3日目

8月14日 

 
ベルファスト市内観光〜ジャイアンツコーズウエー〜ロンドンデリー


   曇り時々雨

9時  市内観光出発、

セント・アン大聖堂

車窓観光しながら、現地ガイドの話を聞く。
プロテスタントとカソリックは別々の学校に通うそうだ。
今はテロも紛争もないとはいえ、何となく緊張する。
町はずれのさびれたところに造船所跡がある。
ここで、あのタイタニック号が造られた。昔はこの造船所には3万人の人が働いていたが、現在は350人しか働いていないそうだ。
ベルファストは昔はリネン工業が盛んだったが19世紀にリネンが頭打ちになる気配から、造船を始めたという。
(アイリッシュリネンは今でも有名だが)
9時35分〜45分  セント・アン大聖堂前で写真ストップ。1899年から1981年に建てられたプロテスタントの教会。

9時55分 プロテスタント居住区で写真ストップ(シャンキル地区)
イギリスの旗がたっている家もあった。
歩道と車道の区切りがイギリス国旗の色である、赤青白に塗り分けられている所もある。

拡大するとユニオンジャックの旗を
たてている家が見えます

紛争で亡くなった人を偲ぶ絵

上のまん中の写真の通りは 『ナッシング・パーソナル』 という映画の住宅地によく似ている。
時に小雨もぱらつくお天気と時間帯のせいかも知れないが、ひと気のない通りは陰鬱で、不幸な歴史を物語っているようだった。

10時5分 ピースウオール、とよばれる、プロテスタント地区とカソリック地区を分ける壁のところで、写真ストップ。
10時10分 カソリック地区で写真ストップ。シン・フェーン党本部の建物があった。

プロテスタント地区

ピースウオール
カソリック地区

シンフェーン党本部
亡くなった人の顔を壁に描いてある

10時30分〜11時 植物園
植物園は
1827年につくられた。
1839年に建てられた、パームハウスと呼ばれる、大温室に入った。熱帯植物であふれている。
緑濃い公園できもちが良い。隣には、クイーンズ大学がある。植物園を出たところに非常に装飾的な教会があった。

11時30分〜11時50分 シティホール 
入ったのは、玄関ホールだけだったが、パンテオン形の高いドームが美しい。
建物の前にはビクトリア女王の像。横にはタイタニック号遭難の碑が建っていた。

シティホールとビクトリア女王像

タイタニック記念碑

記念碑の下の
シャムロック

12時〜1時25分 レストラン、コパーフィールズで昼食、 イギリス風の趣のあるレストランで感じがよい。
 スープ、チキン、野菜とポテト(ポテトが美味しかった)、アップルパ、フルーツカスタードクリーム 紅茶。

1時35分〜3時 バスで、北のジャイアンツコーズウエーに向かう。バリモナを過ぎたあたりで、ヒースの野を見た。あふれる緑、どんより暗い空、これがアイルランドなのだと思う。

3時5分〜4時55分  ジャイアンツコーズウエー
バスをおりて、ビジターセンターへ。ここでも小型バスに乗り換えて(他の観光客と一緒)六角形の石柱(約4万本)のある海岸へ降りていく。
造化の妙というか、削っていない大きな鉛筆を高さ不揃いなまま束ねたような岩山。写真で想像したほど大きなものではないが、実に不思議だ。

ビジターセンターから下りていく途中

六角柱の崖

岩陰に咲くヒース

元気な方はあの山までいらした

6千万年くらい前に地殻変動があり、噴出した溶岩が冷える時にこのように六角形のひびわれをつくって固まったものだそうだ。
時折小雨も降って、どんより重い空で寒かったが、でもこれこそ北の海なのだ、と感動。
このままこのあたりのホテルのメイドになって住みつきたいくらいだ。
後ろ髪を引かれる思いでバスに乗る。

ホテルの部屋

6時15分 ロンドンデリーエバーグレードホテル
旧市街からは離れているがゆったりした良いホテルだ。

7時 夕食 チョイスメニュー 
マッシュルームスープ、シーフードカクテル、
ガーリックマッシュルームパイ。ビーフ サーモンとタラ
アイスクリーム アップルケーキ トライフル
 (どれを食べたのjか忘れてしまった。)