7日目 
 
7月25日  バイアマーレ〜ビシュティア村〜クルージ・ナポカ〜トゥルグ・ムレシュ



8時  ホテル出発  気持ちが悪くて朝食はほとんど食べられない。
9時15分頃  マラムレシュから、トランシルバニアに入る。
この地方は。9世紀頃 ハンガリー人が侵入してきたが、ドイツ人を殖民させたので、ハンガリー人やドイツ人が多い。

11時50分 〜12時30分 ビシュテア村の民家訪問
この村は住民の殆どが ハンガリー人。 ルーマニアでは6.6パーセントがハンガリー人。4%がトランシルバニアに住んでいる。
訪ねたのはエリザベートさん宅。石屋さんだそうだ。
非常に立派な家で、階段は大理石。飾られた絵皿の数の多いこと。
ここでもスパンコールなどで飾られた手作りのジャケットなどを希望者は着てみることが出来た。
また、ドーナツ、ツィカ(お酒)ジュースなどをふるまわれたが、胃の調子が良くない私は残念ながら、遠慮せざるをえなかった。

スパンコールを散りばめた手作りで、
クリスマスなどの特別なときのためのもの

お皿のコレクション


 ここでは手作りのバッグやお人形などを売っていて、小さいお人形をいくつかと、ネックバンドを買ったが支払いはユーロ。でもちょっとお値段はいい加減、1ユーロ足りなかったので、お財布を大きく開けてさがしていたら、1ドルを見つけてこれでよいと言われた。ハンガリー人なので、この国のお金は信用しないのか、と思った。
庭は仕事場らしく大きな石がころがっていた。
石会社の社長さん、といったところなのか、お土産や商売もしている。綺麗なお宅を見せていただくのは気持ちがいいが外人向けのショールームだ。
途中で見たさほど大きくはないけれど、可愛いい家。ミルク缶をぶら下げた人の家など庶民の暮らし振りも見たかった。

1時2〜時10分
クルージ・ナポカ のビクトリアホテルのレストランで昼食
ヌードルスープ、豚肉シチュー、ママリガ添え、サラダ、チョコレートケーキ
 張り、食べる気になれない、食欲がないので同じテーブルにいる方に申し訳ない気がするが、仕方がない。ママリガはおかゆと蒸しパンの中間みたいなものなので、胃にやさしいと思い少し口にいれる。(何も食べないとお薬が飲めない)殆ど食べてないので、ウエイターにまずいか?といわれたしまった。おなかが痛いといったら、納得したようだった。

食後徒歩で市内観光、
聖ミハイ教会  1355年〜1488年に作られたゴシック様式。 フランスなどのゴシック教会に較べて明るいかんじだ。
カトリックなので、懺悔室がある。カトリックでは懺悔は告解室で顔を合わせないで行なわれるが、正教では面と向かって懺悔するそうだ。

聖ミハイ教会とマーチャーシュ王の彫像

教会内部

教会の南側は統一広場
ここには、ハンガリー王マーチャーシュ一世の像が立っている。
ここで、フリータイムとなり、買い物などに行きたい人は行ったのだが、暑くもなってきて、どうにも歩く元気が出ない。歩きたくない人たちはさきほどのビクトリアホテルに戻って、ロビーで休んでもよいということで、私もホテルにもどって、おしゃべりをして過ごした。 
矢張り体力をつけておかないと、折角来ても見物したり、買い物をしたりできない。

3時半からまたバスでトゥルグムレシュに向かう。
5時50分  トゥルグムレシュのホテル、コンチネンタル着

この町はモルドバに行くとき通って、モザイク屋根の綺麗な建物を目にしていたので帰りに泊まったら是非町を散策したいとおもっていた。ホテルも町の中心で散策に便利なところにある。
でも体がいうことをきかない。食べてないせいもある。
何階だったか忘れたが上の階なのでとても眺めが良いので窓から外を眺めて写真をとることで満足することとした。 夕食には出ないことにして、お部屋まわりの添乗員さんに代わりに紅茶をルームサービスで、持ってきてもらうよう頼んだ。

部屋からの眺め

山が近い

ご親切におにぎりを持っているから、どうぞ、とおっしゃってくださった方もいらしたが、それも入らないかと思っておことわりして、思い出したのが、機内食についていた、マリーのビスケット。 
機内で食べなかったので、バッグにいれたまま。
これはバターもはいっていない。 それで、これと紅茶で夕食とした。
さいわい、おなかにおさまった。