6日目

サンモリッツ〜ツェルマット

8月1日(木)


今日はサンモリッツからツェルマットへ移動する日。

朝主人と湖の周りを散歩する。 
サンモリッツは本当にすてきなところだ。ここで書いてしまうのもおかしいが、スイスにまた来られるならこのサンモリッツに滞在したい。高度が高いせいか空気に透明感がある。山間ではあるが前に湖があるせいか明るく開けていて気持ちがいい。ニーチェならずとも Noch  Einmal!と言いたくなる。

 
 
 
中央少し右よりが 泊まったホテル
 
 中央にセガンティーニ美術館の丸いドームが見える

ツェルマットには三泊するし主人もいることなので荷物は自分たちで持つことにして、駅で氷河急行の食堂車を予約する。

930分発 の列車に乗る。ツェルマット着は 1703

一等車 今日は他にも乗客がいるが日本人だけ。6人くらいのグループに添乗員と御夫婦にお子さん。どこだか忘れたがヨーロッパに駐在していて、夏休みを利用なさってのスイス旅行だそうだ。

 
 
 
 ラントヴァッサー橋

一等車はゆったり、というのはいいが 座席と座席の間隔があいていて靴を脱いでお向かいの席に足をのせようと届かせるためには寝るようにしなければならなかった(私の足が短すぎ!)

大人気の氷河急行、だが二つ欠点がある。一つは冷房がないこと。もう一つは書きにくいことだがお手洗いが垂れ流しなのだ。入ってビックリ、下に線路が見える。最初に入ってこれに気がつき、美しいスイスを汚すまい、とあとはひたすら我慢して最後は辛かった。(現在これらは改善されているかもしれないが)
冷房がないため車内は とても暑く(この日は とてもお天気が良かった)、窓をあけるとお年寄りグループに寒い、と言われしょっちゅう開けたり閉めたりしなけれならなかった。

食堂車 牛肉のクリーム煮のようなものだった記憶がある(二人分で76フラン)。 
列車の傾斜に合わせて、底が斜めになったワイングラスがお土産として有名なので一個買う(
15フラン)

 
 少し間をおいては現れる集落には どこも可愛い教会がある
 
 
 
 デーイニ 雪よけシェルター
 
 氷河急行上の最高地点(2033m) オーバーアルプパスヘーエあたり
 釣りをしているようだ
 
 
 
写真右の アンデルマット駅(1436m)へとおりていく
 
 アンデルマット駅 ここからバスで峠越えもしてみたかった、またいつか、があるのだろうか
 
 
 
 
 
 
 
 だんだん山がせまってきて谷間を行く。ツェルマットはもうすぐ
17時3分 ツェルマット(標高1605m)到着

夕方ここは電気自動車の町
ホテルメトロポール

少し前にスイスにいらした友人から、川沿いならマッターホルンが見える、という情報を得て選んだホテルだ。
三ツ星なので部屋はシンプルだがベランダがついていて マッターホルンが目の前!!

  
ホテル の部屋から

今日 81日はスイスの建国記念日とか。 
このホテルには朝食室はあっても夕食レレストランはない。しかし今日はお祭りというので庭先に飲み物とおつまみが用意されている。日本人の家族連れもいらして、ひとしきりおしゃべり。 

 
 

暗くなりかけた町に出て、ホテルダービーで簡単に夕食。主人はスパゲッティ、私は生ハムメロン(374フラン)

広場にはヨーデルを吹いている人たちがいた。山は十字架のライトアップ。  

 
 ヨーデル演奏 電気自動車が道に
 
 写真下側の広場で ヨーデルが奏されていた