今日は移動日なので出発が早い。
5時 起床
6時30分 朝食

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ブルーベリーケーキまでとってしまった |
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7時15分 荷物出し
8時 出発
なだらかな丘陵地帯を走る。 牧草地や畑 、所々に村がある。
いよいよエルツ山地にはいってきた。このあたりは山のリゾート地らしくて、ペンション風な家も目につく。
お庭に少し大きな木彫りの人形が飾られている家が目につくようになると、もうザイフェンだ。

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ザイフェンの町に入ったところの標識 |
10時少し前にザイフェンの町も中心広場到着。 おもちゃ博物館が開くまで、暫くフリータイム。
広場を囲んで何軒かお店があるので入る。
でも集合時間が気になって、じっくり選ぶ暇はなかった。下見と思って買わずに博物館前に集合
10時〜30分ばかり、紹介の映画をみたり、館内を見る。

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ザイフェンの村と教会の模型 |

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クリスマス・ピラミッド
熱で上の風車が回り、それに連れてお人形も回る |
いろいろなお人形 |
館内の展示を暫く自由にみたあと、坂道を少しのぼって、おもちゃ工房へ。
面白かったのは、大量生産の工夫。バウムクーヘンのような木は、ケーキを切り分けるように楔形に切っていくと動物の原型ができあがる、という仕組み。ピラミッドも実際にローソクに火をつけてまわして見せたり、煙出し人形から煙を出させたり、楽しいし、購買意欲もそそられた。
工房で制作過程をみたあと少しだけ自由時間。工房の前のお店をのぞく。
お店によって少しずつ置いてあるものが違う。最初の下の広場で気に入ったものがあったのだが、戻る時間はなさそう。
ザイフェンの定番、サンタ人形と、クリスマスピラミッドはもう持っている。(ここのお人形はドイツ中のクリスマスマーケットに出されるし、ちょっとしたみやげ物屋では一年中、売っている)携帯電話で日本の娘と相談しながらパイプ人形を一つ、真鍮のツリー飾りを5個ばかり買った。
このあたりはもともと錫の産地だったが、いまは廃鉱になっている。
鉱夫の冬場の手仕事として木工細工が始まり、300年ほど前に錫がとれなくなってからは、木工の村となったのだ。
18世紀にはもうイギリスやアメリカ(?でもそう言っていた)に輸出されていたそうだ。
もう少しだけ坂を登って昼食レストランへ
12時 昼食
エルブガリヒトホテルのレストラン
今日も2コースだが、メインとデザート

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自家製ロールキャベツ、温野菜添え |
モカクリームのデザート(ほうずきが添えられている) |
食後少しだけ自由時間
少し坂をあがったところにある教会をみにいった。
八角形 洗礼堂などにはよくあるが、教会本体が八角形は珍しい。
メルヘンの町に相応しい可愛い教会だ。
教会の近くのお店でもう一つ聖歌隊と教会の木工細工と天使のマスコット人形、紙ナプキンなどを買った。
旅行会社としては買い物目的で町に案内したのではないということだとは思うが、自由時間が細切れで、買うのに迷うタイプの人にとっては、決断するのが時間との勝負で大変だった。
レジにいっても、カードを使い免税の書類も作ってもらわなければいけない。また壊れ物なので、しっかり包装してほしい。小物には小袋も欲しい、そういうわけで、選んだあとも時間がかかる。 可愛い村で観光客も他にはいなかった。もう少しのんびりしていたい気分。
1時20分集合 ワイマルに向かうのだが、この道のほうが朝より景色がよかった。
エルツ山地を走っているということが実感できた。
森の中で横を川が流れている。
途中の道路わきにはなんとまたヒース(エリカ)が咲いていた。
今年の夏も暑かったので、早く咲いたのだろう。

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ヒース走っているバスの中からなので、
よく撮れなかったが |
村の教会、こういう形の塔が多い |
ところどころで、小さい町の横を走り抜けたが、気に入ったのは城壁で囲まれた村
やがてヘムニッツという大きなの町の横を通った。ヘムニッツを過ぎると牧草地で森はもうない。
途中一回トイレストップ。お店には面白い形の瓶に入ったお酒が売られていた。
道路工事のところがあったので、迂回路をとったそうだ。
ワイマルに入って道路を見ていると、ライナー・マリア・リルケ通り、フォイエルバッハ通り があった。 ドイツだ。
ホテル、ワイマル・ヒルトン到着
ホテルは中心街を少し外れた公園の前にある。
今日から、私は母と同室で妹が一人部屋。
シンプルなアメリカンスタイルのお部屋である。。
広いとは言えないが、少しベッドを動かすと、 なんとか二個のスーツケースを広げられた。
夕食まで 時間があるので中心街までいってみることにした。
意外に遠かった。フラウエンプラーン広場まで行ったのだが、そこにはゲーテハウスがある。
〈ワイマル といえば ゲーテ〉だ。その横にはゲーテお気に入りの居酒屋で、日本の天皇皇后両陛下も訪れたというツーム・ヴァイセン・シュバン(白鳥亭)があった。

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ゲーテハウス 1782年から1832年に
亡くなるまで住んだ |

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白い建物がツーム・ヴァイセン・シュヴァン
という古い居酒屋レストラン |
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詩人 ウィーラント像
ウイーラントはアウグスト大公の家庭教師だった |
ミネラルウオ−ターを買うのが目的の一つだったが、お店がみつからず、引き返してくると、途中で、ツアーの人たちに会った。お水を売っているお店を教えていただいたが引き返すのも面倒でホテルに戻った。
ワイマルはバウハウスという美術・建築学校がある。20世紀初めに造られ、合理主義的、機能的な様式が特徴だが、その建築様式の建物がホテルの近くにある。
思ったより遠かったので、汗をかきにいったようなもの。
大急ぎで、シャワーをあびた。
7時 ホテルで夕食。

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レンズ豆のスープ |
仔牛肉のロースト |
フルーツと胡桃のアイスクリーム |
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