6日目

ルルド~レスカール~モルラス~オロロン・サント・マリービアリッツ
 
6月17日



510分 起床
730分 朝食 
8時 荷物出し

   
   

830分 出発  D817を行く

 
 ポー近くで見かけた建物

ポーの町をまわったところで 現地ガイドと落ちあいレスカールに行く。 

940分 レスカールLescar)着

このあたり ピレネー・アトランティック県だがベアルン地方ともいう。中心都市はポー。ベアルン伯ガストン7世時代は独立王国の観があったが、相続によってナバラ王国のものとなった。後にフランス国王となったアンリ4の生まれ故郷である。
レスカールという町はローマ時代の町であったが、
841年バイキングによって破壊されるまで首都であった。その後(この次に行く)モルラスによって支配された。その後12世紀に新しい町が起こり、その頃に造られた教会にこれから行くのである。フォワグラが名産、 

バスを停めて少し坂道を上る。途中で少し景色をながめて聖堂へ塀、川の石と煉瓦を混ぜている(安い)。

 
 教会近くの展望台からの眺め
 
 レスカール大聖堂

レスカール大聖堂 Lescar Cathedral
1120
年に建てられ始めた。
この辺りはカソリックだったところがプロテスタントになり、またカソリックになった。その上フランス革命で色々なものがとられてしまったそうだ。

 
 

赤いレンガ壁(ヘリンボーンになっているところ)は再建されたときにもの。

   
 平面図  ナヴァラ王家の墓碑

この教会で有名なのが、床モザイク、
モザイクは花柄や狩りの場面、 特に有名なのが、義足を付けた狩人。鋭いまなざしが印象的だ。上下さかさま、というのは ロマネスクらしい、と言う。ローマならきちんとしている。鳥が多いのはギリシャの影響もあるのではないか、と言われているそうだ。

 
 
 
 上の左側部分
 
 
 
 上とつながっていて、上下無視でつくられているので、 黒い鳥のところが つながっている。

柱頭彫刻 
アプシスの奥のアーチの柱頭、 彩色のあとがある

     
     

柱頭彫刻 ボケ写真が多くて残念なのですが

   
 ハバクフ(天使に耳を引っ張られてダニエルに食べ物を届ける  獅子の谷のダニエル

   
切宇都の説教を弟子たちがきいている 
   
ヘロデ王の饗宴とヨハネの斬首
   
 怪物頭が人間を呑み込んでいる  
   
 アダムとイヴ  アブラハム(剣を持つ) その下に 犠牲の羊 、 
左手は 我が子イサクの頭に置かれている
   
 ライオンが 人を抑え込んでいる  

外に出てアプシスのモディリオンを見る。

 
 

     
     窓の脇柱の柱頭

11時過ぎに教会を出て少し町をあるいて バスの駐車場へ

   
 ここは 幼稚園、小学校  学校のとなりの建物入口


教会前の塔
12世紀 教会関係者の住まい

   
 教会関係者の住まい  バスをとめてある場所に行く途中見かけた家

 ところで このれすかーるも巡礼地である。 次のモラレスに入ったとき見かけた案内板

モルラスm レスカール、午後に行くオロロン・サントマリーどれも サンチャゴ巡礼路のうち、アルルの道の途上にある。

続きは そのⅡに