5時30分 起床
7時 朝食
7時30分 荷物出し
昨日買った水はライトと表示されていて、少しガス入りだった。
それを歯磨きのゆすぎにつかったので、味が混ざって少し気分が良くない。
8時 出発
その前に絵葉書 5枚分20万レイ で出してもらう。これで殆どレイがなくなった
途中はとうもろこし畑、ひまわり畑 雑草地 そこに咲く白、赤、黄赤紫(あざみ)の花々が綺麗だ。
洪水のせいと思われる大きな水たまりもあった。
9時 国境手前のガソリンスタンドで、トイレストップ。
ここでルーマニアのお金を使い切らなければいけないのだが、買いたいものもなかったので、少々ルーマニアの通貨が残ってしまった。友達でルーマニアに行く人がいるだろうか
9時20分 国境の町 ギュルギュウのパスポートコントロールでパスポートをあづける。
36分通過。
デューティーフリーショップがたくさん並んでいる。個人の車の人はここで買い物をするのかもしれない。空港でないところで、デューティーフリーショップを見るのは奇妙な感じだ。

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ドナウ川 ブルガリア側は工場地帯 |
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それから、友情の橋と名づけられた、長さ2.8キロメートル(ヨーロッパで一番長く、1954年完成)橋を渡る。
この橋の真中に国境線がある。9時41分21秒 に国境通過。
橋をわたって、53分にブルガリア側のパスコンを出る。出たところの町はルセ、

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窓越しにみえた デュティーフリーショップ |
ブルガリア入国 |
ルセのリガホテルで、ル−マニアのバスとお別れ。バスが変わるので、荷物の積み替えを待つあいだ、ホテルで休憩。このホテルはレートが悪いので、まだ両替しないようにいわれる。
電気代節約かホテル内は暗い。
ブルガリアのガイドはニコライさん、ドライバーはツェツオさん。
バスは日本の三菱製、ルーマニアのバスはベンツだったが、三菱のほうが座席が少し低くて、足がラクだ。
10時30分 リガホテル出発
ルセという町の建物の壁は剥げ落ち、ペンキも色あせてサビも見える。走っている市電も古びている。なんとなくうらぶれた印象だ。しかし走っている車は新しい。
間もなくドナウ平原、ここは、小麦、コーン、すいか、ひまわり が栽培されている。 白ワインも有名だそうだ。
松の木がある。そして、ルーマニアよりもっとすごいひまわり畑。本当に見渡すかぎり、ひまわり。
またアカシアの木も多い。
ブルガリアにはブルガリア人が、85%、トルコ人 9.7% ジプシーが 3%いるそうだ。
12時5分 シューメンのシューメン・ホテル着
シューメンという町の名は893年に即位したシメオン一世の名にちなむが、この王はビザンツ帝国と戦かって、勝利し、第一次ブルガリア帝国としては最大の領土を獲得した。
このホテルのレストラン、MEHANA で昼食
きゅうりとトマトのサラダ、鶏肉のカヴァルマ フルーツポンチ
パンが暖かくて美味しかった。 ここはワインが有名というので注文したが非常に辛口。
グラスワイン2レバ(140円) ビールも美味しいらしい。
食後、両替 とりあえず、50ユーロだけ替えておく。 レートは 1.85レバ/ユーロ、 1.40レバ/ドル
1時5分 ホテル発
1時30分 マダラの騎士のある壁の下に到着
10分ほど、坂を登る。
石灰岩のそそりたつ岩壁に刻まれた、馬に乗り、手にワイングラスを持ち、猟犬を従えた騎士の像がはっきり見える。
今日はとりわけくっきり見えるそうで、ふだんはあまりはっきり見えないそうだ。
誰の像かは諸説あってはっきりしないが、8世紀ころの作で、高さ23メートルに位置している。
この岩壁には13世紀ころの修道士が修行した、洞窟の入り口があるのも見えた。

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マダラの騎士 |
逆光ではっきりしないが、この断崖に修道士の住まいがある |
2時10分発
3時 ヴァルナ着
3時15分〜4時15分 考古学博物館見学
106年前は女学校として使われていた建物だそうで、そういわれてみると、廊下が片側に通っていて、なんとなく懐かしい感じのする建物だった。
紀元前4000年ころのネクロポリス(死者の町)から発掘された金製品(23金)があった。
この遺跡はメソポタミアより古い。

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紀元前4300年頃の被葬者。1.516kgもの金製品を身につけていた |
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マスク、上の金のラインが眉でその下に目がある |
ローマ時代の墓石、(図柄はどれも同じなくなった人の前での遺族の食事風景、妻が亡くなった夫に食べ物を差し出している))とか、船、牛の彫刻、ビザンティンの宝飾品、クロスなど、なかなか興味深かった。

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ローマ時代の墓碑 |
船の彫刻
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モザイク、左にあるのは洗礼盤で、
下で暖められるようになっている |
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入り口のミュージアムショップで、イコンや発掘品の写真集を買った。三冊で50ドル。 (両替を少ししかしていないので、心配だったが、ドルが使えた)
バスで移動して、ローマの浴場跡へ、4時25分〜55分 見学。
紀元前3〜2世紀というから、古い。
冷水、適温、温水と三種類のお風呂、娯楽室、地下のヒーターなどの設備の跡を見た。遺跡を歩くのは苦手だ。 暑くて、疲れてきた。
5時 アクア・ホテル着
アクアというだけあって、水色と城の縞模様の外装。
部屋は海側とそうでないのとがあるので、くじ引き。あたりで401号室。 、海側、ラッキーとおもったがほんの少し見えるだけ。前は駅、向こうにはクレーン。
このホテルは新しくて、カードキーで、すぐ鍵がかかるので良い。
部屋はシンプル。ちょっと殺風景だが、機能的。
バスタブなしのシャワーのみだったが、水道の位置が、頭が洗いやすい高さでよかった。洗面台も狭いけれどカウンターがついているので、化粧ポーチもおけた。 シャワーをあびて、洗濯もした。
7時30分 ホテルで夕食
サラダ、トマト、キュウリおろしチーズかけ、
ポーク、マッシュルームの煮込み(ポタージュ風)オ肉がパサパサ。 クリームケーキ
絞ったジュースがあると言うので頼んだ。、ジュース(4レバ=280円) エスプレッソ(1レバ=70円)
食後、付近を散歩するという方たち6人とホテルの周りを歩いたがさびれた感じのところで、眼の鋭いジプシーの少年がいたりして、一人歩きは危ないと思った。
9時半頃ホテルに戻った。男性何人かは、意気投合なさって、最長老の方のお部屋で、お飲みになっていらしたようだ。
暫く本を読んで、10時15分ごろ寝た。
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