3時過ぎに目が覚める。
5時〜5時50分 読書
7時 朝食 7時20分 お部屋に戻って支度
8時 出発 きょうは移動日 アトラス山脈を越える。考えただけでワクワクしてしまう。
バスは 少しずつ高度を上げていく。出発後30分以上たったあたりでは道路の端に雪が5〜10センチ位積もっていた。
9 時15
分頃イフレン(標高1660メートル)でトイレストップをしたが、かなり激しく雪が降っていた。
9時30分 出発 アトラス杉の森を抜ける。この木は海抜1200メートル〜2800メートルの湿度のあるところに生えて60メートルもの高さになり、樹齢400年くらいのもあるという。
アトラス杉は虫がつかないそうだ。レバノン杉は枝がさがっているが、アトラス杉は枝が横に張る。
アトラス山脈、ここには昔はライオンや豹もいたが、今は生息していない。
道が雪のため通行止めになっていたので、標高2178メートルのザット峠は越えず、東に迂回していった。
少しこちらのほうが高度が低いのか雪はなくなった。添乗員さんが2月にいらしたときより、今回の方が雪が多いような気がする、とおっしゃっていた。
10時40分ブールマンでトイレストップ。また雪が降ってきた。
11時20分ごろ、荒涼とした土地にはアルファ・グラス(アフリカ・ハネガヤ)が生えているのが見える。この草はイネ科で、紙や縄、籠、靴などの材料になる。
12時20分 オートアトラスの見えるところで写真ストップ。とても寒かった。生えている草がアルファ・グラス。
12時50分 ミデルト(標高1400m) の町はずれのレストラン ASMAA で昼食
野菜スープとここの名物鱒のグリル、デザートは林檎のタルト(フランスのタルト・タタンと同じ、美味しかった)

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パンがさめないようにカバー |

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鱒、もちろんこれを取り分ける |
アップルタルト |
ここは林檎の産地でアップルソーダも有名だ。一人では飲みきれないだろうと注文しなかったが、分けていただいて飲んでみた。リンゴジュースに炭酸がはいったもの。おいしかったが、お食事にはちょっと甘い。

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レストラン内部 |
レストラン外観 |
14時5分 出発

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また山の中にはいっていく |
15時18分 モロッコのグランドキャニオンとも呼ばれる岩にはさまれた場所で写真ストップ。川はジズ川
15時47分 ハッサン・アッダヒール・ダムを車窓より見る。(1971年完成)
岩山が続く
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たしか水道工事をしている、といっていたような |
16時 エルラシディアの町でトイレ休憩。ガソリンスタンドだがきれいだった。

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ガソリンスタンドの前のミモザの木
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エルフードの街
(4枚とも、窓ガラスの汚れのため写真が汚い) |
学校のグラウンド |

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奥は軍隊の駐屯地 |
やしのある通りがアルジェリアに向かう道 |
ここは古くから交易の拠点だった町。さきほどのミデルトよりかなり大きい。標高は1000メートルくらいだが夏は暑いところ。(雪のため、バスの窓ガラスが汚くなって、窓越しに撮った写真がどれも虫が這ったようになってしまった)
アルジェリアに通じる道も見た。
16時50分 ジズ渓谷で写真ストップ。
ナツメヤシの生えるオアシスがひろがる。男の子がナツメヤシの葉で作った(折り紙細工のような)らくだを売りにきた(5DH)。顔は完全に黒人。
マアディットのクサルで写真ストップ。ここはサウジアラビアやイエメンなどから来た人々が住んでいる町で女性は全身を黒い布で覆って目だけだしている。このクサル(集合住宅)は700年前に建てられたもので約1000人の人が住んでいる。
エルフードにあるケンジ・ベレールホテル到着
砂漠のホテルだというのになかなか立派なホテルだ。広い。

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ホテルの中庭にはプールもある |
私のお部屋、とても広い
(ソファーベッドがあるので4人泊まれるのではないか) |
お風呂もフェズより熱いお湯が出た。
部屋はコテージ式で中庭にはプールもある。薔薇やブーゲンビリアが咲き乱れてきれいだった
19時30分 夕食 ビュッフェ
いよいよ明日は砂漠に行く。矢張り、今回の旅行で砂漠が第一目的かな?
大事なカメラを砂からいかに守るか、これから工夫をしなければ、とおっしゃっている方もいらした。

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メイン料理 |
デザート |

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オードブル |

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レセプションの天井 |
明日は4時30分出発。早めにやすむことにする。
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