14日目

3月29日

アカバ〜ネボ山〜マダバ〜アンマン〜ドバイ


とうとう今日が最終日
8時  アカバ・ガルフホテル出発
デザートハイウエイを、北へ戻る。途中の砂漠をただ一人、ベドウインが歩いているた。この暑いのに、一体どこから 
どこへ行くのだろう。20分くらい走ったところに、小屋と羊の群れがいたが歩くとどのくらいなのだろう。 

ブラック・アイリス

10時40分〜11時10分
昨日休憩したのと同じ、カトラーナのおみやげもの屋さんで、トイレストップ。
絵葉書を買ってすぐに書いて出してもらう。

途中、この時期にだけ咲く ヨルダンの国花
 『ブラック・アイリス』をガイド氏が見つけてくださった。


12時30分 ネボ山(標高700m) モーゼ終焉の地
展望台のようなところから、はるか下に死海 が霞んで見える。カナンはその向こう。
いつか、平和がおとずれたら、是非イスラエルにも行ってみたい。今度の旅で、旧約の世界が身近に感じられるようになった気がする。

モーゼ記念碑 ネボ山から死海方向を望む
霞んで見えないが向こうはエリコ

モーゼ記念教会に入る。(4世紀に建てられ、5,6世紀に増築、現在は、フランシスコ修道会が管理)
5世紀のモザイクが、残っている。人間と動物のかかわりあいの絵や、花柄など まだ発掘途中、というわけでもなさそうだが、石がごろごろしている。

モザイク

柱頭だろうか

13時10分 モザイク工房で、実演を見る、ショップものぞく。いいものは大きくて持って帰れないので、何も買わなかった。
13時35分  マダバ  BC800年、 果物の意味のミャダバ、という町、  BC1C には、ローマの町並みができてAD4Cのビザンチン時代に町は繁栄。多くのキリスト教会が作られ、現在も人口の50パーセントはキリスト教徒。
 聖ジョージ教会  6Cのギリシャ正教の教会
ここには有名な エルサレムの地図モザイク がある。6世紀に サルサノスという人が作ったものだ。
 10mx15m 、 749年の大地震でこわれ、現在残っているのは、100万ピースくらい (もとは 250万ピース)  エルサレムを中心にヨルダン、エジプトまで描かれている。巡礼者は、ここで、地理を確認 してから、進んでいった。

棒の先がエルサレム


14時から15時 昼食  EL CARDO  で、ビュッフェ 最後のアラブ風前菜

15時5分出発  15時30分  クイーン・アリア国際空港着

私はスーツケースは大きいのと、小さいキャリーのふたつだが、行きは乗り継ぎで、キャリーを持って飛行機のタラップを上がるのに苦労したので、帰りは荷物は二つとも預けたいと頼んだら、ふたつとも預けることができた。

エミレーツ航空 904便 18時30分発、
21時50分  ドバイ着

ドバイの空港はアラブ風で、明るくて、とてもきれい。
 ここのカフェテリアで、夕食。23時30分〜  サンドイッチとフルーツ、
免税店で、買い物、カシミアのショールと(インド製)、銀のピアス、ペンダントトップなどなど、長い待ち時間も時間が足りないほどだった。

 


15日目


3月30日

ドバイ〜関空〜羽田

 

              
EK316便 3時10分発
17時15分(日本時間)  関空着
宅急便で、スーツケース大小とも家に送る、(関空からでも明日の朝にはつく)

 19時10分  NH148便で、羽田へ20時20分着  
 流れ解散なので、あまり、ご挨拶ができないまま、電車に乗ってしまったのが、心残り。 

今回は20人。5組のご夫婦、女性の友達二人が1組、個人参加が男性2人、女性4人。50歳代後半から70歳代、皆さん健脚でお元気なかたがた。
今回、特にいいなと思ったのは、女性だけの参加者が、皆ダンナ様をおいての参加だったこと。

10年前、北欧に行った時、総勢15人中男性はふたり、圧倒的に女性が多かったのだが、びっくりしたことには、大半が未亡人だったこと。(当時の私より15歳年上の方が多かった)その前からご夫婦でご旅行なさってはいらしたと思うが、それにしても、女は主人を見送ってやっと自由を手にいれるのか、と複雑な気持ちだった。
どうやら、それも十年一昔。夫婦で行きたい場所、行ける時期があえば一緒に出かける、一致しなければ お互いに相手の意志を尊重して気持ちよく送り出す、そういう時代になってきたのだ。