快晴
5時15分 起床 昨日買った本を少し読んで、日記を書く。
7時〜7時半 朝食 今日は連泊なので、パジャマのお洗濯。
9時 ネセバルに向けて出発
ネセバルには、ギリシャ風の教会があるのでここも行くのをとても楽しみにしていた場所。
ホテルを出て5分ほどで、2キロメートルもの長い橋を渡る。右手にはヴァルナ湖が見える。
そのあとはぶどう畑、黒海沿岸にはぶどう畑が多い。
この土地は100年前にはフランス語がポピュラーだったそうで、ありがとうはメルシーという。現在は英語が通じる。共産主義時代はロシア語。
海沿いを行くのかと思ったら、結構森の中を走った。ここはバルカン山脈の東端で、そこを山越えして、ネセバルに行くのだ。バルカンとはトルコ語で、『山』 の意味でこの語から、バルカン半島という名も生まれた。
10時20分ネセバルにほど近い丘の上のレストランで、写真・トイレストップ。
右の写真で左にうっすら見えるのがこれから行くネセバル旧市街。
晴れているので、海の色がとても綺麗。
ネセバルは人口6万人だが、夏は20〜30万人になるそうだ。
歴史 BC3000年 トラキア人 (メナンブリアという名だった)
BC6C ギリシャ人(メセンブリアに変わる)
BC1C ローマ帝国 の支配下
AD5C ビザンチン帝国の支配下
812年 第一次スラブ・ブルガリア帝国の ハン・クルムがネセバルと名づける。
第二次ブルガル帝国時代が反映の絶頂期
1543年 オスマン・トルコが1878年まで支配したが キリスト教に寛大だったので、教会群が残った。
10分ばかり休憩したのち、バスでネセバル旧市街へ。
ここはモンサンミシェルのように島が細い道路で、本土とつながっていて、その入り口に風車みたいな小屋が立っていた。
10時55分〜11時25分 考古学博物館 見学
一階は壺や墓石、金貨など
地下にはすてきな、イコンがあって、時間が短いのが残念だった。
その後、パントクラトール教会、聖ソフィア教会(廃墟)などをみて、少し自由時間。
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スタラヤ・ミトロポリャ(聖ソフィア教会)5−6世紀 |
パントクラトール教会 13−14世紀 |

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海のバシリカ跡(聖母エレウサ教会)5−6世紀 |
聖ヨハネ教会(14世紀) |
このあたりの家は一階が石で二階が木造。アクセサリーや陶器などを売るお店屋さんがいっぱい。
海のバジリカ、という名が気に入っていってみたら、まったくの廃墟だった。
12時25分〜1時25分 SV・STEFEN で昼食
スープ、 サバ(トマト、ポテト)とても美味しかった、アイスクリーム
今日は こちらにきて一番の暑さなので普段は飲まない ビール(2レバ=140円)を頼んだ。暑いのでおいしかった。
1時25分〜45分 聖ステファン聖堂内部を見る。11世紀建立
この教会が一番完全にのこっている(修復されているとは思うが)内部には16世紀の素晴らしい壁画が残っていた。
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聖ステファン聖堂内部 |
一階が石造、二回が木造の家 |
風車 |
ネセバルは海に囲まれて気持ちがいいので、ここでずっとのんびりしたい気分。でも無情にもバスは出発。
ヴァルナにもどってきたところで、橋でバンジージャンプをやっていた。橋の高さは52メートル。バスをちょっととめてくれた。でも橋の手すりが高くて 私は見えなかったが、飛び込んで、ピョンピョン飛ぶらしい。
命綱をつけて橋の手すりから飛び降りるのだが、勇気がいるのだろう。大勢の人が見ているので、あとにはひけない、という感じで、こわそうだったけれど、覚悟を決めた、というふうに飛び込んでいた。
運転手クンもやったことがあるらしくてバスをとめてくれたのも彼が見たかったということもあるようだった。
3時45分〜5時15分 ヴァルナの中心街で、フリータイム。
ショッピングとか、観光をなさった方もいらしたが、ともかく私は海が好きなので、海辺へ向かう、10分もしないで、海岸につける。
6人くらいの方とごいっしょに、海の家風のところで飲み物を飲みながら海を眺めて過ごした。
黒海といっても地図だと大きな湖のように見えるがだが、矢張り海で結構波が高かった。
でも海からの風で涼しくてとても気持ちが良かった。
せっかく黒海まできたのだから、水にふれたいと思い、N夫人と私は海に足をつけた。私はストッキングのまま。
砂まみれなので、シャワーのところで足を洗おうとしたら、海の家のおばさんが、ペットボトルに入ったお水を足にかけてくれた。チップをあげようとしたら、いい、と言う。でも矢張りあげなければ、とおもったら、少し先のものかげにいって、そこで手を出された。もらってはいけないことになっていたようだった。
時間になって、集合場所にもどってみると、黒海に足をつけただけなんて、自慢にならないことが判明。
ちゃんと水着を持ってきて泳がれた方がいらした。黒海で泳ぐなんて経験をした日本人はあまりいないだろう。
この大通りではねむの木が花盛り。
5時30分 ホテルに戻り、シャワーを浴びて、洗濯
どのホテルでも一人だけれど二人泊まれるお部屋だった。でもべっどが二つくっつけてせっとされているところもあったがここは離れているので、一つのベッドにスーツケースがのせられて便利だった(腰をかがめなくてすむ)
7時30分 ホテルで夕食
今日はなんとなく座っているうちに男性組と女性組にわかれて座ることになった。
矢張り女同士は楽しい。
Kさんの差し入れで、ラキアという杏のお酒をいただいた。
蒸留酒でかなり強いのだが、飲み口が良くて、とても美味しかった。
前菜 ビーフのクリームソテー いちごのクリーム
前菜の手前の黒っぽいのは、ぶどうの葉で、お米やお肉をまいたもので、レバノン料理だと思う。
フレッシュジュースとコーヒーを頼んだ。(5+1レバ)
両替をする、100ドル=150レバ
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