5時10分 起床
7時30分 朝食
8時 荷物出し
8時30分 出発 D817を行く
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ポー近くで見かけた建物 |
ポーの町をまわったところで 現地ガイドと落ちあいレスカールに行く。
9時40分 レスカール(Lescar)着
このあたり ピレネー・アトランティック県だがベアルン地方ともいう。中心都市はポー。ベアルン伯ガストン7世時代は独立王国の観があったが、相続によってナバラ王国のものとなった。後にフランス国王となったアンリ4の生まれ故郷である。
レスカールという町はローマ時代の町であったが、841年バイキングによって破壊されるまで首都であった。その後(この次に行く)モルラスによって支配された。その後12世紀に新しい町が起こり、その頃に造られた教会にこれから行くのである。フォワグラが名産、
バスを停めて少し坂道を上る。途中で少し景色をながめて聖堂へ。塀、川の石と煉瓦を混ぜている(安い)。
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教会近くの展望台からの眺め |
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レスカール大聖堂 |
レスカール大聖堂 Lescar Cathedral
1120年に建てられ始めた。
この辺りはカソリックだったところがプロテスタントになり、またカソリックになった。その上フランス革命で色々なものがとられてしまったそうだ。
赤いレンガ壁(ヘリンボーンになっているところ)は再建されたときにもの。
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平面図 |
ナヴァラ王家の墓碑 |
この教会で有名なのが、床モザイク、
モザイクは花柄や狩りの場面、 特に有名なのが、義足を付けた狩人。鋭いまなざしが印象的だ。上下さかさま、というのは ロマネスクらしい、と言う。ローマならきちんとしている。鳥が多いのはギリシャの影響もあるのではないか、と言われているそうだ。
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上の左側部分 |
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上とつながっていて、上下無視でつくられているので、 黒い鳥のところが つながっている。 |
柱頭彫刻
アプシスの奥のアーチの柱頭、 彩色のあとがある
柱頭彫刻 ボケ写真が多くて残念なのですが
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ハバクフ(天使に耳を引っ張られてダニエルに食べ物を届ける |
獅子の谷のダニエル |
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切宇都の説教を弟子たちがきいている |
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ヘロデ王の饗宴とヨハネの斬首 |
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怪物頭が人間を呑み込んでいる |
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アダムとイヴ |
アブラハム(剣を持つ) その下に 犠牲の羊 、
左手は 我が子イサクの頭に置かれている |
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ライオンが 人を抑え込んでいる |
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外に出てアプシスのモディリオンを見る。
11時過ぎに教会を出て少し町をあるいて バスの駐車場へ
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ここは 幼稚園、小学校 |
学校のとなりの建物入口 |
教会前の塔12世紀 教会関係者の住まい
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教会関係者の住まい |
バスをとめてある場所に行く途中見かけた家 |
ところで このれすかーるも巡礼地である。 次のモラレスに入ったとき見かけた案内板
モルラスm レスカール、午後に行くオロロン・サントマリーどれも サンチャゴ巡礼路のうち、アルルの道の途上にある。
続きは そのⅡに
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