ユーロ、)
ちょっと高めだが、味はまずまず(私はワインの味がわかるわけではないが)

卵と肉団子のスープ

この旅行では昼は軽食と称して、2コースでデザートがないことがあった時々ある。
でもほんの少量でいいから甘いものがほしかった。
食後、展望台へ、そこから、少し歩いて下るが 母と妹はここのベンチで休んでまっていることにした。
今日は幸いとてもお天気がよい。
雨だと石段が滑りやすくて危険かもいしれない。バスタイ橋(高さ76メートル)

拡大するとロッククライミングをしている人の姿が見えます

ここで岩山を見ていると、ロッククライミングをしている人達がいた!
それから岩にへばりつくようにしてヒースの花が咲いている!!
私がヒース!というとガイドさんはエリカですか?そうこちらではエリカというのだ。 
ヒースは日本でも苗を売っているがなかなか育たない。
イギリスやアイルランドを思い出させる花として私の大好きな花で嬉しくなった。

バスタイ橋 拡大するとヒースの花

2時バスでケーニッヒスシュタインの船着場へ(3時頃到着)

ケーニッヒシュタインの船着場 乗った船

15分ほど船を待つ。 我々はちゃんと列を作ってまっているのに、ドンドン横入りしてくる。
船が到着して、最上階の日陰の席を確保。
母と妹は冷房のきいた船室へ。
今日はお天気がいいのはよいがともかく暑い。 でもがんばってデッキでビデオをまわす。

両岸は、森、ところどころに可愛い家々。心地よい川風に吹かれていると、バスタイ橋が見えた。

川遊びを楽しむ人々もいる

バスタイ橋 ピルナに近づいてきた

4時45分 ピルナ着 ほどよい時間の船旅だった。
ここで下船してバスでドレスデンに向かう。
お買い物をしたい人は旧市街で下ろしてもらえたが我々はホテルに戻った。
5時45分ホテル着
いそいで入浴、
7時 皆お洒落をしてバスで出発
ゼンパーオペラ座横のイタリエーニッシュレストランへ。なかなか豪華なつくりのお部屋で満足。
この旅行会社のいいところは何回かいいレストランに連れて行くことである。

拡大すると天井画 窓からオペラ座が見える

向かいが美術館 ハーブスープ

豚肉の煮込み ビスタツィオのパフェ

夕食 7時15分〜9時
ハーブスープ、 豚肉の煮込み料理、ビスタチオのパフェ 
今回の旅行のお食事について、
ドイツ料理はまずい、とよくいう。しかし、とびきり美味というわけではなかったが、まずいことはなく、まあ美味しいといえた(私の舌がそれほど高級でないせいかもしれないが)
その中でここが一番美味しかったように思う。
ワインはリースリングを頼んだが(7.2ユーロ)昼のレストランの方がよかった。
食後、少しお散歩。ブリュールのテラスから君主の行列のタイル壁画の横を急いで回った。

オペラ座 ブリュールのテラスから

宮廷礼拝堂

バスを待たせている関係かもしれないが、もう少しゆっくり夜景を楽しみたかった。
9時半ごろホテルに戻った。