4日目

サンモリッツ滞在 ミュスタイアへ

7月30日(月)



7
30
 朝食ビュッフェ 

 オートミールのようなものに、りんごなどのフルーツがはいっているのが美味しかった。 
きょうは
718分発の列車でミュスタイアに向かい、その後ポントレジーナに行く予定だったが雨で非常に寒いのでとりやめ。
サンモリッツの町をみることにする。 

 
 

Tシャツに中綿入りのコートを着ても手が凍えそうだった。傘をさして歩きはじめる。ホテルの裏手を上っていくとサンモリッツの町の中心地、といってもホテルが多い。五つ星超デラックスホテルなどを眺め湖をまくように林の中を歩く。別荘らしい建物が木立の間に見え隠れする。 

940分頃 エンガディン博物館

民家といっても相当なお金持ちの家と思われるものを移築してあって 扉なども重厚。凝った彫刻画素晴らしい。民具も色々おいてあり面白かった。

 
 絵葉書 17世紀の gerichtssaal(裁判の部屋?) 

チケットはセガンティーニ美術館と共通券だった。(翌日使った)

晴れてきたのでミュスタイアだけに行くことにする。 

1140発の列車 
1236 ツェルネッツ
1245ツェルネッツ発のバス 
ミュスタイア1355

ツェルネッツからのバスは峠を越え国立公園の中を走る。途中 日本人の男性とその娘さんらしい小学生が乗ってきて途中の国立公園のなかで下りていった。 付近には家など見当たらなかったが。

ミュスタイアでバスを降りる。小さい広場と噴水(というか水飲み場、スイスはちょっとした広場に必ずといってよいほどこれがある。トイレもあった)
目的の修道院は どこだかわからないが 乗客たちがぞろぞろ道を歩いて行くのについて行ってみる。 ところが彼らは少しずつ消えていく。どうやら昼食のようだ。

 
 
 
 
 
 素敵なホテル、レストランが次々に現れる

私もおなかはすいている。しかし出発がおくれたのであまりのんびりはしていられない。そのまま15分ほど歩いて修道院到着。

教会内の壁画は正面も壁も四角い枠の中に描かれている。写真を撮らなかったのでミュスタイアについて詳しくは2010年の旅のHP(8日目そのU)をどうぞ。
うっすらとした カロリング朝の壁画より 1300年頃描かれたのサロメが 生首を皿に載せている壁画に驚いて、改めてここはザンクト・ヨハン修道院(サロメは踊りの御褒美に洗礼者ヨハネの首を所望した)だったことに気がついたことを改めて懐かしくおもいだしている。

   
 入り口手前  
  
 修復中でした 
 
 
写真は 2008年にもつかっていて ダブリがあります。  
 
 
 
 
 
 
 
 

教会内をみて外の墓地などを眺めてミュージアムの表示に従って道を少しもどるようにして建物の階段をあがる。入場料を払ったが、時間がなさそうなので絵葉書とパンフレットを買っただけ。入る時間がない、というとすまなそうにしていたひなびた感じの修道女の顔が今も思い出せる。

バスに乗り遅れては大変といそいで戻ったが、バスは時間通りなので30分近く待つことになり、博物館に入らなかったことが残念に思われたならなかった(無念は2010年に晴らした) 

 
 ツェルネッツ駅前

ともかく予定通りホテルに帰りつくことはできた。途中の(サンモリッツの手前の駅)サメダンあたりはペンション風な建物が多かったが、湿地帯みたいで面白い風景だった。このあたり湖が多いが沼地でもあるようだ。

夕食は やはりホテルのレストランで。 

今日は スリーコースにして白ワイン(ファンダン200ml)も頼んだ。52.5SF。

このときは知らなかったが連泊のホテルでは、ワインや水のボトルはとっておいてもらえて黙つていても翌日のテーブルに出てくる。頑張って飲みきる必要はない。

すっかりアルコールがまわってしまってサロンでコーヒーを待っている間に居眠りをしてしまった。

   
サロンとお部屋、 どちらも写真を撮っていなかったので 当時のパンフレットから、今では 様子が違うかもしれない。 
サロンは 写真左手に暖炉があり、 歴史を感じさせる重厚な雰囲気だった。