10日目

3月25日  

ダマスカス〜ボスラ〜ジェラシュ〜アンマン
(シリアからヨルダンへ)


8時30分 出発
シリアの南部は、ハラン地帯と呼ばれる高原台地である。火山であった、アラブ山によってもたらされた肥沃な台地が広がる。車窓からヘルモン山やアンチレバノン山脈が見える。

この山の向こうがベカー高原
 紛争の地でシリアは回復したいと願っている
場所だがイスラエル領になっている

10時10分 ボスラ  ナバテア王国の北の首都だったのが、BC1世紀、
 その後、ローマ時代に シアッカで生まれた、皇帝フィリップが、ローマ風に町を整備。
ロ−マ劇場 2AD,に入る。

丁度影になっているが発掘されたモザイク 劇場は階段状になっている、その階段下の通路

丘を利用して建設。15000人収容の大きなものでネストリウス派修道士ハビーラにモハメッドが会って、キリストについて、話を聞いたところ。
9世紀、ファティマ朝時代にシタデルに改築、12世紀アイユーブ朝に九つの塔が付け加えられた。
保存状態がよく、中東で最大といわれる劇場。
地下の売店で、Tshtup神の置物を買う。(シリアポンドを使い切らなければならないので)

買ってきたTshtup神の置物

楽しいスパイ小説、『おばちゃまシリーズ』に出てくる、風の門、は、バスからチラリと見えただけ。

風の門
風が通り抜ける門だからつけられたと何かで読んだがすてきな名前

バスで、国境に向かう。
軍事施設があるので、写真はだめ。まわりは、普通の田舎。所々、赤い屋根の立派な一軒家。ブドウ畑もある。
11時45分〜12時45分 ダラー、ラムサで国境を越える

13時30分〜14時25分  ジェラシュ 昼食Green valley rest・ 焼きたてのホブスがおいしい。
14時30分〜16時25分  遺跡観光、
アレキサンダー大王時代に町が作られた。BC1世紀には、ローマ支配、デカポリスの一つ、
 
12世紀には十字軍もいたが、サラッディーンにより追い払われた。

南門から入り、オーバルプラザ、横 には、ゼウス神殿、

南門(暑いので雨傘を日傘がわりにしている) ジュピター神殿

オーバルプラザ

二世紀に造られた劇場。

南劇場

ステージ

丘のほうから、まわって、キリスト教会、アルテミス神殿(一番高いところに建てられ十字軍が要塞として使用した。

アルテミス神殿 左の手前に残っている柱

美しいアカンサスの彫刻が残る円柱。、カルド通り、

生贄の祭壇 通りには轍のあと


 テトラピロン(四面門)ヒポドローム、ハドリアヌス門。
 ここの遺跡は緑に覆われ、、赤や黄色のお花が沢山咲いていて気持ちがよくて広大だが疲れなかった。

遺跡観光が終わってバスでアンマンに向かう途中、一番大きなパレスチナ難民キャンプのアルバカという町を横を通った。テントがあるのかと想像していたら普通の町だった。17万人の難民が住んでいるそうだ。ヨルダンのガイドのジャミールさんもパレスチナ難民だそうだ。
ホテルメリディアン

泊まったお部屋


部屋は広いが、少し古い。夕食はホテルのブラッスリーでビュッフェ