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今日は山歩きはしないで下の町を観光することにしている。
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| ゾディアック スイス編 表紙 |
日本で検討した時にはシャーロック・ホームズゆかりのマイリンゲンあたりを考えていて、バスや鉄道の時間などもメモしてきていた。
インターラーケンは(二つの)湖の間という意味、マイリンゲンはブリエンツ湖側、トゥーン湖は翌日の移動で遊覧船に乗る予定であった。
しかしロマンモティエで買ったスイスのロマネスク教会の本(ゾデアック、スイス編)をめくっているうちに、表紙に写真の出ている教会が、トゥーン湖に面して建っていて、充分行ってこられる距離にあることに気が付いた。
(右写真が表紙、女の子なら行きたくなりますよね)
予定変更その教会を見に行くことにした。
主人は「小さな教会より首都のベルンを見るべきだ」と言う。
それで私と娘はその教会のあるイーニゲンとシュピーツへ、主人はベルンに行くことにして、とりあえずインターラーケンまでは一緒に行く。
10時50分の電車でグリンデルワルドを出発。出発時間が遅いのはホテル付近を散歩したからだと思う。
シュピーツで我々は降りて鈍行に乗る。
イーニゲン(Einigen)はすぐ次の駅、(ドイツ語圏なのでアイニゲンと言ってグリンデルワルド駅で聞いたら、イーニゲンと言っていた)
駅に人はいないので大体見当をつけて葡萄畑の間を湖に向かって降りていく。
線路を背に湖に向かって右方向におりていかなければいけなかったのに、左の方に向かっていた。
途中で会った女の人に教会の場所を聞いたが、英語が通じない。「ハズバンド、、、」と言う。どうやら英語が話せる御主人に行き方を説明させる、といっているようだ。家までついて行くと御主人が車を出してきて、乗せていってくださった。(車ならさほど遠くはない)
御主人は、あの小さな教会に何故いくのか、シュピーツとまちがえているのではないか、と不思議そうだった。
娘と二人、あのゾディアックを持ってくればよかった、表紙に村の教会が出てるなんてきっと驚くわよ、などと言いあった。
教会の前でおろしてもらった。表紙の写真通りの可愛い教会。
(このページの写真はネガがみつからなくて 写真をそのままスキャンしたせいか、少し黄ばんで見えるものがある)
サン・ミカエル教会
Reformierte Kirchgemeinde Spiez Kirche Einigen
ドイツ語だが下の方にスクロールしていくと写真が見られます。(クリックで大きくなる)
周りをざっと見て中に入ろうと戸に手をかけたが開かない教会のお向かいの家から小学校低学年とおぼしき少女が走り出てきてこうやってあけるのよ、と言いたげにこちらの顔を見ながら戸をあけてくれた。別に鍵はかかっていなかった。
1228年には存在した、という記録があるがそれ以前10ないし11世紀には既にあったらしい。
単純なバジリカで内部は側廊もない。天井は木。アプシスがアーチで仕切られている。側廊がないので柱などもないから柱頭彫刻などもない。何かコンサートの会場に使われるらしく、それらしいチラシが貼ってあった。
ともかく湖を背景にした美しさは抜群。鐘楼も面白い。とってもメルヘンチックな教会。
帰りは徒歩なので少々歩くし、おまけに最後は急な坂道を登るので少し大変だった。
13時33分発の電車でシュピーツに行く。
葡萄畑の横を通って、湖畔へ。
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| お城へ行く道には 葡萄畑 |
湖畔のレストランで昼食。
娘はニース風サラダとアイスティー、私はソーセージ、レシュティ(ジャガイモ料理)添えとコーヒー35.2SF
食後お城へ。
シュピーツ城
schloss-spiez Home
このHPもドイツ語です。(私はドイツ語も殆んど忘却のかなた。そう方もいらっしゃるかと、念のため写真の見かたを書いておきます)
写真は 上のバーのSchllossmuseum,
museumのページが出たら、二番目のバーの二つ目 Impressionen をクリック、画像をクリックすると拡大されます。Baubeshreibungで個々の写真と説明(外観とか、、)写真にはインプレシオーネンとは別のものもあります。
内部は全体的に簡素だが、彫刻や寄木の木組みが美しい。(私は バロックやロココの華やかなものよりこういうお城の方がが好き) 天井や壁が、花や女の人の顔の石膏レリーフで飾られた部屋もあった。塔や、途中の部屋の窓から眺める湖の景色がとても美しかった。(撮影禁止なので絵葉書)
お城を出て教会に行く。
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| 聖コロンバン教会 |
聖コロンバン教会、10世紀に建立、(古い教会があったことが762年には言及されている)
(上記のお城のHPでkirche&Umgebungをクリック、Impressionen とVermietung で写真が見られます。
Vermietungはレンタルの意味でコンサートなどに貸すそうで、そのための写真がみられる。これはお城も同様))
私たち二人以外には 誰もいない。明るくて静かだった。
小さいながらも三廊式でアーチ列で仕切られているが柱頭はない。アプシスにうっすら11世紀のフレスコ画が残っている。シンプルで好ましいロマネスク。天井は木。 (下写真は 絵葉書)
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| この当時はどう思って見ていたのか覚えていないが、 眼が特徴的だし下枠に雷紋が描かれているなど、とても興味深い。もう一度よく見てみたい。ロマネスクといっても 初期という気がする。 |
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| ホテル、 グレッチャーガルテン |
お城から駅へは、今度は登り道。横道にそれて葡萄畑の間を歩いてみたりしながら駅に戻った。
ICE(急行)でインターラーケンウエストへ行き、グリンデルワルド行きの電車が出るオストまでゆっくりお店をのぞきながら歩いた。
グリンデルワルドに戻ると、ベルンに行った主人はもう帰っていた。あいにく月曜日で美術館、博物館は全てお休みだったそうだ。
今日でグリンデルワルド4日間の滞在は終わり。
4日間、3人分ハーフペンションで1671SF だった。
2012年現在この家族経営のホテルは健在なようで、地球の歩き方の最新版にも出ていて何となくほっとした。
村はずれで駅からは遠いが、すぐなだらかな草地が広がっていて牛もいてノンビリできる。(現在はもっと賑やかになっているかもしれないが)
機会があればまた泊まってもいいホテルだ。
右はホテルで頂いた絵葉書、
可愛い教会(バス停はkirche)のすぐそば
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