晴れ時々曇り
7時45分 朝食
8時55分 ホテルの前から、馬車に乗ってマクロス邸へ
町の中心部を抜けると、草原と林のキラニー国立公園に入る。 マクギリーカディ山脈とリーン湖の見えるところで、写真ストップ。

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ホテルの前に迎えにきた馬車 |
リーン湖 |
さらに馬車で行くと、ここでだけ飼育保存されているケリー牛という牛のいるところや、マクロス修道院の横を通る。、この修道院は1448年に建てられたがクロムウエルによって破壊されて廃墟になっている
9時45分〜11時30分 マクロス邸内を見る。ただしここはカメラ禁止。
精巧な象嵌細工のテーブル、重厚な家具などがおかれている。面白かったのは、廊下に鈴が沢山並んでいてそれが各部屋とつながっていて、召使を呼ぶために鳴らすとどの部屋でよんだかわかる仕組みになっているもの。

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マクロス邸 |
この館はH・ハーバートという人が、ビクトリア女王を招待するために6年の歳月を費やし、3万ポンドもかけて1848年に建てたもの。彼の目的はは女王を招待して爵位を得ることだった。
女王は夫君アルバート公と4人の子供と100人の召使を連れてやってきたが、滞在したのはたった二日間。
そうしてその何日か後にアルバート公が亡くなったので、爵位のことは忘れられてしまったそうだ。
ハーバート氏はこの家を建てるのにお金を使いすぎてしまい、結局屋敷は1861年麦酒のギネス氏に売られたそうだ。(現在はアイルランド政府のもので、民族博物館になっている。)
11時40分〜12時5分 ロス城 13世紀に建てられた城 湖に面していて、とても素敵な所。
このあいだ一人で行ったスライゴーのギル湖の景色に似ている。
この城はクロムウエルが遠征の最後に攻略したところ。守りの堅い城で攻め落とすのに、二年もかかり、最後は海側(そちらには大砲がなかった)から攻め落とされたそうだ。(1654年)

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ロス城
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城の前はリーン湖
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フォーチャホテルのレストラン(市の中心部にある)で昼食

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石組みは教会の跡? |
その後イベラ半島を一周する周遊道路であるリング・オブ・ケリーをバスで行く。
1時40分 遠くにロス城を望むリーン湖で写真ストップ
崩れた石組みがあった。どうも教会の廃墟のように見える。
2時10分〜2時50分 ボグ・ビレッジ(グレンベイ町) の観光。
ここは18世紀の家を再現してあるところ。ボグとはピート(泥炭)のこと。家の横に土くれのような泥炭が積んであった。

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家の横には泥炭 |
3時10分〜5分間、ディングル湾、ディングル半島を望む所で写真ストップ。
今日はお天気がとてもよくて、これまでで一番暖かく半袖の人もいるほど。
風に揺れる赤紫のヒースに海の青が映える。この美しい景色を眺められる日にお天気がよくて良かったと思う。
映画『ライアンの娘』はこの向かいのディングル半島のインチ村が舞台だ。そちらにも行きたかった。
4時から15分間 ウオータービルで写真ストップ。この海辺の町はチャップリンも愛した町だそうだ。

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チャップリン像。 皆さん並んで
写真を撮っていらした
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ウオータービルの海岸
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バスで曲がるたびに次々美しい景色。

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途中の岬で写真ストップ。ともかく入り組んだ海岸線がため息がでるほど美しいところだ。
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5時15分〜20分
スニームで休憩 半島の東側では石灰岩の岩山が目につくようになってきた。
6時10分から10分間 貴婦人の眺めとよばれるビューポイントで写真ストップ
ここは少し日が翳って、これまであまりにも美しい海岸を見てきたので、ビクトリア女王も眺められたという景色もそれほど感動はしなかった。

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貴婦人の眺め |
6時25分 レプラコーン・クロッシングの標識のあるところで写真ストップ。
レプラコーンとは妖精で、仕事は靴屋、妖精たちはダンスが好きなで、すぐに靴が傷んでしまうので、レプラコーンは大金持ち。地下に金貨の入った壺を隠している、といわれている。
皆おたがい写真を撮りあってとくに女性陣はおおはしゃぎ。
ところがこの標識は横のカフェが置いているもので、夕方になるとしまわれるようだ。運がいいと言おうか、片付ける現場まで目撃。間に合ってよかった。

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妖精がとおりますよ! |
時間がきたのでお片づけ |
6時55分から、8時20分
キラニーの少し町はずれにある、ホワイトゲーツホテルのレストランで夕食
レストランはサンルーム風でとても感じが良かった。
マッシュルームスープ、ベーコンとキャベツ、シュークリーム
一人参加の女性でとてもダンスがお好きな方がいらして、ホテルでアイリッシュダンスのことを調べられていたそうで、この近くのグレンイーグルホテルで8時半からやっているから、見に行きましょうよ、というので、一人参加組の四人ででかけた。
丁度 日没。とても夕焼けがきれい。私は少し入るのをおくらせて、日が沈むまで、山や木々を見ていた。
気持ちのよい夏の夕暮れ、観光客もそぞろ歩きを楽しんでいる。
少しおくれて入る(チケット 25ユーロ)
本当のアイリッシュダンスは手は使わず足だけだが、これはたぶんに観光客向けのショーで手も使っていた。
二部になっていて、後半はアイルランドの歴史を踊りにしたようで、なかなかおもしろかったのだが、実をいうと疲れれて、殆ど寝てしまった。一番前の席で!でもビデオはしっかり撮れていた。

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伴奏の人たち |
終わってタクシーをよんでもらおうとしたら、バスがあるという。それぞれのホテルに無料で(チップは渡す)送っててもらえることになっていたのだ。
折角アイルランドに来たのだから、アイリッシュダンスは見たかったので、誘っていただけてよかった。
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